議会だより

かえる通信No27(2017年7月1日)

検証!南スーダンPKO・隠された「日報」の真実

 

うべ憲法共同センターが市民公開講座行う

 

 6月25日、うべ憲法共同センターは、第6回市民公開講座を行い約100名が参加。講師のジャーナリスト・布施祐仁さんは、「検証!南スーダンPKO・隠された『日報』の真実」と題し講演を行いました。
 布施さんは、昨年12月、南スーダン自衛隊のPKO活動について情報公開請求を行います。昨年12月防衛省は、「既に廃棄しており文書不存在」と不開示決定が下されました。
 布施さんは、再捜索を求め不服審査を請求。防衛省は、今年2月日報の存在を認め部分開示を行いました。
 布施さんは、昨年7月にも情報公開請求をに行っていました。FNNは、5月、布施さんの情報公開請求に対し中央即応集団の担当者が、「日報」のデータが残っていることを確認して、上司に報告したところ、上司は「バカ正直に出せばいいってもんじゃない」と「日報」を開示しないよう命じたと報じました。
 公開された「日報」に、何度も「戦闘」という文字が出てきます。8月3日の報告書には、自衛隊の宿営地のある首都ジュバで政府軍と反政府軍との「戦闘」が激化していることが書かれています。この時期に、南スーダン派遣を目前にした青森の自衛隊部隊の家族へ説明会が行われました。布施さんは、この時の資料を示しながら、「以前の説明会資料の『戦闘発生箇所』が『衝突箇所』とされた。『首都ジュバを含む南部3州は、北部地域に比して平穏です。』と虚偽の説明をしている。」「事実を改ざんしないと成立しない海外派兵は文民統制を崩壊させる。主権者国民の目と耳を塞いだ状態で『軍隊』を海外に出してはならない」と力強く語りました。

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 南スーダンPKOの真実を話す布施祐仁さん

 

鵜の島県住建て替えスタート

 

 鵜の島県営住宅の建替工事が始まりました。
 藤本前県議は、県議会議員の時に、住民の声をお聞きし、老朽化した鵜の島県営住宅の早期建替を県土木建築部住宅課に要望していました。
 現在行われているのは、2号棟の解体工事です。来年度(2018年度)から6階建(24戸)のA棟の建設が行われる予定です。
 2020年度に1号棟の解体工事が行われ、5階(15戸)のB棟が2021年までに建設される予定です。

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  建替え工事が始まった鵜の島県営住宅

 

9・19安保法制強行「採決」2周年忘れない行動

 

安保法制から2年-この間とこれからを考える

 

日時 9月23日(土)
    14:00開会 16:00閉会
場所 宇部市男女共同参画センター2階軽運動室
    宇部市琴芝1丁目2番5号
     ☎0836-33-4004
会費 500円
講師 香山リカさん(精神科医・立教大学教授)

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 精神科医の香山リカさん

主催 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会
   宇部市常盤町1-1-9 緑橋教会内 
     ☎0836-21-8009
   事務局 藤本携帯 090-3747-2855

 

一気

 

岩国市の福田良彦市長は、米海兵隊岩国基地への空母艦載機部隊の移駐容認を本会議で表明しました▼日米両政府は7月以降、艦載機61機を段階的に移駐させる方針です。実行されれば、既存の約60機とあわせて常駐機は120機を超え、米軍嘉手納基地を上回る東日本最大の航空基地となります。また、米兵や軍属・家族約3800人が移り、岩国基地に所属する米軍関係者は1万人を超えます。騒音や事件・事故など市民生活への影響は必至です▼岩国市の米軍岩国基地近くの市立通津小で、北朝鮮からの弾道ミサイルの飛来を想定した避難訓練が行われました▼北朝鮮のミサイル発射は到底、認められませんが、空母艦載機部隊移駐を認めることが、その危険性を増すことになります。岩国市の福田市長が住民の安心・安全の確保を真剣に考えるのなら、空母艦載機部隊の移駐を拒否すべきです。

かえる通信No26(2017年6月1日)

山口3区で市民と野党の共闘広げよう

 

口から日本を変える市民の会・山陽小野田

 

発足総会で福島みずほ参院議員が記念講演

 

 市民と野党の共闘を広げ、衆院山口3区での勝利をめざし、5月28日、山陽小野田市市民会館において「山口から日本を変える市民の会・山陽小野田」発足会が行われました。集会には、山陽小野田市内外から約300名の市民が集まりました。
 最初に、総がかり行動うべ実行委員会事務局長の藤本一規さんが「ここ山口3区から市民と野党の共同で統一候補を擁立し、自民党現職に勝利するたたかいを作ろう」と挨拶しました。
 次に、福島みずほ社民党参議院議員が記念講演を行いました。福島参院議員は、安倍首相が5月3日、2020年までに憲法9条を変え、施行すると発言した問題について「安倍首相の上に憲法があるのであり、憲法の上に安倍首相がいるのではない。安倍首相の発言は、憲法99条違反であり、三権分立を侵す発言だ。」「9条3項に自衛隊を入れることは集団的自衛権行使を認めることだ。」と話しました。
 福島参院議員は、安倍政権が本国会で成立させようとしている共謀罪法案について「鬼退治に行く桃太郎のために、きびだんごを作ったおばあさんを罪に問うのが共謀罪だ。現代の治安維持法の成立を食い止めていこう。」と訴えました。
 福島参院議員は、「共謀罪は人々がつながることを罪に問うもの。人と人とが大きくつながり、民主主義を守ろう。安倍内閣を退陣に追い込もう」と訴えました。

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かえるの会発足総会で記念講演を行う福島議員

 

日の丸會への市の補助金支出は

 

憲法20条違反にならないのか

 

 日の丸會主催の「建国記念の日宇部奉祝大会」「天皇誕生日宇部奉祝大会」へ宇部市が助成金を支出していた問題で、5月11日、久保田宇部市長名で回答が行われました。
 「憲法9条の会うべ」などの指摘を受け、宇部市は昨年度の助成金支出を中止しました。床本総務管理部長は「日の丸會から『神事に関わる支出がない』との明確な回答がなかった」と説明しました。
 日の丸會主催行事は、琴崎八幡宮で実施され、奉祝大会の前に奉祝祭が拝殿で行われています。日の丸會が、奉祝祭に係る費用を市に申請していたのであれば、憲法20条に抵触する恐れがあります。申し入れ団体は、再度交渉を行う予定です。

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日の丸會への補助金問題で宇部市と交渉行う

 

第6回うべ憲法共同センター市民公開講座

 

テーマ 自衛隊南スーダン日報隠蔽問題が問いかけるもの

 

日時 6月25日(日)

    14:00開会 16:00閉会
場所 宇部市総合福祉会館4階大ホール
    宇部市琴芝町2丁目4-20
    ℡ 0836-33-3136
会費 500円
講師 布施祐仁 平和新聞編集長

布施祐仁さん写真

 市民講座講師の布施祐仁さん

主催 うべ憲法共同センター
    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355
     事務局 藤本 090-3747-2855

 

一気

 

ジャーナリストの小笠原みどりさんが書かれた「スノーデン、監視社会の恐怖を語る」を読んでいます▼小笠原さんは、朝日新聞の記者でしたが退社したきかっけは、アメリカがアフガニスタンへの空爆を開始した際、朝日新聞の社説は「限定ならやむを得ない アフガン空爆」と書いたことでした。小笠原さんは、この社説を「新聞の平和への意思、人間への共感が社説で否定された」と書いています。その上で、小笠原さんは「価値基準の頂点には人のいのち」を置く必要がある。そのことが「人間存在の起点」だと書いています▼私は、この程、宇部市PTA連合会長を退任しました。PTAは学校や教育委員会のためにあるのはなく、子どもたちのためにあるという原点に立ち返って活動することを望みます▼学校や教育委員会は、子どもたちのためにある機関だという原点に立ち返って、それぞれの役割が発揮されることを望みます。子どものいのちを育むための役割の発揮です。

かえる通信No25(2017年5月1日)

「共謀罪」も「森友」も許さぬ

 

日本共産党山口県委員会が全県一斉宣伝

 

 日本共産党山口県委員会は、3日、衆院山口1区~4区予定候補者を先頭に全県一斉宣伝行動に取り組み「盗聴や密告でモノ言えぬ監視社会をつくり、戦争への道を開く『共謀罪』を断固阻止しようと」と強調。「国民無視の安倍自公政権打倒へ野党と市民の共同を」と訴えました。

 藤本一規3区予定候補は党支部や後援会員ら13人とともに宇部市のフジグラン前で街頭宣伝。「市民が監視の対象に!共謀罪阻止を」「自衛隊は南スーダンからただちに撤退を」「森友学園疑惑の徹底糾明」などのステッカーを掲げた宣伝行動は買物客の関心を集めました。

 藤本氏は、森友学園への国有地格安売却問題について、「総理大臣夫人付の介在で、学園の籠池氏側の要求は『満額回答』を得ている。首相夫人らの証人喚問が不可欠」とのべるとともに、「共謀罪」は市民・野党の共同で絶対に阻止したいと市民の協力を得ました。

 松田一志2区予定候補は党岩国市議団と一緒に「艦載機来るな」と岩国市で訴えました。五島博1区予定候補は党大内支部とペアで山口市をまわりました。また西岡広伸4区予定候補は党支部とハンドマイク宣伝。「今の政治はデタラメ」と怒りをあらわにし、「共産党に頑張ってほしい」と期待する反響があいつぎました。

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 「共謀罪」などの政策を訴える藤本3区候補

 

高江・辺野古報告会行う

 

 4日、うべ憲法共同センター主催は「沖縄を知る!辺野古・高江報告会」を行い、「全日本民医連第39次 辺野古支援・連帯行動」に参加した山口民医連の職員・理事の報告を聞きました。

 全日本民医連副会長・医療生協健文会理事長の野田浩夫医師は、「全日本民医連は、2004年から辺野古支援・連帯行動を継続しており、参加者合計は、2268名になった」と報告しました。

 医療生協健文会の岡本正和理事は、「一日あたり米軍へ電気水道代など4000万円の支出を日本が行っていること」などを報告しました。

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沖縄の現状をリアルに報告する岡本正和理事

 

第6回うべ憲法共同センター市民公開講座

 

テーマ 自衛隊南スーダン日報隠蔽問題が問いかけるもの

 

日時 6月25日(日)

    14:00開会 16:00閉会

場所 宇部市総合福祉会館4階大ホール

    宇部市琴芝町2丁目4-20

    ℡ 0836-33-3136

会費 500円

講師 布施祐仁 平和新聞編集長

布施祐仁さん写真

自衛隊日報を情報公開請求した布施氏

主催 うべ憲法共同センター

    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355

     事務局 藤本 090-3747-2855

 

一気 

 

青木理著「安倍三代」に安倍晋三首相の祖父・安倍寛氏が描かれています。安倍寛氏は、1937年の衆議院選挙に立候補します。寛氏の「立候補のご挨拶」に「若し政治というものが国民生活の安定、大衆の幸福増進と云う事を意味するものならば、現在の政治は決して良い政治と云うことは出来ないのであります。」とあります▼安倍政権は、利用料3割負担を導入する介護保険の改悪を強行しようとしてます。介護保険の改悪は、国民生活の安定と大衆の幸福増進を侵害するもので「良い政治」とは言えません▼寛氏は、1942年、二度目の衆議院選挙に立候補しますが、大政翼賛会非推薦で当選します。大政翼賛会非推薦での立候補は、戦争に命がけで反対する寛氏の意思の表れです▼「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」との憲法の原則は寛氏の遺志です。安倍首相は、寛氏の遺志と憲法に順じて政治にあたる時です。

かえる通信No24(2017年4月1日)

上関原発建てさせない集会に2500人

 

河合弘之弁護士が基調講演行う

 

 3月25日、山口市内の維新百年記念公園・野外音楽堂で上関原発を建てさせない山口県民大集会2017が行われ、県内外から約2500名の市民が集いました。
 児童文学者の那須正幹共同代表は、中電の海面埋め立て免許延長申請を昨年8月に許可した村岡県知事を批判し、「われわれは断固としてたたかおう」と挨拶しました。
 建設予定地周辺の祝島で反対運動を続ける清水敏保共同代表は「国、県、中電は決してあきらめていない。白紙撤回までともに頑張ろう」と訴えました。
 基調講演を行った河合弘之弁護士は 東芝の破綻に触れ、「新基準に基づく原発の追加工事が製造者である企業に被さってきて大きな損失が生まれた結果だ。原発に手を出すと大変なことになるという状況になりつつある。」と訴えました。
 河合弁護士は、世界は、福島の原発事故から学び自然エネルギー導入を加速させているとし「原子力村は原発を今後も推進するだろうが、自然エネルギーが隆盛し、原発が確実に勢力を衰退させている。」と話します。
 河合弁護士は最後に、「脱原発を求める私たちは必ず勝利する。一喜一憂せず、原発の再稼働と新設を許さないたたかいを広げていこう」と訴えました。
 集会の最後に、参加者一同で、原発反対の想いが爆発するイメージのポスターを掲げて、上関原発を建てさせない意思を示しました。
 集会後に、参加者は維新公園周辺をデモ行進しました。

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 前列左から那須代表、河合弁護士、清水代表

 

浜矩子講演会に150名

 

3月4日、うべ憲法共同センター主催の「第5回うべ憲法共同センター市民公開講座」が宇部市内で開かれ約150名の市民が集いました。
 講師は、同志社大学大学院教授の浜矩子さん。テーマは、「経済政策は何のため~さらば下心政治」でした。
 浜さんは、「どの問題でも安倍政権によるアベノミクスという路線が破綻したことは明瞭だし、ここに、今の状況を変えていく根拠がある」と結論づけました。浜さんは、参加者からの質問にも丁寧に答えました。

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 宇部市で講演を行う浜矩子同志社大学教授

 

第6回うべ憲法共同センター市民公開講座

 

テーマ 自衛隊南スーダン日報隠蔽問題が問いかけるもの

 

日時 6月25日(日)
    14:00開会 16:00閉会

場所 宇部市総合福祉会館4階大ホール
    宇部市琴芝町2丁目4-20
    ℡ 0836-33-3136
会費 500円

 

講師 布施祐仁 平和新聞編集長

布施祐仁さん写真

自衛隊日報を公開請求した布施さん

 

主催 うべ憲法共同センター
    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355
     事務局 藤本 090-3747-2855

 

一気

 

党創立当初の日本共産党の幹部の一人である市川正一碑前祭が本籍地の光市で行われました▼「市川正一公判陳述」の「結論」に「わが党は、労働者の日常利益の擁護進展のために闘争し、とくに資本主義的産業合理化にたいしてたたかった。労働組合の組織とその革命化と統一戦線とのためにいかなるものよりも熱心に忠実にたたかった。」とあります。現在の日本共産党綱領に「民主主義的な変革は、すべての人々を結集した統一戦線によって実現される」とありますが、これは、党創立直後に市川同志らが掲げた旗が現在も受け継がれていることが分かります▼市川同志が亡くなって72年目の碑前祭。私は、総選挙を闘う候補者として、市川同志が公判陳述の結論の最後で述べた「党の発展は必然である。党の勝利、すなわちプロレタリアートの勝利は必然である。」を胸に刻み、来る総選挙で、野党と市民の共同を広げ、比例中国ブロックでの複数議席の獲得と小選挙区選挙での勝利を誓いました。

かえる通信No23(2017年3月1日)

長生炭鉱75周年犠牲者追悼集会

 

日本共産党から大平衆院議員らが参列

 

 1942年2月3日早朝、宇部市西岐波にあった長生炭鉱で水没事故が発生し、183人もの人々が坑道に閉じ込められ亡くなりました。犠牲者の内、137名は、強制連行された朝鮮人の方々でした。
 「長生炭鉱水非常を歴史に刻む会」は、毎年、韓国の遺族の方々を招いて犠牲者追悼集会を開いてきました。2月18日に、75周年の長生炭鉱水没事故犠牲者追悼集会が長生炭鉱追悼ひろばで行われ遺族や市民ら約400人が参列しました。
 追悼集会の中で、犠牲者遺族会の金亨洙会長は「75年間実行できなかった遺骨の引き上げが今年は必ず実現できることを願ってやみません。」と挨拶しました。
 徐張恩駐広島大韓民国総領事は「総領事館は、昨年の慰霊祭以後、日本政府厚生労働大臣に会ってこの心痛む話を十分にお伝えしています。」と挨拶しました。
 今年の追悼式には、大韓仏教観音宗、日韓仏教交流協会、韓国仏教宗団協議会などの代表も出席し、追悼の言葉を述べました。
 観音宗の僧侶・門徒ら200人以上が韓国から追悼集会にかけつけました。
 日本共産党からは、大平喜信衆議院議員、木佐木山口県議、時田宇部市議らが参加し、犠牲者に献花しました。

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 右から2人目が徐総領事、3人目が大平議員

 

「共謀罪」は許さない!

 

 2月16日、国民救援会宇部支部と憲法9条の会うべ主催で安倍政権が国会提出を狙う「共謀罪」の学習会が行われ、約70名の市民が集いました。
 講師を務めた山口第一法律事務所の横山詩土弁護士は、近代刑法の原則は、①犯罪とは、人の「行為」に対し、刑罰を科すもの②処罰は既遂に限定し、例外的に未遂や予備を処罰する、であるとし、「共謀罪は、『たくらみ(話し合い)』を処罰するものであり、近代刑法の原則に反する」と述べました。
 共謀罪法案は、過去3回、国会に法案が提出されましたが、いずれも廃案になりました。今回は、法案の国会提出を許さない声を大きくしていきましょう。

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共謀罪の学習会で講師を務める横山詩土弁護士

 

第6回うべ憲法共同センター市民公開講座

 

テーマ 自衛隊南スーダン日報隠蔽問題が問いかけるもの

 

日時 6月25日(日)
    14:00開会 16:00閉会
会場 宇部市総合福祉会館4階大ホール
    宇部市琴芝町2丁目4-20
     ℡0836-33-3136
会費 500円
講師 布施祐仁 平和新聞編集長

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自衛隊南スーダン日報を情報公開請求

した講師の布施祐仁平和新聞編集長

主催 うべ憲法共同センター
   山口民医連内 ℡0836-35-9355
    事務局 藤本 090-3747-2855

 

一気

 

2月4日のしんぶん赤旗日刊紙は、経団連会長と副会長が社長をつとめる17社のうち16社で月80時間の「過労死ライン」を超える3・6協定を結んでいると報道しました。NTT東日本は、月150時間認める協定でした▼昨年11月に経団連は会員企業に「過重労働防止徹底のお願い」という文書を発出しました。会長・副会長企業が、月80時間を超える協定を改めない中、過重労働はなくなる訳はありません。まず、会長・副会長企業の過重労働をなくすべきです▼2月14日、働き方改革実現会議で示された政府の時間外労働の上限は、月平均60時間までであり、繁忙期には、月100時間、2か月平均80時間を可能にするものだと報道されています▼これでは、過労死容認法であり、電通で起きた過労自殺の悲劇はなくなりません。日本共産党など野党4党は、長時間労働規制法案を国会に提出しています。99%の労働者が大切にされる政治を市民と野党の共同で作りましょう。

かえる通信No22(2017年2月1日)

大平よしのぶ衆院議員山口3区を駆ける

 

藤本一規衆院山口3区候補決意語る

 

 1月13日、衆議院山口3区内4か所で、大平よしのぶ衆院議員を囲む会が行われ、藤本一規衆院山口3区予定候補が各会場で挨拶しました。
 囲む会が行われたのは、萩市、山陽小野田市、宇部市(2会場)でした。全ての会場合わせて100人を超える参加者が集いました。
 大平議員は、安倍政権の問題点としてまず、経済政策を取り上げました。
 大平議員は、「今日、貧困状況に置かれている日本の子どもは、6人に一人。330万人となっている。この問題は、安倍政権の経済政策の中で深刻化している。」と述べました。
 大平議員は、「その一方で、大型公共事業は大判振る舞いで、新年度予算でリニア新幹線に3兆円の予算が計上されようとしている。」と述べました。
 その上で、大平議員は、「税金の集め方と使い方のチェンジが必要だ。」と訴えました。
 大平議員は、安倍政権の問題点として平和の問題を取り上げました。
 その中で、大平議員は、岩国基地問題について「今年、岩国基地は、戦争する国づくりの拠点づくりが大きく進められようとしている。」と述べ、F35B戦闘機配備や空母艦載機部隊移駐問題を取り上げました。
 その上で、大平議員は、「岩国基地の際限のない基地機能拡大を許さないたたかいを強めていこう」と訴えました。
 大平議員は、各会場で出された質問にも丁寧に答えていました。

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 左から藤本3区候補、大平よしのぶ衆院議員

 

2017新春のつどい

 

200名が勝利を誓う

 

 1月29日、宇部市総合福祉会館で2017宇部市新春のつどいが行われ約200名の市民が参加しました。
 宇部市長のメッセージが紹介された後、社会民主党の宮本市議などから来賓あいさつを受けました。
 藤本一規衆院3区予定候補者が挨拶をを行い、垣内衆院中国ブロック予定候補があいさつしました。垣内候補は、「中国ブロックでの大平議員の議席を確保し、二議席を実現したい」と訴えました。

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  左が垣内比例候補、右が藤本3区候補

 

第5回うべ憲法共同センター市民公開講座

 

テーマ 「経済政策は何のため ~さらば下心政治~」

 

日時 3月4日(土)
    14:00開会 16:00閉会
会場 宇部市総合福祉会館4階大ホール
    宇部市琴芝町2丁目4-20
     ℡0836-33-3136
会費 500円 

講師 浜矩子 同志社大学大学院教授

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 浜矩子同志社大学大学院教授

主催 うべ憲法共同センター

   山口民医連内 ℡0836-35-9355

    事務局 藤本 090-3747-2855

 

一気

 

1月17日、総がかり行動うべ実行委員会・憲法9条の会うべなど5団体は、久保田宇部市長に「『建国記念の日宇部奉祝大会』ならびに『天皇誕生日宇部奉祝大会』への助成金交付に関する抗議と要望」書を提出しました▼要請後の懇談で①今年度の「天皇誕生日宇部奉祝大会」への助成金には、宇部市日の丸會から申請は行われているが交付されていない。②今年度の「建国記念の日宇部奉祝大会」への助成金は、宇部市日の丸會から申請が行われていない、ことが明らかになりました▼藤崎総務管理部長は①今年度、日の丸會が申請した「天皇誕生日宇部奉祝大会」が憲法及び「宇部市平和団体等活動費助成金交付要綱」に違反するものでないのか検証する②今年度、日の丸會が行う「建国記念の日宇部奉祝大会」に助成金を支出しようとする場合は、憲法及び「宇部市平和団体活動費助成金要綱」に違反するものではないのか検証を行い交付するかどうかの判断することを明らかにしました。