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11月20日まで「宇部市立小中学校適正規模・適正配置審議会答申(案)」のパブリックコメントが実施されています。

 宇部市教育委員会は、昨年4月に、宇部市立小中学校適正規模・適正配置審議会に「最適な教育環境として将来あるべき学校の姿とその実現に向けた具体的な方策等」ついて諮問し、この程、答申案が作成されました。
 宇部市立小中学校適正規模・適正配置審議会の答申案の概要は以下の通りです。
 北部地域は、厚東、二俣瀬、小野、船木、万倉、吉部です。
 市街地地域は、北部地域以外の地域です。
 望ましい学校規模の基準として、市街地地域は、小学校は12学級以上(1学年2学級以上)中学校は6学級以上(1学年2学級以上)としています。
 望ましい学校規模の基準として、北部地域は、小学校は6学級以上(1学年1学級以上)中学校は3学級以上(1学年1学級以上)としています。
 望ましい学校配置として、小学校の通学距離は概ね4キロ以内、中学校は概ね6キロ以内としています。
 計画期間は、1基10年間としています。
 適正化の進め方として、第一に、小中学校一貫教育を推進するとしています。
 2028年度の児童生徒数の推計から望ましい学校規模の基準を満たしていない学校は、市街地地域で、岬小学校、見初小学校、神原小学校、鵜ノ島小学校としています。
 北部地域で、厚東小学校、二俣瀬小学校、小野小学校、万倉小学校、吉部小学校としています。
 答申案は、市街地地域の対象校について「半径4キロ以内に複数の学校が集中しており、老朽化が進んでいる学校もあることから、学校施設の改築・回収時期も見据えて優先的に取り組んでいく」としています。
 答申案は、北部地域の対象校について「通学距離が配置基準を大幅に超えており、現状、小規模校のメリットを生かした教育の提供により教育環境の維持が図られている。そのため、当面の間、現在の学校を維持していくが、2028年度の時点で5年先までの児童数を確認し、今後の児童数の推移が1学年2人相当である、学校全体で12人未満(住民基本台帳上の推計値)の見込みとなった場合は適正化を推進することとする」としています。
 答申案では、「老朽化した校舎の建て替えに合わせ学校の適正配置を進める場合には、施設一体型小中一貫校または義務教育学校の設置をめざす。施設一体型小中一貫校の新設については、中学校の通学区域内のいずれかの学校の現在地を第一候補(基本)とするが、中学校の通学区域内により立地条件の良い敵祈祷な敷地があれば、当該地への移設親切も検討していく」としています。
 この答申案に対して、11月20日(月)必着で、現在、パブリックコメントが行われています。
 窓口での閲覧は、①市役所本庁1階の市政資料閲覧コーナーか4階教育総務課②北部総合支所③各市民・ふれあいセンターで、平日の開庁時間内において11月20日まで可能です。
 図書館・学びの森くすのきでの閲覧可能です。
 ウエブサイトでも閲覧できます。
 意見の提出方法は、郵送かフアックスかメールです。
 詳しくは、宇部市教育委員会事務局教育総務課にお問い合わせください。
 電話は、0836-34-8604 です。
 私は、吉部小学校の卒業生の一人として、北部地域の学校は、将来的にも存続できる基準となることを望みます。
 宇部市小中学校適正規模・適正配置審議会答申(案)に対するパブリックコメントに多くの意見を上げていただければと思います。
 宇部市小中学校規模・適正配置審議会答申案に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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