月別アーカイブ:2014年9月

田村優之

 福島に移動する車中(飛行機・電車)の中で、沢山の本を読みました。

 まず、高田都著「みをつくし料理帖シリーズ最終巻 天の梯」

 最終版になるにつれ、今までの思いが重なって涙なしには読めませんでした。

 澪と野江の幸せを願わずにはおれません。

 二冊目は、朝日新聞特別報道部著「プロメテウスの罠-100年先まで伝える!原発事故の真相 7」

 朝日新聞に連載されているプロメテウスの罠シリーズの最新刊です。

 原発事故直後の福島とその後の福島がリアルに描かれています。

 金曜日から祝島の掲載が始まりました。引き続きプロメテウスの罠に注目していきたいと思います。

 三冊目は、田村優之著「青い約束」です。

 いわき市から郡山市を経由して福島市に向かう途中。

 郡山市の駅の中の本屋さんで「ビジネスマンが泣いています。」の帯に目がいき、衝動的に手に取りました。

 福島市に行く車中でこの本にはまってしまいました。

 田村さんは、1961年生まれですので、少し先輩ですが同世代の方です。

 高校時代の思い出のシーンや今の友人との関係など、胸にビシビシときます。

 主人公は、半沢直樹のように骨太で、少しでもいい世の中にしたいというメッセージが伝わってきて共感できます。

 そして、小説後半は「ビジネスマンが泣いています。」の理由がよくわかります。私も泣いてしまいました。

 この作品は是非、映像化すべきです。関係者の皆さんよろしくお願いいたします。

 田村優之さんの他の作品が読みたくなり、帰路の駅の書店で探しましたがありません。

 山口宇部空港に到着するとすぐに宇部市内の書店に直行。

 田村優之著「月の虹」を買い、今半分位読みました。

 恋愛小説でありながら、日韓関係がテーマになっており、メッセージは骨太です。

 この本の帯に「ラストが泣ける」とあったので、小説の後半に期待大です。

 田村さんは、現役の新聞記者だそうです。

 だからこその内容だとも思えます。

 田村さんの次回作に大いに期待しています。

 このような出会いがあるので、読書は楽しいですよね。

 皆さんのおすすめの作品を教えて下さい。

福島県視察報告第二弾

 日本共産党県議団の視察報告第二弾です。

 昨日は、3日(水)の内容を報告しましたので、今日は、4日(木)・5日(金)の内容を報告します。

 4日(木)は、福島県庁で、原発災害後の対策について説明を受けました。

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 福島県庁で原発災害後の対応などを調査しました。

 福島県は、被災後の関連死を含め3581人が死亡し、現在でも12万人を超える人々が避難生活を送っています。原発の危険性は続き、災害対策本部を解除せず対応していました。
 福島県は原発災害後「復興ビジョン」を策定し、「原子力に依存しない。安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」を掲げました。「再生可能エネルギービジョン」を改訂し「2040年頃までに県内エネルギー需要の100%に相当する量の再生可能エネルギーを生み出す」ことを明らかにしました。
 5日(金)は、独立行政法人産業技術総合研究所が運営する福島再生可能エネルギー研究所を視察しましした。

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 福島再生可能エネルギー研究所を視察しました。

 この研究所は、政府の復興の基本方針にある「再生可能エネルギー先駆けの地、福島」を具体化するため、今年4月に開所しました。太陽、風力、地熱に係る再生可能エネルギーに関する研究が進められていました。
 「山口県に原発はいらない」「山口県を再生可能エネルギーの先進県に」このことを痛感する視察でした。

福島県の視察から帰ってきました。

 日本共産党県議団の福島県視察から先ほど帰ってきました。

 私の50年近い人生に対するインパクトとしては、かなり大きなものでした。

 3日は、福島原発の被災地を訪ね、原発労働者裁判を傍聴し、報告集会に参加しました。

 4日は、福島県庁で、執行部から原発事故を受けての対応やエネルギー政策について説明を受けました。

 今日は、独立行政法人産業技術総合研究所が福島県郡山市で立ち上げた福島再生可能エネルギー研究所を訪ねました。

 密度の濃い視察だったので、今日は、3日までの視察について報告します。

 明日は、4日・5日の視察内容を報告したいと思います。

 2日(火)には、茨城県水戸市まで移動し、3日に、福島県いわき市に入り、まず、原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さんから「原発災害から3年4ケ月、福島はいま」と題し、1時間程度レクチャーを受けました。

 伊東さんは、「福島第一原発の事故は、世界で3度目の過酷事故だが、地震を引き金に発生した『原発災害』となったのは世界ではじめである」として、①被害があまりにも深刻であること、②被害が極めて広範囲に広がっていること③被害額が極めて大きいこと、④地域の復旧・復興に極めて長い時間がかかることなどがはっきりいしていることから「日本史上 最大にして最悪の公害」だと説明しました。

 伊東さんは、県内全10基の廃炉は福島県再建の大前提とし、福島県は、再生可能エネルギーの県内エネルギー需給100%を目指していることを指摘しました。

 その上で伊東さんは、「福島から原発をなくし、再生可能エネルギー先進県にすることは、福島の地に将来に向けた新しい日本社会への道しるべを打ち立てることになる」と語りました。

 その後、「原発事故の完全賠償をさせる会」の佐藤さんの案内で、福島原発被災地を視察しました。

 車は、いわき市の久ノ浜へ。津波の被害で、60名の方が亡くなられました。

 浜風商店街は、仮設商店街として復活し、元気な女性で支えられていました。

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 いわき市久ノ浜の復興仮設商店街を見学しました。

 車は、広野町へ。東電広野火力発電所に隣接した場所にある放射性廃棄物の仮置き場を見ました。

 除染した土や様々な放射性廃棄物が黒ビニールに包まれ、土砂で覆われて保管されていました。

 仮置き場は3年という政府の説明でしたが、3年以上が経過しました。

 車は、避難指示解除準備区域の楢葉町に入ります。

 Jビレッジというサッカー施設は、原発労働者の寮やバスの発着場になっていました。

 車は、居住制限区域の富岡町へ。

 途端に、人の姿がほとんど見えなくなりました。ほとんどの人が避難生活を送っている地域です。

 津波の被害はない家屋も放射能被害で昼間しか帰宅できません。

 富岡町側から福島第二原発を見ることができました。

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  富岡町から福島第二原発を臨みました。

 富岡町内には、帰宅困難区域との境界(夜ノ森地区)まで行くことができました。

 帰宅困難区域は、昼夜問わず、入ってはいけない地域です。

 境界には警備員さんが立っておられるだけで、人の姿は全く確認できませんでした。

 私は、3.11の発災後3ケ月を経た2011年6月中旬に、岩手県宮古市周辺に行く機会がありました。

 津波の被害は甚大でしたが、土砂を撤去し、復興に向けての人々の生活を見ることができました。

 原発災害の被災地は、家屋に大きな被害がなくても、近寄ることが出来いない場所があることが分かりました。

 地震に津波にそして、原発事故の被害を受けた福島県の被災地の復興への困難さを実感しました。

 夕方からは、原発事故発生直後に、第一原発の3号機のタービン建屋地下で被爆した原発労働者の裁判を傍聴しました。

 原発労働者側の弘田弁護士らは、東電などの安全配慮義務違反があったと意見陳述を行いました。

 東電側の弁護士は、「東電に安全配慮義務違反を問うなら過去の判例に照らして根拠を明確にすべき」と弁明しました。

 原発労働者側の只野弁護士は「東電の敷地内での事故であり、安全配慮義務がそもそもなかったとの弁明はおかしい」と反論しました。

 夜は、原発労働者の裁判を支援する報告集会が行われました。

 ある原告の労働者は「まじめに一生懸命に働く原発労働者が報わる社会になるように裁判に勝利したい」と訴えました。

 弁護団の広田弁護士は「第一原発を廃炉するためには、労働者の働く環境を整えることが不可欠の課題になる。この裁判は、国民的課題に応える意義のあるものだ」と述べました。

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 原発労働者裁判報告会で報告する広田弁護士

 労働者裁判の傍聴と支援集会に参加できたことは大変意義あるものでした。

 今日は、3日までの報告とします。4日以降は明日報告します。

 それにしても、山口県に原発はいらないことを痛感する視察でした。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

 

福島原発事故から3年半の福島県を視察します。

 県議会日本共産党会派の視察で、福島県を訪問します。

 今日は、茨城県水戸市まで移動し、3日(水)は、福島原発事故の現場を視察します。

 4日(木)は、福島県庁で行政の対応状況について視察します。

 福島原発事故から3年半の現実を視察してきたいと思います。

 福島原発事故に対して、汚染水が外部に流出していた問題で、未だに解決の見通しが立っていません。 

 福島県川俣町の女性が自殺した問題で、福島地裁は「自死と事故は相当の因果関係がある」と、東電に4900万円の賠償を命じました。

 事故を忘れたかのように各地で原発の再稼働が進められようとしています。

 山口県の村岡知事は上関原発のための中電の公有水面埋立免許の判断が保留したままにしています。

 福島原発事故を受け、二井元知事が、公有水面の埋立の許可は出来ないと見解を示したにも関わらず。

 福島原発事故の現実をしっかり学び、山口県政が上関原発にどう対処すべきかしっかり考えてきたいと思います。

 視察の関係で、ブログの再開は、5日(金)になる予定です。ご理解をよろしくお願いいたします。

 福島原発事故後の原発政策はどうあるべきか。上関原発はどうすべきか。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

30人学級化は効果絶大

 山口県では、小中学校の35人学級化は完了し、30人学級化に向けて、昨年度より県内10校を実践研究指定校として選定し、小学校1年生の30人学級化に取り組み、その実践を研究しています。

 今年度は、7月25日に、「30人学級化に関する実践研究指定校連絡協議会」が県庁内で行われました。

 その時に配布された県教育委員会が作成した資料を最近見る機会を得ました。

 この中に昨年度の取組みのアンケート結果がありました。紹介したいと思います。

 まず、学級担任アンケート結果です。

 学級担任には、平成24年度と平成25年度を比較し状況を聞いています。

 平成24年度は、「自分の持ち物を整理できない児童がいる」が80%ありましたが、30人学級化した平成25年度は、62.2%に下がっています。

 同じく、「よい姿勢を保つことができないで、机に伏せたり椅子をゆらしたりする児童がいる」が。77.1%から40.0%に下がっています。

 更に、「学校にうまく適応できず、学校を休みがちだったり、保健室登校をしたりする児童がいる」と答えた担任の割合の減少率が高くなっています。

 全ての項目で数字が下がっていました。

 次に保護者へのアンケートです。

 「学校が楽しいと子どもたちが言っている」と答えた保護者が、69.1%もいました。

 私は、今年の3月議会を始め、繰り返し、30人学級を研究から実施へと質問を行ってきました。

 この程、県教委から30人学級の一定の調査結果が出たことを評価したいと思います。

 調査結果の紹介は一部になりましたが、私が、アンケート結果を見た範囲では、「30人学級化はメリットばかり」の感を深めました。

 県教委は、今年度の研究成果を汲みつくし、次年度からは、小学校低学年での30人学級化をスタートさせるべきだと思います。

 30人学級化への取組みは、教育県やまぐちとして、全国に誇れる教育を進める大きなシステムになると確信しています。

 子どもが楽しく学校に行く環境が30人学級化の取組みで前進していることは素晴らしいことだと感じました。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。