福島に移動する車中(飛行機・電車)の中で、沢山の本を読みました。
まず、高田都著「みをつくし料理帖シリーズ最終巻 天の梯」
最終版になるにつれ、今までの思いが重なって涙なしには読めませんでした。
澪と野江の幸せを願わずにはおれません。
二冊目は、朝日新聞特別報道部著「プロメテウスの罠-100年先まで伝える!原発事故の真相 7」
朝日新聞に連載されているプロメテウスの罠シリーズの最新刊です。
原発事故直後の福島とその後の福島がリアルに描かれています。
金曜日から祝島の掲載が始まりました。引き続きプロメテウスの罠に注目していきたいと思います。
三冊目は、田村優之著「青い約束」です。
いわき市から郡山市を経由して福島市に向かう途中。
郡山市の駅の中の本屋さんで「ビジネスマンが泣いています。」の帯に目がいき、衝動的に手に取りました。
福島市に行く車中でこの本にはまってしまいました。
田村さんは、1961年生まれですので、少し先輩ですが同世代の方です。
高校時代の思い出のシーンや今の友人との関係など、胸にビシビシときます。
主人公は、半沢直樹のように骨太で、少しでもいい世の中にしたいというメッセージが伝わってきて共感できます。
そして、小説後半は「ビジネスマンが泣いています。」の理由がよくわかります。私も泣いてしまいました。
この作品は是非、映像化すべきです。関係者の皆さんよろしくお願いいたします。
田村優之さんの他の作品が読みたくなり、帰路の駅の書店で探しましたがありません。
山口宇部空港に到着するとすぐに宇部市内の書店に直行。
田村優之著「月の虹」を買い、今半分位読みました。
恋愛小説でありながら、日韓関係がテーマになっており、メッセージは骨太です。
この本の帯に「ラストが泣ける」とあったので、小説の後半に期待大です。
田村さんは、現役の新聞記者だそうです。
だからこその内容だとも思えます。
田村さんの次回作に大いに期待しています。
このような出会いがあるので、読書は楽しいですよね。
皆さんのおすすめの作品を教えて下さい。
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