昨日、宇部市PTA連合会は、宇部市教育委員会との教育懇談会を行いました。
宇部市PTA連合会と宇部市教育委員会との懇談会
全大会の後、3つの分科会に分かれて懇談を行いました。
私は、「携帯電話(スマートフォン)及びSNSへの子ども達の関わり方について」の分科会に出席し、記録係を務め、最後にまとめの報告を行いました。
懇談に参加して私がまとめた内容は次の通りです。
子どもの健やかな成長を保障していく上でスマホなどが大きな弊害となっています。
弊害の一つは、子どもたちから時間を奪い、学力を低下させるなどの問題です。
二つ目は、友人や家族などとの人間関係を壊したり希薄化させたりする問題です。
三つ目は、犯罪や金銭問題に発展するケースが生まれている問題です。
スマホは、包丁のような物。親は、スマホという包丁の切れ味を知らなければならない。
子どもに、スマホなどを持たせる場合は、発達段階に合わせて使わせなければならないということです。
しかし、今日、スマホなどを避けて通ることはできません。
どう有意義に使いこなせるようになるかを子どもに教えることが必要です。
そのために、家庭教育に生かしていくために、PTAなどでの繰り返し親への啓発活動が重要です。
また、全ての子どもの発達保障に責任を持つ義務教育の学校現場の中で、子どもたちにスマホの功罪を教える必要があると思います。
私たちは、子どもたちを健全な成人に育てる義務があります。
スマホへの依存は、コミュニケーション能力を低下させます。また、安易な写真を投稿し取り返しのつかない事態を生んだ青年の姿が報道されています。
PTAと教育委員会が情報交換をこれからも行い、スマホの功罪を学び、子どもたちの教育向上に生かしていくことが必要です。
分科会は1時間以上行われました。喫緊なテーマだけに尽きることのない活発な懇談が行われました。
とても充実した時間をありがとうございました。参加者関係者の皆さんに、PTA連合会の副会長として感謝を申し上げたいと思います。
子どもたちとスマホなどの関係について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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