月別アーカイブ:2012年11月

市田書記局長を迎え日本共産党演説会

 本日、下関市の海峡メッセイベントホールで、日本共産党演説会が行われました。

 県内の小選挙区候補が勢ぞろいしてあいさつを行いました。

 五十嵐小選挙区3区予定候補も、参加者の激励に応えました。

 

 紹介され参加者に手をふる五十嵐ひとみ予定候補

 次に、中国ブロック比例の石村予定候補が決意表明を行いました。

 

 議席確保のために頑張ると表明した石村予定候補

 次に、市田書記局長が記念講演を行いました。

 市田書記局長は、今日の政党状況は、「雨後の竹の子のよう」と批判しました。

 「今わしは何党かねと秘書に聞き」の状況だと訴えました。

 その上で、市田書記局長は「結党以来、つねに国民の立場でがんばってきた伝統があるからこそ、これからもけっして国民を裏切らずひたむきに頑張ることができる。この日本共産党を躍進させてほしい」と訴えました。

  

 わかりやすい語り口で今の政治情勢を解明した市田さん

 最後に、弁士一同が参加者に手をふりました。

 

   小選挙区候補・比例候補と市田書記局長

 

「ルネサス大リストラを考えるシンポジウム」にパネラーとして参加しました。

 本日、宇部市楠総合センター大ホールで、ルネサス リストラ「合理化」対策実行委員会主催の「ルネサス大リストラを考えるシンポジウム」が行われ、60名の市民が参加しました。

 最初に、「電機産業の経営を問う」と題して関野下関市立大学准教授が講演を行いました。

 関野准教授は、①電機産業の現状とリストラの概要②日本電機産業の成功と失敗 なぜそうなったのか。③電機産業再生のためにリストラしかないのか。④今、電機産業が「目指している方向」と「目指すべき方向」⑤大企業の雇用責任、社会的責任はどうあるべきか。フランスの例について、講演を行いました。

 フランスでは、工場を閉鎖する場合、第一段階で、労使間で合意書が必要。第二段階で、解雇者への支援プランについての労使間で協定書が必要。第三段階で、企業と地域間で、閉鎖工場周辺への地域経済再生活性化プランについて協定書の締結が必要。と関野准教授は説明しました。

 ルネサスがフランスにあったなら、本当にリストラをしていたか。日本には、工場閉鎖に対する規制が皆無だから、簡単に工場閉鎖が行われるのだということが関野先生の話でよく分かりました。

 パネルディスカッションでは、電機情報ユニオンの森書記長と県商連の松田事務局長と私がパネラーを務めました。

   パネルディスカッションの様子(右端が私)

 森書記長は、NECなどのリストラの実態とそれに対抗する組合を中心とした運動について報告しました。

 松田事務局長は、地域経済における中小企業の役割と、中小企業振興条例などの必要性を訴えました。

 私は、ルネサスリストラの現局面とルネサスのリストラの実態を報告しました。

 参加者からは、「自分も、ある職場で退職勧奨を受けた。会社を取り締まるルールを強めるべき」などの意見が出されました。

 ルネサスのリストラはこれからです。私は、実行委員会の一員として県議として、今後ともこの問題にしっかり関わっていこうと決意を新たにしました。

 ルネサスのリストラに対する皆さんのご意見を引き続きお寄せ下さい。

五十嵐ひとみさんと街頭宣伝行う

今日は、終日、日本共産党山口3区予定候補の五十嵐ひとみさんと宇部市内で街頭宣伝を行いました。

   左が私、右が五十嵐ひとみ山口3区予定候補

 フジグラン宇部とゆめタウン宇部前では、マスコミの取材も受けました。

 通行の多い通りでは、大きく手を振って通行する方もあり、反応はまずまずでした。

 総選挙のスタートまで、残り僅かですが、日本共産党の躍進のために力を尽くしたいと思います。

 以下は、最近の私の演説例です。

・・・

 日本共産党の県議会議員の藤本です。只今からこの場所をお借りして、総選挙に向けての訴えを行います。
 解散・総選挙となりました。今回の解散は、国民の怒りが、野田内閣に集中した結果です。日本共産党は、現状の9議席から18議席以上へ躍進を果たしていきます。そのためには、比例中国ブロックで、党の議席を確保していきます。石村智子候補当選のために、日本共産党と書いて投票下さい。小選挙区山口3区では、五十嵐ひとみさんに大きなご支援をいただきますよう最初にお訴えします。
 野田首相は、自ら身を切るとして比例定数削減を持ちだしました。比例定数削減で切られるのは民意です。身を切るといいながら、年間320億円の政党助成金を削減しないのは問題です。日本共産党は、17年間で350億円以上の政党助成金を拒否してきました。自ら身を切るというならば、政党助成金をなくすことが第一です。
 民主党はなぜ、国民を裏切り自民党と「うり二つ」の政党になったのでしょうか。民主党政権が、国民多数の反対する消費税増税や原発再稼働を強行した根本には、「財界中心政治」があります。環太平洋連携協定(TPP)推進や米軍機オスプレイ配備に突き進んだ根本には「アメリカいいなりの政治」があります。民主党政権が自民党と同じになり、国民の批判を受ける原因には、「アメリカいいなり」「財界中心」という「二つの害悪」を特徴とする自民党型政治から抜け出す立場も意思もなかったからです。
 今度の選挙の最大の争点は、「アメリカいいなり」「財界中心」の自民党型政治の行き詰った古い地盤に立つ諸政党かこの政治を断ち切る改革に取り組む、日本共産党かが、今度の選挙の対決軸ではないでしょうか。
 第三極はどうでしょう。日本維新の会の石原代表は、「命がけで憲法を破る」と言った人物です。橋下氏も、憲法改定を言い、大阪市長として、憲法に反する暴挙を実践してきた人物です。日本維新の会は、日本国憲法を覆す突撃隊です。石原氏は「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい」と発言しました。日本は、被爆国として「核兵器のない世界」への先頭に立つべきです。核兵器の保有を検討するような政党には、被爆国日本の政治に携わる資格はありません。

 

長男が数学検定3級に合格

 今月の初めに、中三の長男が数学検定の3級を受検しました。

 今日、結果が、インターネットで分かるということで、先程、確認をすると見事合格していました。

 数学検定は、財団法人日本数学検定協会が行うもので、9級から1級まであります。3級は中学校3年生程度の内容です。

 2級以上になると高校卒業程度認定試験の「数学」が免除されるなどの優遇措置があるようです。

 長男は、高校に入っても数学検定を続けたいと言っています。

 父である私も、母である妻も、文系なのですが、長男は理系のようです。

 長男の夢に対して数学検定が少しでも役に立てばと親は願うばかりです。

 この調子で、高校受験でも志望校に合格出来れば尚幸いです。

 

 

JA県大会でTPP交渉参加断固阻止を決議

  20日、JA県大会の中で「TPP交渉参加断固阻止」緊急集会が行われました。

 県農協中央会の山本会長はTPP問題について「野田総理は交渉参加を総選挙のマニフェストに掲げるとの報道があるが、国民は選挙の争点にするほどの情報提供を受けておらず、乱暴な話だ。わが国の農業や国民の命、暮らしを守るため、総選挙への対応を含め、断固阻止に向けて一体的に取り組む」とあいさつしたと山口新聞に報道されました。

 集会では、「政府のTPP交渉参加断念を実現するまでわれわれの力を結集した最大限の運動を展開し、徹底して闘う」との決議が採択されたと報道されています。

 18日、新潟市内で行われた日本共産党演説会で、志位委員長は、JA全中の萬歳章会長が「総選挙では、TPP反対の候補・政党を支援する」とのべていることにもふれ、「日本共産党は、JAのみなさんとも力を合わせて、TPP絶対反対のために一貫して奮闘してきた政党です。TPP反対の声をこぞって日本共産党にお寄せ下さい。」と訴えました。

 更に、18日の演説会には、JA新潟中央会の萬歳章会長からメッセージが寄せられました。

 自民党の安部総裁は、日本商工会議所の岡村正会頭との会談後、「『守るべきものを守っていく』という交渉はできる」とのべ、TPP交渉参加に踏み込む発言を行っています。

 「日本維新の会」は「太陽の党」との合意文書で「自由貿易圏に賛同しTPP交渉に参加するが、協議の結果国益に沿わなければ反対」としましたが、「維新八策」最終章では「TPP参加、FTA拡大」を明記しています。

 今度の総選挙ではTPP問題が大きな争点となりましたが、県内で広がる参加反対の世論に根差して、私たちはしっかり働きかけを強めていきたいと思います。

 TPP交渉参加問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

宇部市内で、石油コンビナート総合防災訓練が行われる

 本日、宇部市大字藤曲の宇部アンモニア工業の構内で、山口県石油コンビナート等総合防災訓練が行われ、視察しました。

 訓練は、県西部でマグニチュード7の地震が発生し、宇部市内で震度6弱を観測したことを想定して行われました。

 この地震により、LPGタンク配管からLPGの漏洩が発生し、LPGに点火し火災が発生したことを想定した訓練が行われました。

 ガス漏洩場所に土嚢を積む訓練と負傷者を運ぶ訓練

 近年、県内でコンビナート事故が多発しています。

 今年4月に起きた岩国・大竹地区のコンビナート事故では、「現地連絡室」が設置され、情報収集などで一定の成果があった一方で、周辺住民への的確な広報が課題とされました。

 これらの状況を受けて、本日は、「現地連絡室」へ関係機関が情報を収集する訓練や、住民へ情報伝達する訓練が行われました。

 幸い宇部地域ではここ数年、コンビナート事故が発生していませんが、更なる災害防止のためにも今日の訓練が生かされることを期待します。

 訓練に参加した会社内の自衛防災組織の方々を始め今日の訓練に参加した関係機関の方々の訓練する姿に敬意と謝意を表したいと思います。

 コンビナートが集積する宇部・小野田地域の防災対策について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。