月別アーカイブ:2011年1月

広島風お好み焼き

 数年前に、PTAの研修大会で広島を訪れ、おみやげで、広島風お好み焼きのセットを買って来て以来、我が家で、妻が不在の時の定番料理となりました。

 先日も妻が不在だったので、久しぶりにお好み焼きを焼きました。

 急いで作ると、キャベツを生のままとなってしまい、いかに、しっとりさせるかが課題です。

 最初に、肉を焼きますが、その時にキャベツを少し炒めるといいようです。

 そもそも、キャベツの刻み方が粗すぎるのが問題なのかも知れません。

 また、お好み焼きを温める時に、蓋をするものいいかも知れません。

 たかがお好み焼、されどお好み焼。お好み道もこれからです。

 私の紹介パンフレットに、得意料理は「広島風お好み焼き」と書かれましたので、更に精進する決意です。

 皆さん上手な焼き方をお教えください。

 子どもたちが自分なりのお好み焼きを焼き、美味しそうに食べる顔を見るのが私の楽しみです。

 少々ヘタな仕上がりになっても子どもたちは、その日も美味しそうに食べていました。

 子どもたちの笑顔が親の活力源ですね。

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 三男の作品です。ソースたっぷりで美味しそうです。

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私の作品です。少し小ぶりですが上手に出来ました。

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次男の作品です。失敗なく上手に焼いています。

宇部市女児切りつけ事件の再発防止のために

 昨日、宇部市の小学2年生の女児が切りつけられる事件が発生しました。

 本日、23歳の男性が、女児への殺人未遂の疑いで逮捕されました。

 私は、4人の子どもを持つ親として、また、同じ市内で小学校のPTA会長を務めている立場からも事件の痛ましさに胸が締めつけられる思いです。

 このような事件を再発させないための対策を強化していく必要があります。

 H18年6月に、政府は、「子ども安全・安心加速化プラン」を発表しましたが、このなかの「Ⅰ地域の力で子どもを非行や犯罪被害から守る」の中の「1通学路等の安全対策」の具体化が急務だと思います。

 この内容を引用します。

 (1)地域ボランティア等の協力を得た登下校時の安全対策の推進

 ○「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」の推進

 ○スクールサポーター制度の導入の促進

 ○母親クラブ等地域における子どもの安全確保に向けた取組の推進

 ○青少年育成団体等による子どもの安全確保の取組への参加の促進

 (2)スクールバスの導入等

 (3)放課後対策の推進

 (4)情報通信技術や防犯ブザー等を用いた子どもの安全確保の推進

 (5)学習塾等における子どもの安全確保の促進

 私は、これら方針が山口県内でどのように徹底されているのか再点検し、必要な施策に財政措置を含めた対策を新年度予算に向けて確保していくことが重要だと思います。

 早速、明日にでも県の担当部局に、現状についてお聞きしたいと思っています。

 地域の自助努力だけに責任を転嫁せず、県や市の責任を明確にした対策の強化が求められていると思います。

 皆さんは、子どもの登下校の安全対策にとって何が必要だと思われますか、率直なご意見をお聞かせください。

月魚

 三浦しをんさんの「月魚」を読んでいます。

 エンターティメント小説とは言えない分野かも知れませんが、古書店を舞台に、親子の葛藤や友情を丁寧に描いた秀作です。

 何か、日本文学の名作を読んでいる風格もあり、心に沁みる文章です。

 三浦さんの作品は、「風が強く吹いている」と「神去なあな日常」などを読んでいます。

 「風が強く吹いている」は箱根駅伝を舞台に、「神去なあなあ日常」は林業を舞台に、描かれた作品ですが、どれが舞台でも詳細までリアルに描かれており、納得できる作品です。

 「月魚」を読んで、ますます、三浦さんの筆の力に感服しています。

 次は、「まほろ駅前多田便利軒」を読もうと思います。

 この作品は、映画化され瑛太さん、松田龍平さん主演で4月23日から全国ロードショーされる予定です。

 三浦作品で映画化された「風が強く吹いている」がとても良かったので、映画「まほろ駅多田便利軒」もとても楽しみにしています。

 三浦しをんさんの作品であなたはどれが好きですか。感想をお聞かせください。

 

厚狭川の豪雨被害に対する党の役割

 本日、山陽小野田市の山陽地域で党主催の新春のつどいが行われ、私があいさつすることになっています。

 昨年の豪雨被害受けた地域です。私が豪雨災害に対して党の役割を発言する部分の趣旨を掲載します。

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 山陽地域の新春のつどいにお招きいただきましてまことにありがとうございます。ただ今ご紹介いただきました県議会議員の藤本です。
 さて、山陽地域で昨年起きた大問題は、やはり、7月10日以降に厚狭地域を中心に発生した豪雨災害だったと思います。改めて、被災された皆さんのお見舞いを申し上げたいと思います。
さて、山口県で、昨年の豪雨災害で、35棟の家屋の半壊がありましたが、内8棟が山陽小野田市です。床上浸水607棟の内448棟が山陽小野田市。974棟の床下浸水に対して372棟が山陽小野田市と、全県を襲った豪雨災害でしたが、山陽小野田市で大きな被害が発生したかがよく分かります。
 私は、7月26日に、衆議院災害対策特別委員会の委員も務める高橋千鶴子衆議院議員とともに、厚狭地区を視察しました。床上浸水が多数発生した天神町付近や家の中を豪雨が流れた松ヶ瀬の家屋など、被害の状況が未だに私の脳裏から消えません。翌日の27日には、白井市長をはじめ山陽小野田市の幹部と懇談する機会を得ました。
 7月28日に行われた県議会の災害問題での臨時議会で、党県議団は、厚狭地域の復旧を含めた災害対策の問題を大いに議会で議論しました。
 更に、7月29日に行われた衆議院災害対策特別委員会において、高橋議員が、松ヶ瀬の甚大な被害を受けた家屋の写真も示しながら、山陽小野田市を被災者生活再建支援法に適応するよう求め、8月10日に正式に適応が決まり、厚狭地域の大規模半壊8世帯に対して、最大300万円の支援金が支給される見通しが立ちました。
 今、県では、国に働きかけながら、厚狭川を河川激甚災害対策特別緊急事業として、予算の確保に努めているところです。厚狭川では、厚狭川橋から上流5.7キロ、桜川ではJR山陽新幹線下から0.7キロを平成26年まで厚狭川49億円、桜川16億円合計65億円の費用をかけて集中的に、大正川排水ポンプの増設や川を深くしたり、堤防を高くしたり、護岸工事を行うなどの事業を行う計画です。日本共産党県議団は今月13日に新年度の予算要望を知事に行いましたが、この問題を入れて、積極的な対応を求めたところです。

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 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

山口県ドクターヘリ運航開始式に参加

 昨日、山口大学医学部付属病院ヘリポートで行われた山口県ドクターヘリ運航開始式に地元議員として参加しました。

 山口県は、中山間地域を多く抱え、有人離島が多数存在します。このような地勢の山口県において、県土全体に高度救命の網が張り巡らされる体制の整備を喜びたいと思います。

 私は、ドクターヘリの運航を契機として、県全体の救急医療体制の底上げが必要だと感じています。

 先日、ある宇部市内の医療機関の役員の方にお聞きした話では、医療機関が多い、宇部市においても救急医療が特定の病院の過重な負担によって支えられている状況のようです。

 山口大学医学部の体制としても、ドクターヘリの運航体制を支えながら、日常的な救急医療を支える更なる厚い人的体制が必要でしょう。

 引き続き市内の医療機関にも必要な医師を派遣できる体制の維持も望まれているようです。

 ドクターヘリの運航及び山口県の救急医療体制についてのご意見をお聞かせください。

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    山口県ドクターヘリ運航開始式に臨む私

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      ドクターヘリ患者搬入訓練の様子

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 機内には、高度救命医療機器が搭載されています。

 

宇部市職労機関紙「自治の灯」10000号達成記念レセプションであいさつ

 宇部市職労機関紙「自治の灯」が10000号を達成した記念レセプションに参加しあいさつを行いました。

 以下、あいさつの概要を掲載します。

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 宇部市職労機関紙「自治の灯」10000号達成記念レセプションにお招きいただきましてまことにありがとうございます。ただ今、ご紹介いただきました。県議会議員の藤本です。一言お祝いの言葉を述べたいと思います。「自治の灯」がスタートしたのが、1967年ということです。私が、3歳の時ですので、約半世紀の歴史を刻むことになります。まずは、「自治の灯」10000号達成にお祝いを申し上げます。
 私、今日は、1978年から市職労の委員長を務められた伊藤稔さんの「孺子(じゅし)の牛」という本を持ってきました。この本には、伊藤さんが1976年から自治の灯に書かれたコラム「ともしび」が収録されています。1980年の「ともしび」には、「公務員攻撃」というこんな記事があります。公務員攻撃とは「第一に、限界に達した『合理化』の下での低賃金、労働強化に対する民間労働者の不満を、公務員の賃金、労働条件切り下げによって、そらすこと。第二に、自治体労働者攻撃と革新自治体攻撃を統一してそれをつぶすこと、第三は、国家財政危機を増税で乗り切るために、公務員の賃金抑制、人員削減を行い、同時に福祉、教育関係費まで削減することで、国民に歳出を押さえている印象を与えること。」と書かれてあります。
私は、自治の灯10095号を持ってきました。これには、猿橋自治労連書記長が国が進める「地域主権改革」の問題点を指摘した論文が掲載されています。「『地域主権改革』は、国が責任を持つべき社会保障・社会福祉・公衆衛生などの『最低基準』の設定にかかわる仕事や国が国民に対して直接行ってきた雇用政策などの仕事を地方自治体と住民の責任に押し付け、補助金の一括交付金化で地方の福祉・教育などの財源を、実質的に大幅に削減することをねらうなど、自治体が住民の生命と暮らし、営業を守る役割を果たす上で、より一層の困難を持ちこむものとなっています。」
まさに30年前の伊藤さんの指摘は、今日の地方主権改革の問題点にも通じるものです。
今日、公務員・自治体への攻撃が強まっていますが、これに抗して、自治体労働者と住民の暮らしを守る「自治の灯」として、市職労機関紙が2万3万号と発行され続けることを祈念して私のあいさつといたします。

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 10000号達成おめでとうございます。