議員日誌

宇部市女児切りつけ事件の再発防止のために

 昨日、宇部市の小学2年生の女児が切りつけられる事件が発生しました。

 本日、23歳の男性が、女児への殺人未遂の疑いで逮捕されました。

 私は、4人の子どもを持つ親として、また、同じ市内で小学校のPTA会長を務めている立場からも事件の痛ましさに胸が締めつけられる思いです。

 このような事件を再発させないための対策を強化していく必要があります。

 H18年6月に、政府は、「子ども安全・安心加速化プラン」を発表しましたが、このなかの「Ⅰ地域の力で子どもを非行や犯罪被害から守る」の中の「1通学路等の安全対策」の具体化が急務だと思います。

 この内容を引用します。

 (1)地域ボランティア等の協力を得た登下校時の安全対策の推進

 ○「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」の推進

 ○スクールサポーター制度の導入の促進

 ○母親クラブ等地域における子どもの安全確保に向けた取組の推進

 ○青少年育成団体等による子どもの安全確保の取組への参加の促進

 (2)スクールバスの導入等

 (3)放課後対策の推進

 (4)情報通信技術や防犯ブザー等を用いた子どもの安全確保の推進

 (5)学習塾等における子どもの安全確保の促進

 私は、これら方針が山口県内でどのように徹底されているのか再点検し、必要な施策に財政措置を含めた対策を新年度予算に向けて確保していくことが重要だと思います。

 早速、明日にでも県の担当部局に、現状についてお聞きしたいと思っています。

 地域の自助努力だけに責任を転嫁せず、県や市の責任を明確にした対策の強化が求められていると思います。

 皆さんは、子どもの登下校の安全対策にとって何が必要だと思われますか、率直なご意見をお聞かせください。

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