今日は、終日、12月議会に向けての日本共産党山口県地方議員会議が山口市であり、参加していました。私は、会議の司会をしていました。午後に、マナーモードにしていた私の携帯が震えます。学校からです。会議終了直後、直ちに教頭先生に電話しましたところ、「見初校区で発砲事件があった。」とのことでした。今日のスポーツ少年団の練習などは全て中止し、外で遊ばないよう子ども会を通じて各家庭に連絡を取っているということでした。 一人の親として、事件の早期解決を強く望みます。
さて、子どもを取り巻く状況に関して、本日の毎日新聞に、興味深い記事が掲載されていました。それは、07年に国連児童基金(ユニセフ)が発表した、経済協力開発機構(OECD)加盟国を対象に実施した子どもの「幸福度」に関する調査結果です。
「自分は孤独だと感じるか」という質問に「はい」と答えた割合は、日本が29・8%で回答のあった24カ国中トップだったそうです。2位がアイスランドの10・3%ですから、日本の数は突出しています。「自分は不器用だと思う」と答えた割合も日本が18・1%と最も多かったそうです。このデータをシンポジウムで発表したオランダ在住の教育研究家のリヒルズ直子さんは、「学力に偏重した改革ではなく、人間としての総合的な発達を目指してほしい」と話されたと報道されていますが、私も全く同感です。
子どもが自己肯定感を持てず、孤独感を感じる社会の実情は、犯罪が増加している社会の実情と共通するものがあるように思えてなりません。
競争社会が激化している状況がこれらの問題を増大させている思います。
一人一人が幸福を実現できる社会を作っていくことが、子どもたちの発達にとって不可欠だと思います。このような社会を作ることが、犯罪を防止して行く上でも重要だと思います。
私は一人の親として、一人の小学校のPTA会長として、一人一人の幸福が実現できる社会を強く望みます。
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