月別アーカイブ:2008年3月

半日農家でした。

 今日、午前中、実家で、トラクターで田を鋤きました。数日前に雨が降ったので、トラクターは、はまりかけましたが、事故なく無事に作業を終えました。ただし、昔、堤があった跡を埋めて出来た田は、どうも水がたまりやすく、今日鋤くのはあきらめました。農業は、天候次第です。

 鋤かれた田には、鳥たちが集まります。今日、一番私に近づいてきたのは、烏。その後に、雀。その後に、名前を知らない、白と黒の小さな鳥。鳥たちは、盛んに虫たちをついばみます。私は、それを横目で見ながら作業を続けます。

 これで、水を入れます。そして、二度鋤き、ようやく田植えです。我が家にも春とともに、農作業のシーズン到来です。

 

雨宮処凛さんを宇部に呼びます。

 憲法と暮らしを守る宇部地域共同センターで、7月26日(土)に、作家の雨宮処凛さんを呼ぶことになりました。高遠菜穂子さん、森達也さんに続く、第三弾になります。今回も面白い講演になることは受けあいです。

 雨宮さんは、07年に、「生きさせろ!難民化する若者たち」で日本ジャーナリスト会議賞を受賞されています。彼女は、本の中で「生きさせろ。できれば過労死などなく、ホームレスにならずに、自殺することなく、そしてできれば幸せに」と書いています。彼女の生の声を是非お聞き下さい。

 私は、先日、NHKラジオで、労働問題を語る彼女の声を聞き、一気にファンになりました。山口県で彼女が講演するのは始めてになるのではないかと思います。詳細が決まりましたら、ブログのインフォメーションでもお知らせします。ぜひ、講演会にお越しください。

「現代川柳」の会員に

 時実新子さん主宰の「川柳大学」が時実さんが亡くなられたことを契機、閉刊されました。そして、この程、時実さんのパートナーだった川柳研究家の曽我六郎さん責任編集で「現代川柳」が創刊されることになりました。

 5月15日創刊で、私のところにも、創刊号に向けての投句の案内が届きました。新年度から「現代川柳会員」に加えていただくことになります。春から「現代川柳」とともに、川柳道を歩んでいくことになります。考えてみると「現代川柳」は創立会員ということになります。あかつき川柳会もそうでしたが、少しかっこいいですね。創立会員として研鑽あるのみです。

 新年度から、「現代川柳会員」と「西宇部小学校PTA会長」の役が増えます。減るのは、自治会の班長位でしょうか。この班長も中々大変でしたが。

 今日は、家族で釣りに行こうと考えていましたが、生憎の天気で中止しました。その代わり、新年度に向けての準備の日とします。まず、三男の新入学に向けての準備。備品にシールを貼ったり、学用品を買い揃えに行きましょう。そして、妻の転職の準備もします。妻は、山口市の病院を退職し、4月から宇部市の病院に就職します。転職にあたり、ついに携帯電話を買うことにしました。子どもの送り迎えなどで、どうしても携帯電話が必要です。今日、携帯を買いにいきます。

 そして、私と長男・次男は、新年度に向けて部屋の掃除をすることにします。

 家族それぞれの「春」のために、準備を始めることにいたしましょう。

総会シーズンですね。

 今日、午前中は、保育園の運営委員会。小学校で言うとPTAのような組織です。私は、今、運営委員長。今年度の当初は、自らの選挙の直後で、あまり関わることができませんでした。ですから、次期は、運営委員長を降りようと決意していたのですが、協議の流れから、新年度も運営委員長をお引き受けすることになりました。総会は、来月。総会に向けて議案や提案者を確認しました。

 夕方は、西ヶ丘自治会の会計監査でした。自治会も総会に向けて、決算の監査です。自治会監査も、5年程度続けています。次期自治会でも会計監査を続けます。

 その他、私は、西宇部小学校のPTAの副会長を務めています。次期は、会長になる予定です。PTAの総会は、5月ですが、それに向けての準備もあります。

 各種団体で、総会が行われるシーズンです。私の春も中々盛んです。一つ一つの役職を新年度も真摯に務めようと決意を新たにする春です。

 

中国ブロック地方議員団・団長会議に参加しました。

 昨日、日本共産党中国ブロック地方議員団・団長会議に参加しました。私以外の水野・久米県議は、岩国での集会に参加のため、私が代理出席しました。

 会議の中で、島根の尾村県議が、民主党県議の議会での態度について報告していました。12月議会で、道路特定財源や暫定税率残せの決議に、賛成討論をした。そして、2月議会で、今度は、特定財源や暫定税率無くせの一般質問をしたというのです。

 私は、このことで、山口県議会が問われている一つの問題を思い出しました。それは、「関門海峡道路整備促進山口県議会議員連盟」の存在です。会長が議長で、副会長に、自民・民主・公明など日本共産党と社民党を除く各会派の代表が名を連ねています。この議連は、会費ゼロで、この間、会議も開かれておらず、開店休業のようですが、昨今の状況から、この会の存廃の議論が必要だと思います。

 もう一つ、山口県議会が問われている問題があります。それは、議員報酬5%削減を廃止させた問題です。これは、わが党も含めて問われている問題です。来る6月議会で、改めて報酬削減廃止のままでいいのかどうかを議論すべきだと思います。

関門海峡道路に詳細計画が

 昨日、参議院予算委員会で、日本共産党の仁比参議院議員が質問を行ない、「関門海峡道路」の詳細な事業計画が作られていることが明らかになりました。

 仁比氏が明らかにしたのは、国交省の発注で、6海峡横断道計画の調査を行ってきた財団法人「海洋架橋・橋梁調査会」の報告書です。同報告書は、すでに「関門海峡道路」のルート検討を終え、工法や工事費、用地買収費まで詳細に明記したものでした。しかも、「関門海峡道路」の集客のために、すでにある「関門トンネルの道路料金の値上げ」まで記載されていました。

 私は、2月県議会で、関門海峡道路の問題を質問しました。県がこの道路の調査費に、3億3千万円の予算を支出していることを指摘し、この調査費で、道路の事業費の算定はしていないのか質問しました。県土木建築部長は、「まだ、事業費を確定するようなというよりは、事業費を確定するための設計をするような段階には至っておりませんので、これが事業費だというものをお示しすることはできません。」と答えました。県土木建築部長は、この財団法人の調査報告書を知っての答弁だったのかどうか、確認しなければなりません。

 衆議院での日本共産党国会議員団の追及で、冬柴大臣は、この財団による6海峡横断道計画の調査中止を明言してました。その上で、仁比氏は、「調査を中止する」といいながら、国民に秘密裏に詳細な事業計画を作る国交省の姿勢を批判しました。そして改めて、関門海峡道路を含む6海峡横断道路計画を今月にも閣議決定されようとしている国土形成計画に盛り込まないよう求めました。これに冬柴大臣は、「(この計画に)夢を持つ人はたくさんいる」「私の代で(その夢の)芽をつんでしまうことはむずかしい」「きっぱり(中止とは)なかなかできない」と開き直りました。

 私は、2月県議会で、関門海峡道路が国土形成計画に盛り込まれなくてもこの道路は必要と思うかと質問しました。県土木建築部長は、「現在、国に対して、国土形成計画に位置づけられるよう、意見や提案を求めているところであり、国土形成計画に盛り込まれない場合について、現時点では想定しておりません。」と答えました。

 冬柴大臣に、「夢」の実現を迫っている団体の一つが山口県なのでしょう。山口県は、自らの財政状況からこの夢は断念すべきです。あくまでも、断念しないというなら、いくらの財政がかかるのか、県民に情報を公開し、県民の意思を問うべきです。

 衆議院予算委員会で、わが党の笠井議員は、「これが夢なら悪夢だ。」と発言しましたが、こんな無謀な夢は、ただちに中止すべきです。道路財源の聖域化が、際限のない道路建設を加速させています。やはり、ガソリン税などの暫定税率を廃止し、道路特定財源を一般財源化し、国民の暮らしを中心にした新しい日本へ道を拓くときです。