議員日誌

厚生委員会委員になりました。

 本日、改選後最初の、常任委員会が開かれました。私は、厚生委員に任命されました。常任委員は、2年で改選です。県議2期目の後半に続き、二度目の厚生委員です。

 格差拡大が叫ばれる一方で、社会保障の大改悪が強行され続けています。このような中、山口県の厚生行政がどうあるかは、県民の命に直結する重大問題です。引き続き県民にとって大切な委員会に所属させていただいて感謝すると同時に、大いに奮闘したいとも思っています。

 県民の皆さんの様々な情報提供をお願いいたします。

 さて、厚生委員に任命されて最初の仕事が飛び込んできました。本日、午後の本会議終了後、山口県医療労働組合連合会が二井知事に行った「医療・看護の充実・改善を求める要望書」提出に同席させていただきました。後の予定もあり中座しましたが、要望に対する県の回答までは同席できました。

 一つ目は、「患者さんへ安全でゆきとどいた医療・看護・介護を提供するため」の要望事項です。県は、回答の中で、山口県内の潜在看護師は、約1万数千人ではないかと述べました。この方々の再就職を促進すると同時に、このような方を生まないような対策の強化が必要だと感じました。院内保育所への運営費補助の要件が緩和されたことなども紹介されましたが、抜本的に、看護師さんが働きつづけることができる環境づくりを山口県で進めることが必要だと感じました。

 二つ目は、医師確保対策です。この問題の第一は、過酷な医師の労働実態を改善していくこと。二つ目は、医学部の定員を増やすことです。第一に関して県は、勤務医の労働条件の問題に関して、県に指導監督の権限はないとしながら、県が行う研修会で「過重労働が、医療事故につながるおそれがある」ことを周知していると回答しました。また、医学部の定員増については国に増員を要望していると答えました。日本共産党は、この問題で提言を出しましたが、解決のためには、県の更なる努力と同時に、国の積極的な対応が急がれます。

 一つ一つ勉強しながら、今後の厚生委員会で大いに発言したと思います。

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  要望書を提出する県医労連の萩原執行委員長

 

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