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ちょんまげぷりん

 書店で荒木源著「ちょんまげぷりん」を手にしました。

 帯に、「映画化決定!今夏公開予定 中村義洋監督最新作!」とあるではありませんか。

 これは読まなければならないということで、昨日までに読了しました。

 荒木源さんの作品は初めてでしたが、とても読みやすく、ほんわりした作品でした。他の作品も読んでみたいです。

 これが映画になるなんて。今から楽しみです。

 今の所、この映画の県内での上映は計画されていませんが、ぜひ関係者の皆さんお願いいたします。

 先日のラジオで映画評論家の永ちえさんが話をされていました。

 永さんは、今上映中の「アリスインワンダーランド」の監督「ティム・バートン」の大ファンだそうです。

 私もティムバートン作品の中では、「チャーリーとチョコレート工場」を観ました。

 私がこれまで観た映画の中で一番、不思議な作品として脳裏に焼き付いています。

 その話しを聞きながら、私の好きな監督は誰だろうと考えました。山田洋次監督や神山征二郎監督などがすぐに浮かびます。

 同世代の監督の中では、やはり、中村義洋監督です。

 中村作品では、「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラルスージュの凱旋」「ゴールデンスレンバー」を観ています。

 観る作品が増える度に好きになる監督です。

 中村監督が選ぶ作家と原作も面白いです。

 伊坂幸太郎原作では、「アヒルと鴨のコインロッカー」と「フィッシュストーリー」を観ていませんのでDVDを借りてこようと思います。

 中村監督が映画化した作品の原作の中で、今、読んでいるのは、長嶋有の「ジャージの二人」です。

 長嶋有作品では、芥川賞を受賞した「猛スピードで母は」を読んだことがあります。

 独特のゆったりした流れと間のある作品がなんとも言えません。

 久しぶりに長嶋作品を読んだのですが、この良さが変わっていないのにホッとしました。

 この連休前後は、中村作品の原作と映画をともに楽しんでいこうと思っています。

 中村義洋監督のファンの皆さん。どの作品が良かったですかお教えください。

県下の救急医療体制について

 先日、宇部・小野田地域の病院役員の方から、「二次救急医療受入病院が減ってきている」との指摘を受け、県地域医療推進室に調査をお願いし、本日、結果が帰ってきました。

 まず、2次救急医療体制についてです。

 平成12年に44病院あった二次救急病院が平成22年度に36病院に減っています。

 特に、周南医療圏(8病院から5病院)と宇部・小野田医療圏(13病院から9病院)での減少が顕著です。

 また、新年度の各医療圏の夜間・休日昼間の救急体制についての調査結果を見ると医療圏で差が生じていることが分かりました。

 ほとんどの圏域で、夜間と休日昼間の救急当番病院が決まっているのに、

 下関医療圏では、夜間の体制しかありません。つまり、休日昼間の当番が決まっていないようです。

 長門医療圏では、休日昼間の体制しかありません。つまり、夜間の当番が決まっていないようです。

 実態がどうなのか調査を継続しようと思います。

 更に、新年度の当番日数についての調査結果ですが、岩国地域では、第二次救急を医師会病院が全て行うことになっています。

 柳井医療圏では周東総合病院が、周南医療圏では徳山中央病院が、過半数を越える救急体制を一手に背負っています。

 仮にこれらの病院で救急体制が取れない事態になると、一気に大混乱となります。

 また、複数の病院で輪番を取っている医療圏でも、輪番の実績に偏りが生じているとも聞いています。

 この辺りも更に調査を進めたいと思います。

 二つ目に、初期救急医療体制についてです。

 長門医療圏と萩医療圏では、センター機能を持つ医療機関が未設置となっていましたが、今年度、基金事業で整備が予定されています。

 冒頭、私がお話をお聞きした医療関係者は、「県内の救急体制は危機的状況だ」と指摘をします。

 県内の救急医療体制の調査を更に続け、必要な対策が講じられるよう県に提案していきたいと思います。

 県内の救急医療関係者の皆さん、実態をお教え下さい。

菩提寺山ハイキング

 西ヶ丘自治会主催の菩提寺山ハイキングが行われ、家族で参加しました。

 総勢が100人近いイベントとなりました。

 雲一つない晴天に恵まれて、最高の一日でした。

 沿道は、花々で満ちていました。

 まずは、ある家の庭先の藤が満開でした。

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 山に入るとあちこちで山つつじが満開でした。

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 八重桜もまだまだ私たちを楽しませてくれました。

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 菩提寺山といえば、魔崖仏です。

 いつの時代に作成されたものが、現在調査中だと報道されていた記憶があります。

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 中腹の広場に到着し、皆でカレーライスを食べました。

 その後、子どもたちと輪投げや長縄とびやドッチボールに興じました。

 準備をしていただいた自治会の役員の皆さんに感謝する一日でもありました。

 

 

2010年本屋大賞決定

 第10回本屋大賞の発表が、20日に行われ、大賞に沖方丁の「天地明察」に決まりました。

 沖方さんのインタビューが赤旗日曜版に掲載され、「天地明察」を一気に読みました。

 歴史小説は複雑になりがちですが、とても読みやすく、主人公の「春海」の栄光と挫折に心が躍りました。

 それでいて、時代背景の描写が明確であり、とても深い内容が含まれた作品です。

 作者の沖方さんはまだ30代。これからの作品の広がりに大いに期待できます。

 今後とも注目して行きたい作家の一人です。

 本屋大賞は、「全国書店店員が選んだ いちばん!売りたい本」がキャッチフレーズで、今回も1157人の書店員がエントリーし大賞を決めました。

 公平・公正な選出方法で、信頼がおける表彰です。

 過去の大賞作品は名作揃いで、今日の読書界をリードする表彰の一つだと思います。

 今後とも本屋大賞受賞作にも注目していきたいと思います。

 今回のエントリー作品の中では、三浦しをん著「神去 なあなあな日常」も応援していたのですが、おしくも4位でした。

 全国の沖方ファンの皆さん、感想をお教え下さい。

加太こうじさん

 水木しげるさんの自伝を読んでいます。終戦直後の昭和20年代後半、水木さんが水木荘を購入し、紙芝居作家としてスタートした場面に、加太こうじさんが登場します。

 加太こうじさんの名は、年配の方の多くはご存知だと思います。そう「黄金バット」の産みの親です。

 当時、加太こうじさんは、紙芝居界のスーパースターでした。

 「水木サンの幸福論」の中に水木さんは加太さんについてこう書いています。

 「加太先生が関西に来ると、水木荘に泊め、安い牛肉と砂糖の代用品のサッカリンですき焼きなどをこしらえて、最大級の接待をした。「ブンカ人」的な小難しい説教が多く、遠慮せずにむしゃむしゃ食べるので、ややムッとすることもあった。自慢話が始まるとなかなか止まらないが、のちに評論家に転じる博覧強記の人だから、いろいろなことを教えてくえた。」

 実は、私と加太こうじさんとは若干の御縁があったのです。

 私が大学在学中ですから、約25年前に加太こうじさんが、わが大学の客員教授に就任されたのです。

 授業を聞いた記憶がないのが今では残念です。

 加太さんについて「ウィキペティア」で調べてみました。

 高等小学校在学中の14歳で紙芝居界に入るとありました。大変な苦労をされた方です。

 また、1986年、日本福祉大学教授とあります。

 1998年にお亡くなりになられていました。

 加太さんには多数の著作があることも分かりました。少し読んでみようかとも思います。

 水木しげるさんは、紙芝居作家として行き詰まり、その後、上京します。

 「私はゲゲゲ」には、東京について、まず、加太こうじさんの所にあいさつに行ったとあります。

 加太さんから「貸本漫画業界の彗星 相沢先生を紹介された」とあります。

 水木さんは、貸本漫画にも行き詰まります。その後、漫画雑誌界の寵児となることは、皆さんも御承知の通りです。

 加太さんは、時代に翻弄され、苦労続きだった水木さんの下積み時代を影で支えた恩人の一人だったようです。

 加太ファンの皆さん、いろいろお教えください。

宇部市民活動センター利用者会議に参加

 今日、宇部市民活動センター利用者会議が行われ参加しました。

 この中で、平成17年度に発足して以来の利用者数が明らかにされました。

 H17年度は、10573人だったものが、H21年度は、15226人でした。

 この5年で利用者が1.5倍なりました。

 更に、相談件数は、H17年度201件だったものが、H21年度1882件でした。

 相談件数は、この5年で9倍になりました。

 この日も、会場いっぱいの団体が参加し、団体アピールだけで約1時間に及ぶ熱気でした。

 私は、初めて利用者会議に参加しましたが、活気を感じました。この方々で宇部市は支えられていることを実感しました。

 後半は、5月5日に行われる新天町子どもまつりの打ち合わせが行われました。

 このまつりに市民活動センターの利用者が30団体参加することになりました。

 私は、嗚呼満蒙開拓団の映画の宣伝のため参加します。新天町アーケードに小さな売り場を設けます。

 子どもまつりにご参加の際にはお立ち寄り下さい。

 市民活動センターは民主主義の学校だなと感じました。

 様々な団体を繋げるスタッフの方々のご尽力には本当に頭が下がる思いです。

 今日はとてもいい勉強になりました。ありがとうございました。