藤本かずのりサポーターズ はじめました

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シートン生誕150年周年

 ラジオで、今年は、シートン生誕150周年にあたる年だと言っていましたので、子どもたちの本棚からシートンで一番有名なオオカミ王ロボの話しを読みました。

 完璧なロボが、つれあいのブランカを探し求めなわに捕えられてしまう話しは悲劇です。

 画家でもあるシートンの迫力あるオオカミの絵に圧倒されました。 

 シートンが学んだのは、「もっとおだやかに、やさしく野生生物とつきあうのがいいということだ」と訳者の今泉さんがあとがきで書いています。

 折しも県が昨年度の野生鳥獣による農作物の被害状況を発表しました。被害総額は7億円を越え、前年比11%増ということです。

 何百年も続いてきた野生動物との関係が悪化しています。

 私も農家の倅ですので、収穫物が台無しになる農家の苦痛はよく分かります。

 シートンが教えてくれる「おだやかに、やさしく野生生物とつきあう」社会は作っていけるのでしょうか。

 野生動物が壊した訳ではなく、人間がこの自然と野生生物との関係を壊したのですから、長い時間をかけても修復しなければなりません。

 「わたしたちはもうぜったいにオオカミを殺さない」とのシートンの決意に学びながら、ゆっくり、じっくり取り組んでいかなければならないことを痛感しました。

 シートン動物記を子どもたちと一緒に読んでいきたいと思います。

 

6月議会開幕

 今日から6月議会が開幕しました。

 今議会も県民の声を一つでも多く議会に届けていくために力を尽くしたいと思います。

 昨日から原稿書きを始めました。原稿を書き始めると少し落ち着いてくるのですが、いろいろな疑問がわいてきます。

 県当局の皆さんには、様々な資料請求を行っていますし、これからも行うことになりますが、よろしくお願いします。

 さて、今日は、実家の近所の方がお亡くなりになり、議会直後から葬儀の手伝いをしました。

 私の幼なじみのお父さんで、享年75歳でした。

 10年位入院生活を送られたそうです。

 久しぶりに、幼なじみにも会えて、近況を報告しあいました。

 自治会の同じ班の方々で葬儀の手伝いを行ったのですが、私以外は、全員が60歳以上です。

 まさに「限界集落」の様相です。

 私たちの世代で実家に居る者は少なく、数十年後には、冠婚葬祭が行えない状況になるのではないかと心配しました。

 地域がなくなれば、農業も振興のしようがありません。

 中山間地域の多い山口県で、この地域の振興をどう図っていくのか、真剣な検討と対策の実施が急がれることを今日は痛感しました。

 私は、亡くなった父に代り、農業を続けながら、可能な限り、この地域に関わっていきたいと思いました。

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 後ろにそびえるのは荒滝山、田植機に乗っているのは私

   (今年の実家での田植えの様子です)

 

家族の言い訳

 偶然、書店で森浩美さんの「家族の言い訳」を手に取り、一気に読みました。

 森浩美さんは、日本を代表する作詞家です。

 森川由加里「SHOW ME」、田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」、SMAP「青いイナズマ」と聞けば、私たちの世代は、懐かしい歌ばかりです。

 森さんは、この本のあとがきに、「いつかは小説」と思っていたと語ります。

 「作詞家としては、十代、二十代向けの作品を多く書いてきた。」「半世紀近くも生きてきた今、年相応の世界を描く機会のないことに気づく。」

 「『家族の言い訳』は、そんな僕の第一投となる。読者の胸に届く一球であってほしいと願うばかりだ。」

 彼の本格的な小説(短編集)である作品の一つ一つが私の胸にしっかり届きました。

 「ホタルの熱」の駿君の「ママ、ごめんね」の一言で、この小説に釘付けになりました。

 「乾いた声」の由季子さん。「星空への寄り道」の島本さん。「カレーの匂い」の舞子さん。「柿の代わり」の吉村さん。

 「かあちゃんの口紅」の貴志さん。「イブのクレヨン」の沢口さん。「粉雪のキャッチボール」の津本さん。

 主人公全員が、40代半ば。つまり私の年代です。

 辛いことも、嬉しいこともあった人生を一生懸命生きてきて、ふと立ち止まって人生を考えさせてくれる時に出会う。

 こんな物語の数々です。再び歩みだそうというきっかけを与えてくれるのは、結局は、周りの家族の助けだということを作者は切々と語っています。

 この小説に、励まされた自分がいました。

 この小説を読んだみなさんは、どの主人公に共感しましたか。感想をお聞かせください。

 「家族の言い訳」は三作までシリーズが出ているようです。続きを読むことにいたしましょう。

第1回イラスト大会第1位獲得

 小学校5年生になった次男が、クラスの第1回イラスト大会で第1位を獲得しました。

 小さい頃から絵が好きでよく描いていました。

 最近は、コミック本の模写に熱中しています。

 得意な作品は、あさのあつこさん原作・柚庭千景さん作画の「バッテリー」です。

 第一位になった作品も「バッテリー」を模写したものです。

 4年生までは、線が単調でしたが、最近は、太い線と細い線の使い分けも出来て、とても上手になりました。

 私も絵が子どもの頃から好きでしたが、次男のデッサン力は、私もかなわない水準に達したようです。

 第一位になった作品は学校に置いてあるそうです。家での試作品が下です。

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  主人公・原田巧のイラストに熱中しています

 次男は、野球も大好きです。先日は、妻の職場のツアーで、福岡ヤフードームに行って、初めてプロ野球の観戦をしてきて、次男はとても喜んでいました。

 いよいよ球技大会のソフトボールの練習も始まりました。

 少子化で、所属する子ども会だけでは、チームが出来ないので、隣の隣の子ども会に入れてもらって練習に参加しています。

 一人だけ違う子ども会からの参加で苦労もあるのかと心配していましたが、次男は伸び伸びと楽しんでいるようです。

 新しい仲間も出来て、世界が広がることはいいことかも知れません。

 妻が、コーチに褒められてたと喜んでいました。

 次男は、今、イラストとソフトボールに夢中です。

 とことん熱中して、いっぱい吸収して、人生の糧にしてほしいと願っています。

 物事を吸収するには一番いい年頃ですよね。次男がまぶしくみえる今日この頃です。

 しっかり褒めて、得意なところは伸ばしてやりたいと思います。

 

四十九日のレシピ

 東京出張の行きの車中で伊吹有喜著「四十九日のレシピ」を一気に読みました。

 この本は、NHKラジオで土曜日の朝に放送している「著者に聞きたい本のツボ」で知りました。

 伊吹さん本人から本の紹介があり、手に取りました。

 私の娘が「伊吹」という名前なので、その縁もありました。

 主役の乙美が亡くなってからの人々の想いを綴った物語です。

 乙美は、亡くなった前妻との間に生まれた百合子という子がいる良平と結婚しました。

 百合子は、乙美が残したレシピカードを元に、彼女の49日の宴会を準備します。

 知らなかった母が作ってきた関係を知ります。

 乙美の知人である「井本」と「ハルミ」の存在が、小説を盛り上げます。

 百合子は夫と離婚を考えていましたが、母の宴会を準備する中で乗り越えます。

 この小説は、「人間いろいろあるけど、生きていればいいことあるよ」と優しく励ましてくれるような作品です。

 少し一息つきたい人におすすめの1冊です。

 彼女のもう一つの作品「風待ちのひと」も読んでみようかと思っています。

 「四十九日のレシピ」は現在7万部の売上だそうです。

 私は、この作品が映画化されることを望んでいます。

 「ボックス!」などがそうであったように、読んで感動した作品が映像化されるのは最高です。

 関係者の皆さん、どうかよろしくお願いいたします。

 伊吹有喜作品に関する感想をお聞かせください。

猫とドッジボールとゴーヤ

 昨日、遅く東京から帰ってみると、子猫が家にいるではありませんか。

 三男が近所で友人と一緒に拾ったとのこと。我が家には、1匹猫がいますので、妻は「飼えない」と三男を諭します。

 三男も渋々納得して、今朝、無事に、友人のK君宅に引き取られていきました。

 生まれたばかりの子猫で、子どもたちは大喜びでした。

 しかし、びっくりしたのは、我が家の猫。子猫がいる間は、外に逃げたり、二階に逃げたり挙動不審でした。

 しかし、昼前になってようやく落ち着きを取り戻し、我が家に平穏が訪れました。

 子猫の将来に幸あれと願います。

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  我が家で一晩過ごした子猫。K君に託しました。

 今日午前中は、球技大会にむけたドッチボールの練習。

 妻が保育園の行事だったので、私が当番で参加しました。

 三男は、キャプテンに選ばれて、号令をかけたり、一生懸命でした。

 1年生にはルールの理解からのスタートで、最初は、「ぼーっ」としていました。

 しかし、少しづつ動きが良くなってきました。習うより慣れろでしょうか。

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  ドッジボールの練習風景(緑のTシャツが三男)

 昼前に、庭に植える苗を買いにいきました。

 恒例のゴーヤと里芋とショウガを買って植えました。

 ゴーヤは今年も多くの収穫が可能でしょうか。

 初めての里芋は上手に育つでしょうか。

 暑くなってきたので、たっぷり水やりをしました。

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 今年も多くの実をつけてくれるでしょうか(ゴーヤ)。