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参院補選に河合喜代前県議が立候補を表明

 日本共産党山口県委員会は、29日午後、参院山口補欠選挙に河合喜代前県議・党県副委員長を党公認でたててたたかうと発表しました。

 参議院選挙山口補欠選挙に立候補を表明した河合喜代前県議(写真右端)

 この間、ギリギリまで統一候補擁立へ尽力してきたものの28日時点で決まらず、この日の記者発表となりました。
 まず、外山英昭市民連合@やまぐち共同代表と候補者の河合喜代氏、さらに吉田貞好日本共産党県委員会長が政策協定書に調印しました。
 吉田県委員長は「参院山口補欠選挙は総選挙前の前哨戦として極めて重要な選挙だ。安倍・菅政治と正面から対決してきた党として、この史上最悪の政治を変える展望を示したい。市民と野党の共同の旗を高く掲げ、つづく総選挙で政権交代実現への展望をひらきたい」と語りました。
 河合氏は「命をまもる政治、ジェンダー平等の社会へこれまでの地方議員の経験を生かし、勝利へ全力をあげる」と決意表明しました。

岩国市美和町メガソーラー事業者が農家の被害へ補償行う

 私は、9月15日に一般質問で登壇しました。
 今日は、メガ発電施設問題の内、メガソーラー問題について報告しましす。
 まず、岩国市美和町のメガソーラーについてです。
 美和町のメガソーラー開発地周辺の県管理施設と農用地が7月8日の大雨で被災しました。
 私は、「メガソーラー開発が被災要因と考えられるケースはなかったのか」質しました。
 まず、県管理施設について和田土木建築部長が次のように答えました。
 「現地の被災状況を調査したところ、下畑川などにおいて、河道の水位上昇により河床が洗堀され、石積護岸が崩壊していることを確認した。この原因は、異常な自然現象によるものと考えられることから、メガソーラー開発が被災原因であるとは考えていない」
 次に、農地被災について、松岡農林水産部長は次のように答えました。
 「現在、事業者において、農地所有者に対して、被害への補償や土砂等の撤去時期などについて、誠意をもって対応しているところと承知している」
 私は、「開発地周辺の河川で『ヒ素』『鉛』が検出され、水質悪化を理由に、開発地周辺の農家が、2年連続稲作を諦めている。林地開発を行った県の責任で、水質調査を行い、業者に水質の改善を求めるべきだ」と質しました。
 松岡部長は「水質調査は、あくまで、周辺環境の保全に努める責任を有する事業者において実施すべきものと考えている」と答えました。
 次に、山口市下小鯖のメガソーラーについてです。
 私は、「開発地内から濁水が周辺の河川に流出したことを受け、地元住民は砂防堰堤の新設を求めているが、県の見解は」と質しました。
 和田部長は「要望のあった砂防堰堤については、当該地区における近年の災害の発生状況や下流の人家戸数等を踏まえると、現時点では、整備することは困難と考えている」と答えました。
 私は、「設置された監視装置・緊急告知装置は周辺住民が広く活用できるようにすべき」と質しました。
 松岡農林部長は「監視装置等の活用については、事業者と地元自治会が締結した協定等に基づき、双方協議の上で、検討されるべきものと考えている」と答えました。
 私は、岩国市と山口市のメガソーラー開発に共通した問題として、林地開発許可要件の変更申請を業者に求めるべき問題を二点指摘しました。
 第一は、「盛土は、30㎝程度毎に十分な締め固めを行う」との条件を出している点です。
 私は、「開発業者は、この条件を遵守したのか。どのような対策を指示したのか」質しました。
 松岡部長は「事業者は、これまで許可条件に従い、適切に盛土等の施行を行っていると考えているが、県では、この度の豪雨による被害発生を受け、セメントを活用した被災法面の強度を強める施工方法への見直しを指示したところだ」と答えました。
 私は、「表土が崩壊しないような新しい許可条件を業者が県に求める変更申請を行う必要があるのではないか」と質しました。
 松岡部長は「県では事業者に対して、セメントを利用した被災法面の強化など、施工方法の見直しを指示しているところである。この見直しに伴う許可条件の追加は必要ないことから、事業者に林地開発許可の変更を求めることはない」と答えました。
 第二は、調整池、擁壁、排水施設等の増設です。
 松岡部長は「調整池等の増設は考えていないことから、林地開発許可の変更申請は必要ない」と答えました。

「流域治水プロジェクト」が26カ所の2級水系で策定される

 私は、9月15日、一般質問で登壇しました。
 今日は、流域治水について報告します。
 流域治水関連法が、今年4月に成立しました。
 県は、流域治水を推進するために、今年度から26カ所の2級水系で『流域治水プロジェクト』の策定に着手しました。
 和田土木建築部長は「県では、プロジェクトの策定に向け、6月中旬に、『県管理河川における大規模氾濫に関する減災対策協議会』の中に流域治水部会を設置し、8月5日までに第1回の会議を開催したところだ」と答えました。
 流域治水を推進する条例が滋賀県・徳島県で制定され、計画が長野県・山梨県で策定されています。
 私は、「県として、流域治水を推進する計画を策定すべき」と質しました。
 和田部長は「県はすでに水系ごとの流域治水プロジェクトの策定に着手しており、これにより流域治水の取組を推進していくこととしているため、現時点で、県全体で流域治水を推進する計画を策定することは考えていない」と答えました。
 滋賀県は、浸水警戒区域内での住宅の建て替えの補助制度を創設しています。
 私は、「県として同様の制度を策定すべきだ」と質しました。
 和田部長は「滋賀県の補助制度は、独自に指定した区域で一定の建築物への規制にあわせて設けられたものだ。一方、本県の特性を踏まえると、まちづくりの観点からも慎重な検討が必要であり、現時点では県として制度の創設は考えていない」と答えました。
 私は、県管理河川の河川整備基本方針と河川整備計画の策定が遅れていることを指摘しました。
 和田部長は「県では、過去に大きな水害が発生した河川や、川沿いに人口・資産が集中している河川を優先して、『川づくり検討委員会』などの意見を聴きながら、40水系の河川整備基本方針と35水系の河川整備計画を策定した。現在、残りの水系についても、優先度・緊急度を考慮しながら、順次、基本方針等の策定を進めている」と答えました。
 私は、県管理河川に設置された水位計と河川監視カメラの設置件数を質しました。
 和田部長は「現在、水位計は161箇所、河川監視カメラは24箇所整備している、今年度も増設することとしている」と答えました。
 引き続き、一般質問の内容を紹介していきます。
 また、皆さんの周りのお困りごとなど藤本にお教え下さい。
 

山陽小野田市議選スタート 山田候補出発式で挨拶

 昨日、山陽小野田市議選が告示されました。

 日本共産党は、現職の山田のぶゆき候補に加え、元職の中島よしと候補の二議席への躍進を目指します。

 昨日、私は、山田のぶゆき候補の出発式で日本共産党を代表して訴えました。

 山陽小野田市議選に立候補した山田のぶゆき候補の出発式(左が山田候補、右が私) 

 私が訴えた要旨は以下の通りです。

・・・

 山田のぶゆき出発式にご参加の皆さんおはようございます。
 県議会議員の藤本かずのりです。日本共産党を代表して訴えます。
 今度の市議選は、日本共産党を山田さんの一人からベテランの中島さんを加えて二人に躍進させる選挙です。少数激戦です。最後まで、「山田さんを頼む」の声を広げきり、山田さんを7回目の市議会に送りましょう。
 新型コロナが広がりはじめた、昨年4月、新型コロナ対策特別委員会が設置されて、山田さんは副委員長に、5月の連休を返上して、市内の各団体と意見交換会を行い、市町に要望書を提出する中心になって頑張ったのが山田さんでした。
 昨年の8月末、山陽小野田市でクラスターが発生しました。山田さんと私の連名で、村岡知事に要望書を提出しました。その結果、飲食店の従業員だけではなく、初めて、周辺の地域住民にもPCR検査を実施されました。
市民の命を誰より大切に考え、すぐに行動するのが山田さん、その共産党の議席を倍加させ、コロナ感染症から皆さんの命を守る市政を実現させましょう。
 山口県は、飲食店に時間短縮を要請し、協力金を支払っていましたが、今日でその制度が終わります。
 その理由は、国からの臨時交付金が見通せないからです。
 今、全国知事会は、臨時交付金を増額させるため大型補正予算を成立させよと求めています。
 しかし、自民公明政権は、総裁選にばかりうつつをぬかし、臨時国会を開きません。国民の命と暮らしそっちのけで、自分たちの事ばかりする自民公明の政権交代がどうしても必要です。
 今度の山陽小野田市議選で日本共産党の二議席を実現させてください。
 その力は、総選挙で野党連合政権をつくる大きな力となります。
 自民公明政権さようならの願いをどうか山田のぶゆき候補にお寄せください。
 4年前の選挙も私は、山田候補の出発式に参加しました。
 頑張りぬいたものだけが勝利できます。山田・山田の声を広げましょう。

・・・

 山陽小野田市議選で日本共産党2議席実現へ皆さんの大きなご支援をお願いいたします。

 

阿武風力発電の変電所などを環境アセスにと地元から要望書提出

 9月24日、阿武風力発電所を考える会など3団体が、阿武風力発電事業の変電所などを環境アセスに含めることを求める要望書を村岡知事に提出しました。

 阿武風力発電事業の変電所などを環境アセスに含めることを求める要望書を手渡す浅野代表(右)真ん中が私

 県は、私の9月県議会の一般質問で、「地元からの要望等は事業者に伝える」と回答しました。

 要望書は、以下の通りです。

 要望書は、県から要望書の内容を事業者に伝えることを求めています。

 回答は、1カ月程度後に文書で行われることが確認されました。

 要望書提出には、

 

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山口県知事 村岡嗣政様

2021年9月24日

阿武・萩の未来を良くする会 代表 中村光則
阿武風力発電所ちゃあなんか考える会 代表 宮内欣二
阿武風力発電所を考える会 代表 浅野容子

 日頃より県政にご尽力いただき誠にありがとうございます。
 (仮称)阿武風力発電事業計画の中止を求める私たち阿武萩の三団体は、(仮称)阿武風力発電事業の変電所及び送電線設備も環境影響評価に含めるように要望いたします。
 9月15日の県議会9月定例議会一般質問において、藤本議員が2021年3月10日付けで資源エネルギー庁より事業認定された(仮称)阿武風力発電事業の変電設備設置事業が環境影響評価の対象から除外されていた件について一般質問されました。変電所は対象事業区域から数キロ離れており、変電所周辺の山林1600㎡についても環境影響評価が行われるべきではないかというものです。変電所設置については住民説明会でも事業想定区域から除外されており、変電所設置予定地である萩市および該当する地域住民に対して一切説明がなされないまま現在に至っています。
 環境省にこのようなケースについて問い合わせたところ、「変電設備や送電設備についても、阿武風力発電事業計画と一体の事業である場合は、関係する自治体および該当する地域住民に対して、事業者はしっかりと事業全体について説明責任をはたさなければならない。一体事業とみなされれば、環境影響評価の範疇に入れて住民に説明をする義務が生じる」という見解をいただきました。
 つきましては、変電所設置予定地である萩市および該当する地域も本事業の環境影響評価法の対象とし環境影響評価手続きの第一段階である配慮書まで遡って説明するよう、事業者であるHSE 株式会社に対して勧告して頂けますよう宜しくお願いいたします。
 また、このことについて文書による回答をお願いいたします。

・・・

 申し入れ直後に、保安林について、住民の皆さんと一緒に学習会を開催しました。

 昨日は、天井山風力発電所問題を考える美祢市や長門市の皆さんの学習会に参加しました。

 明日、阿武風力発電所計画地と天井山風力発電所計画地内の保安林の状況について情報公開請求を県に行う予定です。

 佐賀新聞ネット版は9月17日、保安林に係る問題について次のように報じました。

 「定例佐賀県議会は16日、一般質問の質疑があった。民間事業者の大和エネルギー(本社・大阪府)による唐津市七山の風力発電所計画で、開発する場合に必要となる保安林の指定解除について、県は『解除要件に合致していない』と答弁し、現状では開発は困難との見解を示した。一般質問で井上祐輔議員(共産)が『県内では4年連続で大雨特別警報が出されるなど災害が多発し、保安林を壊してまで開発することに不安の声がある。保安林の指定解除の要件は厳しいというが、見込みはどうか』とただした。池田宏昭農林水産部長は『少なくとも、開発にかかる土地利用が地域の公的な土地利用計画に位置付けられておらず、保安林の指定解除要件には合致していないものと考えている』と答弁しました。」

 24日の保安林学習会の中で、講師は、保安林解除の要件として「都市計画法上の土地利用計画に位置づけられているかどうかが重要なポイントだ」と述べておられました。

 阿武風力発電所・天井山風力発電所の計画地が土地利用計画に位置づけられているかどうかも調査したいと思います。

 県内で、風力発電所の建設やリノベーションが目白押しです。

 風力発電事業に係る皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

コロナ理由に憲法への緊急事態条項の新設求める意見書を自公が強行

 昨日、9月県議会の最終本会議が行われ、付託された議案等の採択が行われました。

 昨日、自民・公明会派が提出した「緊急事態に対応できる国づくりに向けた建設的な議論を求める意見書」が、自民・公明などの会派の賛成で可決されました。

 この意見書は、コロナ禍を理由に、憲法に緊急事態条項の新設を求めるものです。

 日本共産党、社会民主党、民政会、草の根の各会派の議員は意見書の採択に反対しました。

 私は、昨日、討論で登壇しました。意見書の反対理由も述べていますのでご参照ください。

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 日本共産党県議団を代表して、本日の会議に付託された議案に対する反対討論を行います。
 反対する議案は、議案第3号と意見書案1号です。
 まず、議案第3号は、今年度の県事業に要する経費に関し、「市町が負担すべき金額を定める」、いわゆる県事業負担金の額を決めるものです。今議案では37事業について全市町に計27億6000万円の負担金を求めています。
 これまでも再々、紹介してきましたが、全国知事会は2009年7月、国の直轄事業負担金制度の廃止や市町村負担金の見直しに向けた申し合わせ事項を確認し、国は翌年度から維持管理経費や事務費などの廃止が実現し、その後、新潟、和歌山、福岡、佐賀、三重の5県は県事業負担金の原則廃止に踏み切っています。
 2009年に全国市長会が行った実態調査では、「全国知事会も国直轄事業負担金は廃止すべきとしているのであるから、県事業についても、市町村の意見が反映されず、市町村のチェックが働かないという疑義のある県事業負担金制度は廃止すべき」という意見も紹介されています。
 特に今、新型コロナ感染拡大の影響を受けている住民の暮らしや中小零細企業への独自支援策の財源不足に直面している市町を側面支援する意味でも県事業負担金の廃止に踏み切るべきであり、本議案には反対します。
 次に、意見書案1号についてです。
 本意見書は、新型コロナウイルス感染症に直面する事態を緊急事態と捉え、「関係法規の見直し等による平時からの緊急時のルールの切り替え」と「その根拠規定となる憲法への緊急事態条項の新設等」について国会における議論を求めるものです。
 全都道府県議会に県議会事務局を通じて照会した結果「本意見書と同様の意見書が提出された事例は、現在のところなし」との結果でした。
 昨年度以降の類似の意見書として、憲法改正をもとめる者や新型コロナウイルスに関して法改正を求めるものは、提出されていますが、新型コロナウイルス感染症に直面する事態を緊急事態と捉え、憲法改正を求める意見書は山口県が全国初となります。
 コロナ感染症を制御できないのは、憲法に緊急事態条項がないからではありません。最大の要因は菅政権の無為無策であり、菅政権による人災です。
 菅首相は8月25日の記者会見で、「ワクチン接種でデルタ株にも効果があり、明かりがはっきりと見え始めている」と発言しました。救えるはずの命が失われていることに傷みを感じず、根拠のない楽観論をふりまき、責任を一切認めない菅首相の姿勢は許されません。
 また、緊急事態条項の創設は、時の政権に強力な権限を集中させ、人権の抑圧につながる恐れがあります。憲法の理念に反するもので、到底、容認できません。
 審査した総務企画委員会の委員長報告では、「緊急事態に即応し、国民の命と生活を守るための施策や法整備」について「建設的な議論が進むことを期待する声」が高まっている、こと等を賛成理由にあげられていますが、「国民の命と生活を守るための施策や法整備」を進めるために野党が憲法の規程にもとづいて要求している臨時国会の召集を拒んでいるのが自民公明政権です。
 入院治療が必要な国民が、「自宅療養」と称して「自宅放置」されている今日の事態こそ「緊急事態」です。総裁選で政治空白を作る時ではなく、直ちに臨時国会を開き、国民の命が奪われている今の事態への対応を議論する時です。
 以上の理由から「緊急事態に対応できる国づくりに向けた建設的な議論を求める意見書」に反対します。
 次に、議案1号、2号、15号の補正予算には賛成しますが、いくつかの要望を申し添えたいと思います。
 全国知事会は、9月11日に発表した「緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の延長を受けた緊急提言」の中で「長引く感染拡大で疲弊した地域経済を強力に後押しできる地方創生臨時交付金を確保するため、大型の補正予算を、政治日程等の事情に関わらずできる限り早期に編成すること。」を求めています。
 政府は、直ちに臨時国会を開催し、地方の経済と住民の命を守る大型補正予算の議論を開始すべきことを重ねて求めるものです。
 県は22日の新型コロナウイルス感染症対策本部員会議において、「デルタ株感染拡大防止集中対策」を9月26日で終了させ、飲食店等への時短等の要請及び協力金の支給期間も打ち切ることを決めました。
 県が飲食店等への時短等の要請及び協力金を終了させる背景には、国からの財政措置の見通しの不透明さもあるものと思います。
 県は、全国知事会と連携し、政府に、大型補正予算の執行を引き続き求め、国からの財政支援を受けながら、飲食店等、中小企業支援が継続することを強く要望するものです。
 また、本部員会議では、県の感染状況を「ステージ3」から「ステージ2」に引き下げるとともに、「本県の対処方針」として、9月27日以降も、「緊急事態宣言及びまん延防止重点措置の対象都道府県との往来の自粛」を県民に要請しました。
 コロナ感染拡大の第5波は峠をこえましたが、今後も新たな変異株の出現などによる第6波の到来も予測されています。
 ワクチン接種一本やりでは新型コロナ感染症の抑え込みはできないことは、国内外の事実が示しています。ワクチンと一体に大規模な検査を実施し、感染の鎖を断つことが必要です。
 とくに新規感染が減少傾向となり、検査のキャパシティーに余裕が生まれている今こそ、陽性者の周辺へ迅速な行政検査を幅広く行うとともに、無症状者への大規模検査を行うことがいよいよ重要となっています。
 22日の本部員会議では、感染への不安のある無症状の方に、インターネットでの受付と併せて県内9カ所の検査会場で検体採取を行い実施されている無料の「集中PCR検査」の期間を10月末まで延期されたことは評価しますが、それ以後も、恒常的に検査を継続すべきです。
 発熱期を迎えるこれから、「いつでも、誰でも、何度でも、無料で」の立場で、更に、県内で大規模検査の具体化をはかり実施することを強く求め、補正予算に賛成する上での意見とします。

・・・

 9月県議会が終了しましたが、昨日は、「阿武風力発電所建設を考える会」などが萩市紫福に建設予定の変電所を環境アセスに含めるべきだとする要望書を村岡知事に提出し、同席しました。(この内容は、明日以降のブログで報告します。)

 県民の要求あるところに、これからも積極的に出向いてまいります。

 県政全般に対する要望・意見・情報などありましたら、本ブログのトップページの問い合わせからメッセージをいただけたらと思います。

 総選挙も目前です。日本共産党と野党と市民の共闘の前進のために力を尽くしたいと思います。

 今日は、今から、街頭宣伝に出発します。街角でお会いしましたら声をかけて下さい。