今日は、午後3時過ぎまで、党の会議があり、その後、週刊誌の記者の方と新山口駅で合流し道路問題での取材を受けました。宇部湾岸道路の現場を見学し、移動の車中で、私は様々な説明しました。
やはり取材を受けるのは、議員冥利に尽きるもので、ついつい長い説明をしてしまいました。記者の方は、27才。大手出版社の社員で、昨年から会社が発行する週刊誌の記者に配属されたそうです。
若者の活字離れで、出版業界も中々大変だという「業界の話」が車中で聞けたのも取材を受けた副産物です。彼は、周南市の大学時代の友人に会うとかで、宇部駅で別れました。
さあ、今晩と明日は、委員会の準備に集中することにしましょう。
一般質問が本日終わりました。いよいよ来週から委員会です。2時過ぎから委員会の準備を始めて、5時過ぎに、県庁を後にしました。少々買い物をすませ、7時過ぎに家に帰ると、またまた、次男に受難が。喉に骨が刺さったようです。ただちに、私と次男は、休日診療所に。しかし、「耳鼻咽喉科」にという事で、「山口大学医学部」に直行。受付を済ませ、病棟に。そして、ナースステーションの奥で治療が開始されました。まだ20代と思われる先生お二人が交互で治療にあたられ、20分位たったでしょうか、無事、次男の喉から骨が抜けました。やっぱり医師というのはすばらしい職業だということを痛感しました。若い時の苦労は買ってでもしろと言います。次男もいい大人になれるでしょう。私も連日鍛えられます。
さて、今日、一般質問の合間に、骨子案だった「山口医療費適正化計画」「山口県地域ケア体制整備構想」などの案が厚生委員に届けられました。私は、これら(案)を見た瞬間から、今まで憤りを抑えることが出来ません。これら計画は、山口県にある療養病床を何床残し、何床削減するかを決めるものです。骨子案と今度の案が策定される間に、パブリックコメントが行われました。私の憤りは、骨子案と今度の案の削減病床数、残る病床数が全く同じだと言うことに尽きます。
パブリックコメントには何件の意見が出されたのでしょうか。「山口県医療費適正化計画」には、815件。その内、800件は、療養病床の再編成に関するものでした。「山口県地域ケア体制整備構想」には、684件。その内、680件は、療養病床の再編成に関するものでした。つまり、山口県は、療養病床の再編成に関わる1480件もの意見を無視して、骨子案どおり、現在、10050床ある療養病床の内、4153床だけ残し、5217床もの病床を削減するという案をまとめたのです。
今日、担当職員に、それでは、パブリックコメントなどの何を案に反映したのか私は聞きましたが、「付属的な資料や説明」の程度でした。
このままでは、山口県の療養病床削減率は、57%減になろうとしています。昨年末新聞に、共同通信の調査で、21都道府県の病床削減率の平均は34%だったという記事が出ました。山形と神奈川は削減率何と一桁。一方、国が言うままに50%以上の削減率にしているのは、高知、香川、山口だけという記事でした。
高齢化率が山口県は高すぎるので、しかたがないと担当者はいいます。ならば、削減率一桁の山形県と山口県の高齢化率はどれほど違うのでしょうか。
国に従わないと今後、ペナルティーがあると担当者はいいます。根本的に、県民の暮らしを守る防波堤になる決意が、県には欠けているのではないでしょうか。この場合、ペナルティーを行う国に問題があることは明瞭なわけですから、国に言うべきことは言う姿勢が必要です。今日も、知事は、水野議員の基本姿勢を問う質問に、「私は、国に言うべきは言う」と言っていました。知事は、「言うこととやることが違う」ということが、この二つの計画の案の療養病床削減数にはっきり現れたのではないでしょうか。
また、県議会の決議も県は尊重すべきです。12月議会で全会一致で可決した決議には、「療養病床が再編成されようとしているが、医療難民や介護難民を生むようなことがないよう地域の実情に応じた適切な医療・介護提供体制の確保等について必要な措置を講じるとともに、地方の負担が過大とならないように充分に配慮すること。」とあります。
県は、国による「必要な措置」や「十分な配慮」を検証した上で、この病床削減数を策定したのでしょうか。
月曜日から厚生委員会です。月曜日が環境生活部、火曜日が健康福祉部です。可能な方は傍聴に来てください。
案が変更され病床の削減数が減少されるよう力を尽くす決意です。
一般質問が終わりました。議会終了後は、来週からの厚生常任委員会に向けてのヒヤリング。4時過ぎに県庁を出て、長女と三男を保育園に、長男と次男を学童保育に迎えに行きました。その後、次男が、「宿題のプリントがない。」と言い出し、家を探す、学校に行ってみて探す、同じ自治会の同級生に電話をするで大騒ぎとなりました。同級生も「僕もプリントがない。」と言い、あきらめていたのですが、9時過ぎて、彼から電話があり「あったよ。」というので、今、次男と二人で彼の家に出向き、プリントを借りてきました。次男は、今、遅めの宿題に励んでいます。4人の子持ちのお父さんは、日々が、ドラマです。
さて、今日の一般質問についてです。再々質問の時間をもっと確保すればよかったなど、反省点は多々ありますが、力を出し尽くした充実感を味わっています。
子どもの宿題のプリントを探している最中に、東京の大手の週刊誌の記者から「道路について調べている」との電話が入りました。記者は明日、山口入りするということでしたが、土曜日の夕方会うことになりました。
先日は、全国ネットテレビ局の報道番組の記者から「宇部湾岸道路」の取材を受けました。この間、私が、一貫して議会で主張してきたことを見てくれている人は見ているんだと、感謝の気持ちで一杯になりました。
さて、今日の質問の柱の一つも道路問題でした。2月18日に、県と県道路利用者会議、道路整備促進期成同盟山口県地方協議会の3団体の主催で行われた「道路の整備促進を求める山口県総決起大会」について私は質問しました。
私は、主催した県以外の2団体の事務局は何処にあるのか。大会のスタッフは何人で、県の職員は、何人いたのか質問しました。答弁した柳橋県土木建築部長は、主催した県以外の団体の事務局は、いずれも山口県にあることを認め、大会スタッフ全員が県職員であったことを認めました。
私は、これこそ「県丸抱えの大会だったのではないか。」と迫りました。二井知事は、「決起大会は、それぞれが役割分担をしながら対応した」と苦しい答弁をしました。
道路特定財源を廃止するか続けるかは、新しい山口県や日本をつくることが出来るかどうかの一つのメルクマールだと私は思います。
これからも愚直に、おかしいことはおかしいと主張しつづけたいと思います。
さあ、明日から本格的に、来週からの厚生常任委員会の質疑の準備です。議会閉会まで、気を抜かずに務めます。
以前、中国地方の政治家や政党のブログのアクセス数のランキングをしているブログがあることを書きました。各県ごとに、1週間に1回程度、数値が更新されています。以前書いたときには、私のブログは、山口県で3位ということでした。しかし、その後、順位を落としていましたが、今日、更新された山口県のランキングで再び3位に返り咲きました。
ついつい気にしてしまう私ですが、これを励みに今後も楽しいブログをモットーに継続したいと思います。2月末の一日で、482という日がありました。私の記憶では過去最高だと思います。何がよかったのかよく分かりませんが、今後ともマイペースでいこうと思います。
いよいよ明日が一般質問です。最後の仕込みの時期で、気の効いた文章になりませんが、今日もアクセスありがとうございました。
今日から、県議会は、質問戦が始まりました。質問に入る前に、「米兵による少女暴行事件に関する意見書」を全会一致で可決しました。
「沖縄県と同様、米軍基地を抱える本県においても、今回発生した事件は、基地周辺住民はもとより多くの県民に強い衝撃と大きな不安を与えているところである。」
「本県議会は、これまでも米兵犯罪の防止に関し、国、米軍等に対して、綱紀の粛正、再発の防止及び隊員教育の一層の徹底を強く申し入れてきたところであるが、それにもかかわらず、今回、またもやこのような事件が発生したことは誠に遺憾である。」
このような中、今月2日、米軍嘉手納基地所属の上等兵が、建造物侵入の疑いで逮捕されました。
綱紀粛正では、事態が改善されないことが益々明らかになっています。こうなったら、犯罪防止は、基地縮小の方向しかないことは明らかです。
ましてや、基地拡大を容認するようでは、米兵犯罪は増える一方です。この県民の不安に答えることが、県民の安全・安心の大前提です。