昨日、山口大学医学部付属病院ヘリポートで行われた山口県ドクターヘリ運航開始式に地元議員として参加しました。
山口県は、中山間地域を多く抱え、有人離島が多数存在します。このような地勢の山口県において、県土全体に高度救命の網が張り巡らされる体制の整備を喜びたいと思います。
私は、ドクターヘリの運航を契機として、県全体の救急医療体制の底上げが必要だと感じています。
先日、ある宇部市内の医療機関の役員の方にお聞きした話では、医療機関が多い、宇部市においても救急医療が特定の病院の過重な負担によって支えられている状況のようです。
山口大学医学部の体制としても、ドクターヘリの運航体制を支えながら、日常的な救急医療を支える更なる厚い人的体制が必要でしょう。
引き続き市内の医療機関にも必要な医師を派遣できる体制の維持も望まれているようです。
ドクターヘリの運航及び山口県の救急医療体制についてのご意見をお聞かせください。
山口県ドクターヘリ運航開始式に臨む私
ドクターヘリ患者搬入訓練の様子
機内には、高度救命医療機器が搭載されています。
宇部市職労機関紙「自治の灯」が10000号を達成した記念レセプションに参加しあいさつを行いました。
以下、あいさつの概要を掲載します。
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宇部市職労機関紙「自治の灯」10000号達成記念レセプションにお招きいただきましてまことにありがとうございます。ただ今、ご紹介いただきました。県議会議員の藤本です。一言お祝いの言葉を述べたいと思います。「自治の灯」がスタートしたのが、1967年ということです。私が、3歳の時ですので、約半世紀の歴史を刻むことになります。まずは、「自治の灯」10000号達成にお祝いを申し上げます。
私、今日は、1978年から市職労の委員長を務められた伊藤稔さんの「孺子(じゅし)の牛」という本を持ってきました。この本には、伊藤さんが1976年から自治の灯に書かれたコラム「ともしび」が収録されています。1980年の「ともしび」には、「公務員攻撃」というこんな記事があります。公務員攻撃とは「第一に、限界に達した『合理化』の下での低賃金、労働強化に対する民間労働者の不満を、公務員の賃金、労働条件切り下げによって、そらすこと。第二に、自治体労働者攻撃と革新自治体攻撃を統一してそれをつぶすこと、第三は、国家財政危機を増税で乗り切るために、公務員の賃金抑制、人員削減を行い、同時に福祉、教育関係費まで削減することで、国民に歳出を押さえている印象を与えること。」と書かれてあります。
私は、自治の灯10095号を持ってきました。これには、猿橋自治労連書記長が国が進める「地域主権改革」の問題点を指摘した論文が掲載されています。「『地域主権改革』は、国が責任を持つべき社会保障・社会福祉・公衆衛生などの『最低基準』の設定にかかわる仕事や国が国民に対して直接行ってきた雇用政策などの仕事を地方自治体と住民の責任に押し付け、補助金の一括交付金化で地方の福祉・教育などの財源を、実質的に大幅に削減することをねらうなど、自治体が住民の生命と暮らし、営業を守る役割を果たす上で、より一層の困難を持ちこむものとなっています。」
まさに30年前の伊藤さんの指摘は、今日の地方主権改革の問題点にも通じるものです。
今日、公務員・自治体への攻撃が強まっていますが、これに抗して、自治体労働者と住民の暮らしを守る「自治の灯」として、市職労機関紙が2万3万号と発行され続けることを祈念して私のあいさつといたします。
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10000号達成おめでとうございます。
本日の山口新聞や中国新聞などで、国体の山口県選手の参加資格問題で、日本体育協会は、「2月中に臨時の国体委員会を開いて結論を出す方針を示した。」と報じました。
日本体育協会が、山口県選手の参加資格問題で、第三者委員会を最初に開催したのは、昨年の9月20日です。4ヶ月の審議を経て、ようやく結論が出る見込みです。
私は、日本体育協会の国体参加資格基準に照らした厳正な判断を願うものです。
その事は、国体の将来にとっても大切なことだと確信しています。
二井知事は、私の11月県議会の一般質問で「日本体育協会において、第三者委員会の判断に基づき、基準が示されれば、適正に対応していく」と答弁しています。
私の知事の責任問題を明らかにせよとの質問に対しても「最終的な結論が出れば、その段階で対応をいたします」と答弁しています。
日本体育協会が、山口県選手に参加資格違反があると結論を出した場合、国体に参加出来ないなど犠牲を被るのは選手自身です。
しかし、居住実態や勤務実態が県内にない選手を山口県選手とて登録した、県体育協会や県の責任は重大です。
私は、日本体育協会の最終判断を注視しつつ、今日も汗を流し練習に励む選手の方々に犠牲が出た場合は、県体育協会や県の責任を引き続き明らかにしていきたいと思います。
私の11月県議会の一般質問で、委託契約を結んだ山口国体強化選手75名に、県や県体協から総額1億9800万円、1選手当たり250万円以上のお金が渡っていたことが明らかになりました。
県や県体育協会から、これら選手に、人件費の色合いの濃いお金を渡すというやり方も、これを期に改革する必要があると思います。
指導費や遠征費や道具費など、使途を明確にした支出に改善すべきだと思います。
今回の山口国体でも競技場やプールや武道館など巨大施設の新設や大規模改修が相次ぎましたが、施設整備という点からも、簡素な国体になるような改革が求められていると思います。
華美な国体になる根源に、開催県が必ず天皇杯を獲得する慣例があります。得点の見直しなど、ここへメスを入れていくことが急務であることも述べておきたいと思います。
持続可能な国体としてこれからも国民から愛される大会になるよう、国体の改革が今、求められています。
今回の問題を契機とした国体の改革を大いに期待しています。
国体の参加資格問題やあり方について、皆さんのご意見をお聞かせください。
本日、私と大野市議と五島地区委員長は、松崎町の崖崩れ現場を視察しました。
現場では、昨年夏の豪雨で崖崩れが発生しました。
崖下の市道が一時通行止めになる被害でした。
本日は、農業関係の市と県の職員も立ち会い視察しました。
崖崩れの現場には、一山を越えた居能地域へ農業用水を運ぶ管とトンネルが残っています。
一つの要因として、その管を通じて水が現場に流れてきたことが考えられます。
その因果関係を含めて、現地の対策について市で検討していただくことになりました。
崖崩れの起こった周辺の住民の方は、再び大雨が降れば、民家にも影響が出かねないと心配されています。
私たちは、市において、早急に検討が行われ、災害復旧工事が行われるよう強く要望しました。
現場上の山中にある農業用水を運ぶためのトンネル
昨年夏に崖崩れが発生した現場、下は市道
9月7日に、私と大野市議、五島地区委員長が地元の要望を受けて横断歩道の設置を宇部署に要望していました。
横断歩道の設置について、この程、宇部署から県警本部に対して上申されました。
私は、早急に横断歩道が設置されるように、引き続いて働きかけを続けていきたいと思います。
私が昨日、現地を訪ねた限りでは、横断歩道は、市道沿の下りのバス停から上りのバス停へ横断(東西)するものと、上りのバス停から南の団地側へ横断する(南北)ものが設置される模様です。
皆さんの身近な要望を引き続きお聞かせ下さい。
横断歩道設置に向けて点線が引かれています。
本日、私と五島地区委員長は、宇部署交通課を訪ね、事故が発生している交差点の改善を要望しました。
場所は下条1丁目の市道島下条線(浜場バイパスに対して垂直)と市道西小串下条線(浜バイパスに対して平行)との交差点です。
この交差点では、接触事故が数件発生しており、改善が求められていました。
私たちの要望に対して、宇部署の担当者は、「事故が発生し改善の必要性を認識している。市道小串下条線の交差点に向って両側に一時停止の標識が設置されるよう県警本部に上申したところだ。」と答えました。
事故防止のため、一日も早く、この交差点に、一時停止の標識が設置されるよう引き続き見守っていきたいと思います。
手前からアパート側が市道西小串下条線です。
ここに一時停止の標識が設置される見込みです。