議員日誌

大雪が山口県を襲う

 今朝起きて驚きました。一面の銀世界。

 我が家でも今年一番の大雪です。

 11時から行われた日本共産党宇部市中部後援会の新年会。

 開催が危ぶまれましたが、無事に開催することが出来ました。

 夕方のあいさつ回りも無事に済ませることが出来ました。

 皆さん、大雪の被害はありませんでしたか。 

 寒中お見舞い申し上げます。

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   日本共産党中部後援会での弦楽器の演奏

 

山口県でも住宅リフォーム助成制度を実現させよう

 本日、宇部民商の新年会が行われ、私は来賓としてあいさつを行う予定です。

 県の住宅利フォーム助成制度実現に向けてのあいさつ原稿を掲載します。

 「日本共産党は、いっせい地方選挙の政策を発表しました。暮らしと地方自治、地方経済をたてなおす4つの転換を訴えています。その一つが、地域に根差した産業振興への転換です。私は、地域の中小業者を振興していくために、県による住宅リフォーム助成制度創設を実現したいと思います。
 13日に、日本共産党県議団は、二井知事に、新年度予算要望を行いました。この中で住宅リフォーム助成制度問題を入れ知事と直接懇談しました。二井知事は、「県産材を使うなど県の施策とリンクしないとだめだ」と述べました。確かに県は、県産木材利用住宅への助成を行っています。しかし、この助成は、新築住宅に限られています。また、県は、住宅の耐震改修に対する補助も行っていますが、これは、昭和56年5月以前に着工された一戸建て木造住宅に限られています。障害者自立支援法で、住宅改修に補助をする制度もありますが、これは、障がい者の方が対象です。
 全国で初めて住宅リフォーム助成制度を導入した秋田県の制度を見ると1戸建てでもマンション等の共同住宅でも可能で、それ以外の制限はありません。私たちの調査では、県内で、山陽小野田市・宇部市の実施に続いて、山口市、防府市、周南市、下松市、下関市、萩市、長門市、平生町で、新年度からの実施される見込みです。都道府県でも秋田県に続いて、山形県、宮城県、岩手県、高知県でも実施の方向です。宇部市では、4800万円の予算で、4億円を越える事業が実施されて大変喜ばれている住宅リフォーム助成制度を山口県で実施されるようがんばります。」

 新年度から、山口県による住宅リフォーム助成制度が創設されるよう、引き続いて、訴えを続けていきたいと思います。

 皆さんのご意見をお聞かせください。

1984年入学ヤジエセツルメント老人パート同窓会

 私は、日本福祉大学時代、ヤジエセツルメントに所属していました。

 名古屋市ヤジエ町で、伊勢湾台風の被害を受けた直後から先輩たちが実践をはじめました。

 年代ごとにパートを決めて住民の方々と実践を行ってきました。

 私は、青年パートで、地域の青年の方々と盆踊り大会などを一緒に取り組んだりしてきました。

 その他、幼児、児童、老人パートなどがありました。

 私たちの同期入学の老人パートの皆さんが同窓会を開くという案内が私の所に届きました。

 老人パートのもちひと君が今は福岡で勤務していますが、大阪に転勤になりそうで、長崎で新聞記者をしているさかなや君のところに集まろうと言う提案です。

 日程調整もこれからですが、6月くらいまでに会おうという話になっています。

 熊本や島根など、西日本に、同期の老人パートの仲間が暮らしています。その仲間を始め、私のような他のパートの同期や、東日本の可能な仲間も集まろうというものです。

 私は、「4月24日以降なら万難を排して参加します。」と返事を出しました。

 福祉の仕事をしている仲間、一般企業で働いている仲間など様々ですが、大学時代の仲間に会えることは私の人生への褒美だと思っています。

 来年は、2年から3年に一度行っている全体の同期会を静岡県で行う計画です。

 これも今から楽しみです。

 幹事のもちひと君ご苦労様です。さかなや君、久しぶりに会えるのが楽しみですね。

 この春の選挙に勝利し、皆に会えるよう、 皆の顔を思い浮かべながら、今日もがんばろうと思います。

 

2011年度予算編成に関する申し入れ行う

 本日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(水野純次団長)は、二井知事に対し、2011年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れを行いました。

 緊急重点要望の第一は、福祉、医療、介護の負担軽減のため、市町への財政支援をです。

 小項目の一つに、「福祉医療費助成制度の『一部負担金徴収』はやめ、乳幼児医療費助成制度は対象年齢を小学校卒業まで広げ、所得制限を緩和する」があります。

 私は、知事が「子ども手当」支給などを理由に、子どもの医療費助成制度そのものを「ゼロベースで見直す」と発言していたことに触れ、「これ以上の制度後退はないものと考えるが」と質しました。

 二井知事は、「制度の後退は考えていない」と答えました。

 第二は、公共事業は、地元経済の活性化につながるものに厳選するです。

 小項目の一つに、「高い経済波及効果が実証されている『住宅リフォーム助成制度』を創設する」があります。

 知事は、「県産材利用など県の政策と結びついたものでなければならない」と述べました。

 私たちは、県産材利用住宅の助成制度は新築に限られていることなどを示し、現行制度をリフォーム可能なものにするなどの改善も図るべきだと提案しました。

 第三は、県民の安心、安全の確保に万全をつくすです。

 小項目に、「児童虐待防止のため、児童相談所の体制を強化する」があります。

 私は、新年度から宇部地域に児童福祉司を常駐させるよう求めました。

 知事は、「そう方向になるように担当部局に指示している」と述べました。

 第四は、米軍基地の拡大強化許さず、縮小撤去をめざすです。

 小項目に、「愛宕山開発用地の『米軍再編関連施設用地』としての売却は拒否し、地元住民の合意と納得が得られる米軍家族住宅以外の利用計画を策定する」があります。

 久米議員の「最終判断をする時に議会をどう尊重するのか」の質問に、知事は、「少なくとも総務政策委員会にお図りすることにはなるだろう」と答えました。

 緊急重点要望の他、当面の重点事項284項目(うち新規・一部新規53項目)についても申し入れを行いました。

 新年度予算に関する要望をお聞かせください。

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  申し入れの様子(左端が私、右端が二井知事)

青い鳥

 心が乾いてくると、重松清さんの作品が読みたくなります。

 本屋で重松清の「青い鳥」を手に取り、読んでいます。

 主人公は、中学校の国語の非常勤講師の村内先生。

 村内先生は、吃音で言葉がつっかえてうまく話せません。

 村内先生が教壇に立つクラスには、様々な問題を抱えた生徒がいます。

 第一話は、場面緘黙症で苦しむ真澄美と村内先生との話です。

 卒業式で自分の名前を読まれた時、真澄美は、返事をする自身がありません。

 しかし、真澄美は、村内先生に励まされて、卒業式に出席します。

 ついに、村内先生が名前を読み上げた時、返事をすることが出来ました。

 第二話は、担任の真田先生を刺してしまった義男と村内先生との話です。

 義男に、草野心平の詩を紹介する村内先生。

 草野心平の詩を胸に、義男は、真田先生が帰ってきた教室で、「すみませんでした」が言えました。

 こう書いてみると、村内先生のマジックが上手く子どもたちに届いた話ばかりなのですが、その届く過程が泣かせます。

 子どもたちの心の闇に、村内先生だからこそ寄り添える。だからマジックが起こる物語です。

 あとがきで、重松清さんが、「初めてヒーローの登場する物語を書きました。」と書いています。

 重松さんが「村内先生も、僕とは違う人生を生きている僕なのかもしれない」と、こう告白しています。

 「教員免許を取得しながら、じつを言うと吃音のコンプレックスに押しつぶされた格好で教員になることをあきらめた僕の、ありえたかもしれないもう一つの人生を、村内先生に託したかった。」

 重松さんが書く村内先生だからリアルで暖かいのだとあとがきを読んで分かりました。

 重松さんは、あとがきで、こうも書いています。「僕は村内先生に憧れてはいない。けれど、少年時代の自分が村内先生に出会ったらどうなっていただろうとなと想像すると、自然と頬がゆるんでくる。」

 この小説は、全部で8編。残りの6編で村内先生はどんなマジックを起こすのか読み進めることにします。

 また、自分の子どもたちやPTA会長をしている西宇部小学校の子どもたちにとって、少しでも村内先生のようになれるよう、村内マジックを勉強したいと思いました。

 一人一人の子どもたちの心にそっと寄り添う大切さを学び、すこしづつ実践したいと思える作品です。

 重松さんが描いた吃音の子どもが主人公の「きよしこ」を次は読んでみようかな。

 心が乾きそうになったら、やっぱり重松清さんの作品は効果てき面です。

 重松清ファンの皆さん、感想をお聞かせください。

旭ヶ丘地すべりの現場を視察

 本日、真鍋市議と私は、旭ヶ丘の地すべりの現場を視察しました。

 池に面した住宅が池に向って傾いている様子がよく分かりました。

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   住宅の窓が傾いているのがよく分かります。

 また、池と住宅との間の道路が、数十センチ沈下している様子も分かりました。

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  側溝の下が沈下しているのがよく分かります。

 私は、この地域が地すべり防止区域に指定され、地すべり防止工事が実施されるよう県や市に働きかけています。

 近く、県と市の担当者が現地視察を行うとのことです。

 引き続き、この地域の問題解決のために力を尽くそうと思います。