議員日誌

国体山口県選手の参加資格問題、2月中に結論

 本日の山口新聞や中国新聞などで、国体の山口県選手の参加資格問題で、日本体育協会は、「2月中に臨時の国体委員会を開いて結論を出す方針を示した。」と報じました。

 日本体育協会が、山口県選手の参加資格問題で、第三者委員会を最初に開催したのは、昨年の9月20日です。4ヶ月の審議を経て、ようやく結論が出る見込みです。

 私は、日本体育協会の国体参加資格基準に照らした厳正な判断を願うものです。

 その事は、国体の将来にとっても大切なことだと確信しています。

 二井知事は、私の11月県議会の一般質問で「日本体育協会において、第三者委員会の判断に基づき、基準が示されれば、適正に対応していく」と答弁しています。

 私の知事の責任問題を明らかにせよとの質問に対しても「最終的な結論が出れば、その段階で対応をいたします」と答弁しています。

 日本体育協会が、山口県選手に参加資格違反があると結論を出した場合、国体に参加出来ないなど犠牲を被るのは選手自身です。

 しかし、居住実態や勤務実態が県内にない選手を山口県選手とて登録した、県体育協会や県の責任は重大です。

 私は、日本体育協会の最終判断を注視しつつ、今日も汗を流し練習に励む選手の方々に犠牲が出た場合は、県体育協会や県の責任を引き続き明らかにしていきたいと思います。

 私の11月県議会の一般質問で、委託契約を結んだ山口国体強化選手75名に、県や県体協から総額1億9800万円、1選手当たり250万円以上のお金が渡っていたことが明らかになりました。

 県や県体育協会から、これら選手に、人件費の色合いの濃いお金を渡すというやり方も、これを期に改革する必要があると思います。

 指導費や遠征費や道具費など、使途を明確にした支出に改善すべきだと思います。

 今回の山口国体でも競技場やプールや武道館など巨大施設の新設や大規模改修が相次ぎましたが、施設整備という点からも、簡素な国体になるような改革が求められていると思います。

 華美な国体になる根源に、開催県が必ず天皇杯を獲得する慣例があります。得点の見直しなど、ここへメスを入れていくことが急務であることも述べておきたいと思います。

 持続可能な国体としてこれからも国民から愛される大会になるよう、国体の改革が今、求められています。

 今回の問題を契機とした国体の改革を大いに期待しています。

 国体の参加資格問題やあり方について、皆さんのご意見をお聞かせください。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。