月別アーカイブ:2015年7月

8月から宇部市は子どもの医療費6歳までは無料に

 昨日の宇部日報は、「宇部市は、8月1日から、子どもの医療費にかかる経済的負担軽減に向け、助成制度を拡充する。要件を満たしていれば、6歳までの未就学児の自己負担は無料になるほか、小学4年~中学校3年生の自己負担分は3割から2割に軽減される。」と報じました。

 日本共産党宇部市議団は、子どもの医療費助成制度の拡充を先の市議選挙の政策の柱として取り組んできました。

 私も、県議選挙で、子どもの医療費助成制度の拡充を訴えてきました。

 これらの努力が大きく実を結びました。

 宇部市が未就学児の医療費を無料にしたことで、山口県全体で、未就学児の医療費が無料になりました。

 これは、県が有料化している中、市町の財政負担で実施されている制度です。

 財政難の中で、全市町が財政支出している状況に鑑み、山口県は、医療費無料化に踏み切る時です。

 そして、県の制度として、子どもの医療費助成制度の対象年齢の引き上げなどに踏み出す時です。

 今後とも、子どもの医療費助成制度の拡充を私の政策の柱として大いに訴えていきたいと思います。

 尚、宇部市の制度に対する問い合わせは、宇部市こども福祉課(電話34-8332)にお問い合わせいだだきますようお願いいたします。

 子どもの医療費助成制度に対する皆さんの意見をお聞かせ下さい。

かえる通信No3(2015年7月1日)

うべ憲法共同センターがスタート

 

憲法が活きる宇部市を

 

代表に坂田医師、事務局長に藤本前県議

 

 六月二十日、うべ憲法共同センターの設立総会が約六〇名の市民が参加して行われました。
 総会は、代表に、宇部協立病院の坂田勇司医師を、事務局長に藤本一規前県議を選びました。
 七月十九日に憲法学者である小林節さんを招いた講演会を行うなどの行動計画を確認しました。
 設立総会の後、戦争法案に関する学習会を山口民報の山本編集長を講師に行いました。
 山本さんは、「戦後七〇年間戦争をしなかったのは、国連加盟一九三か国のうち八か国しかなく、アジアでは日本とブータンだけだと日本経済新聞が今年一月二十四日に報道している。日本は、憲法九条に基づく平和外交で国際的な役割を発揮すべきだ。」と訴えました。
 総会と学習会の後、参加者は、「憲法9条を守ろう!」「憲法違反の戦争法案は廃案にしよう!」などを市民に訴えながら市内をパレードしました。 パレードに対して、車や家から手を振る市民の姿が多くみられました。

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 「戦争法案ノー」を市民に訴えるパレードを行う

 

県が、原発の埋め立て来年6月まで判断先延ばし

 

 山口県は、六月二十二日、中国電力が申請した上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の期間延長について、さらに一年を期限に審議を継続する判断を行いました。
 中国電力に県は、七度目の補足説明を求める文書を送付しました。

 中国電力が埋め立て免許の延長申請を県に提出して、来年六月二十二日まで延長されれば、三年半の先送りとなります。

 

憲法審査会で戦争法案は違憲と発言

 

憲法学者・小林節さんの宇部講演会

 

日時 7月19日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター・フォー・ユー3階軽運動室
演題 「新安保法制は、法的、政治的、経済的に愚策」
講師 憲法学者・小林節さん

小林先生写真 (3)

慶應義塾大学名誉教授の小林節さん

小林 節(こばやし せつ)さんプロフィール
慶応義塾大学名誉教授、弁護士。法学博士。1949年東京都生まれ。1977年慶大大学院法学研究科博士課程修了。2014年より慶大名誉教授。著書に『「憲法」改正と改悪』(時事通信社)、『白熱講義!日本国憲法改正』(KKベストセラーズ)他。
主催 うべ憲法共同センター
   山口民医連内 電話35-9355
   事務局 藤本 携帯090-3747-2855
共催 憲法9条の会うべ 宇部緑橋教会内 電話21-8003 

 

一気 

 

元防衛官僚・柳澤協二さんの「亡国の集団的自衛権」を読んでいます。柳澤さんは「かつて自民党の政治家たちには、さまざまな価値観を持ちながらも、『戦争をしてはいけない』という共通の判断基準があったように思います。しかし、戦争体験を持たない世代が政界の中心を担うにつれ、人を殺すことや人が死ぬことに対する実感がまったくない政治家が、『戦争もありだ』という前提で国の安全保障に関わる問題を議論するという恐ろしい事態になっています。戦争は政治の延長であり、政治の失敗が本来防げるはずの『無駄な戦争』を引き起こすという自覚が、現在の政治にはたしてあるのでしょうか。」と述べています▼結論として「集団的自衛権は、日本の防衛にとってはむしろ有害無益のものです。」と断じています。安倍首相は、今こそ、柳澤さんの意見に耳を傾けるべきです。

第37回ふれあい運動推進大会で報告

 本日、宇部市などが主催する第37回ふれあい運動推進大会が行われました。

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  市内の4団体の今年度活動を報告しました。

 私は、宇部市PTA連合会を代表して「スマホやゲームの約束」について報告を行いました。

 私が行った報告の要旨は以下の通りです。

・・・

 今年度から宇部市PTA連合会会長になりました藤本一規です。今日は、宇部市PTA連合会・宇部市立小中学校長会・宇部市教育委員会が今年3月にまとめた「スマホやゲームの約束」について報告させていただきます。
 年ごとに「スマホ」と子どもの関係が大きな議論となり、昨年度、宇部市PTA連合会の専門部の一つである「家庭教育問題委員会」が「スマホ」の問題を協議し「スマホの約束」をまとめました。
スマホが与える子どもたちの成長への影響の問題は、小中学校や教育委員会でも大きな問題として捉えられており、宇部市PTA連合会の提案を基礎に、3者でまとめられたのが、「スマホやゲームの約束」です。
「スマホやゲームの約束」の7行目以降が私たちの提案です。
「もはやネット抜きの生活が考えられない状況の中、それらの問題を解決するにはスマホなどの利用方法に対する教育を子どもだけでなく大人も考えることが必要であり、そのためには家庭における子どもと保護者での話し合いによるルール作りをすることが最も重要となります。」
 具体的に、①家庭でのルールを作りましょう。②小学生は午後9時まで、中学生は午後10時までの利用としましょう。を提案しています。
 昨年7月NHKで放映された「クローズアップ現代」は、夜何時以降スマホ禁止を決めた自治体で子どもたちに感想を聞くと、概ね歓迎だったと報じました。「時間制限が、メールなどを終わる合言葉になった」。子どもたちも「実はみんな困っていた」との感想も出されました。
 小学生は午後9時、中学生は午後10時という「スマホやゲームの約束」が宇部市の小中学生がスマホを止める合言葉になればと願います。
 家庭でのルールは、親子で話し合い、子どもが納得した上での約束にすることが大切です。決まったルールを二枚目の紙に書いて家族が見えるところに貼っておくことが大切だと思います。
 家庭でのルール作りの例として、一番目に「使用時刻だけでなく一日の利用時間を決める。」とあります。小学生は、午後9時、中学生は10時という使用時刻が守ることと同時に、一日の利用時間をいかに少なくするかが次なる課題です。子どもたちと「スマホ」がいい関係になるように「スマホやゲームの約束」を各家庭で大いに活用していただきたいと思います。

・・・

 今日は、子どもたちを地域で見守っていただいている各団体の役員の方々が多数お集まりでした。「スマホやゲームの約束」を子どもたちに守らせるために、地域からの支援を参加者の皆さんに訴えました。