昨日、仁比聡平参議院議員が、萩市の豪雨災害の被災地を訪ねました。
私や宮内萩市議、石村中国ブロック国民運動委員長らが同席しました。
まず、萩市田万川上小川東分にある特別養護老人ホームを訪ねました。
原中川の激流が襲った特別養護老人ホーム阿北苑
近くの原中川の氾濫で、施設は床上50センチほど浸水しました。
当日は、入所者をベットの上に乗せ、職員がびしょぬれになりながら、ベットを支え、人的被害を出しませんでした。
苑長の小河さんは、「施設は、壁や床なども使えない状況。しかし、一日も早く入所者が戻れるようにしたい」と仁比議員らに支援を求めました。
次に、田万川下小川の県道益田阿武線高岩橋を訪ねました。
県道益田阿武線高岩橋の東半分が堤防ともども崩落
橋の東側の堤防が決壊し、橋や道路の崩落や水田への土砂の流入が見られました。
近所の住民の方から、道路と堤防の早期復旧を強く求められました。
最後に、須佐市街地の須佐川の氾濫地域を訪ねました。
須佐市街地の須佐川の堤防が決壊して傾いた民家
堤防が決壊し、周辺の商店街や病院や民家に土砂が押し寄せていました。
付近の方は、「須佐川の浚渫と堤防のかさ上げは、以前から県に要望していたが、今回の災害となった。早急に、堤防を復旧してほしい」との要望が寄せられました。
この付近は、200世帯以上が床上浸水しました。家屋から土砂を取り除くボランティア派遣の必要性を痛感しました。
日本共産党7・28豪雨災害対策本部では、救援ボランティアを募集することにしました。
ボランティア希望者は、下記にご連絡下さい。
山口市阿東地域は、日本共産党中部地区委員会(083-922-3810)へ
萩市須佐・田万川・阿武地域は、日本共産党北南地区委員会(0836-33-5577)へご連絡下さい。
また、災害現場で受けた要望を山口県や山口市・萩市に届ける活動も計画中です。
今回の豪雨災害に対する皆さんの要望を引き続き藤本までお寄せ下さい。
7月28日(日)早朝から猛烈な雨が山口市・萩市周辺を襲いました。
昨日、16時時点で、人的被害は、死者1名(萩市)・行方不明者2名(萩市)・負傷者9名(萩市4名・阿武町3名・山口市2名)です。
住宅被害は、全壊6棟(萩市2棟・阿武町2棟・山口市2棟)・床上浸水240棟以上(萩市200棟以上・山口市24棟・阿武町15棟)
床上浸水290棟以上(萩市200棟以上・山口市74棟・阿武町16棟)となっています。
交通関係では、国道191号が全面通行止めになるなど各地で通行止めとなっている区間があります。
JRでは、山口線が少なくとも3ヶ所で橋梁流出が起こっており、宮野駅~益田駅まで終日運転見合わせとなっています。
JR山陰線も、益田駅から長門市駅まで終日運転見合わせとなっています。
農林関係では、ため池の崩壊や山の崩落などが各地で確認されていますが、農業被害額の把握はこれからです。
私は、昨日、河合山口市議と一緒に、山口市旧阿東町地域の被害状況を西村元阿東町議の先導の元視察を行いました。
まず、訪れたのは、生雲西分の現場です。羽野さんのお宅が床上まで土砂で埋まっています。
家の半分が土砂で埋まっていることが分かります。
午前7時ごろから大変な豪雨で、羽野さんは避難されており、無事でした。
羽野さんはしばらくの間家に帰れません。安心して生活できる場所の確保を望んでおられました。
この後、嘉年方面に行きますが、吉部野と市場の間の県道が、山の崩落で通行止めとなっていました。
午後は、徳佐周辺を視察しました。まず、坪の内周辺です。多くの家で床上浸水の被害が出ました。
写真は、西村元町議が指を指しているところまで水が来たことが分かります。
坪の内で、山大の山本晴彦先生にお会いしたのですが、山本先生は「この付近は、約500年確率の大雨が降っている。川が蛇行している箇所で、水が橋でせき止められたため、水がショートカットして流れ、その流域が床上浸水したと思われる」と話しておられました。
西村元町議の腰までですから、1メートル程度の浸水です
次に、JR山口線の鍋倉駅周辺を視察しました。
駅は残っているのですが、駅から津和野方面に向かって、100メートル程度の所にある阿武川を渡る鉄橋が完全に流されていました。
鉄橋の直下に通常の橋がある。それが堰となったようだ
今朝の山口新聞を見ると、山口線関係では、3ヶ所鉄橋が流されているようです。
自然の凄さを実感しました。
近所には、リンゴ園がありますが、木ごと流されている所もありました。
付近の方とお話すると「JR山口線は、SLもあり、夏の今が書き入れ時。周辺住民の交通手段の確保も含めて、JRの早期復旧を望む。また、徳佐周辺の国道9号線も一部崩壊している。道路の復旧も早急に行ってほしい」との要望をお聞きしました。
百聞は一見に如かず。現場は大変な状況でした。
未曾有の豪雨がうなずけます。しかし、早急な復旧が望まれます。
今日は、仁比参議院議員が来県し、被災地を視察します。
山口市は当然ですが、被害が更に大きかった萩市・阿武町方面も視察を行う予定です。
萩方面への道路が寸断されているので、どこまで行けるか分かりませんが、行けるところまで行く予定です。
尚、今日は、西村内閣副大臣を団長とする政府調査団も来県する予定です。
今朝の山口新聞で知事が言及していますが、「激甚災害への指定」を今回の災害で行うべきだと私も現場を見て痛感します。
日本共産党として早期の激甚災害の指定を要望したいと思います。
さて、今回の災害でおなくなりになられた方にお悔みを申しあげると同時に、被災者の方々にお見舞い申し上げます。
今回の災害に対するご意見をお聞かせ下さい。
昨日、岩国市役所前公園で、瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク、愛宕山を守る会、岩国爆音訴訟の会、住民投票の成果を活かす岩国市民の会、住民投票を力にする会の5団体が主催して「オスプレイ追加配備抗議市民大集会」が雨天の中開かれ、約1200人の市民が参加しました。
瀬戸内ネットの桑原共同代表は、全国で危険な飛行訓練が展開されていることにふれ「配備を断固許さないたたかいを広げましょう」とあいさつを行いました。
来賓として参加した日本共産党の仁比そうへい参議院議員は、住宅上空で低空飛行しないなどとした「日米合意」すら無視されているとして「配備を絶対に許さない国民運動が必要。国会でも先頭に立ってたたかいぬく」と呼びかけました。
私も、仁比議員と一緒に壇上に上がり、参加者に挨拶を行いました。
集会では、配備撤回を求め、沖縄をはじめ全国の人たちと連帯を強めていくアピール文を採択しました。そして、参加者一同で「怒」と書いたうちわを掲げ「オスプレイはどこにもいらない」と声を大きく上げました。
参加者一同で、怒と書いたうちわを掲げました。
集会後、参加者は公園から岩国駅前までパレードしました。
集会後、市内をパレード(左から3番目が仁比議員)
オスプレイは、明日、岩国基地に陸揚げされる予定です。
30日にも再び抗議行動が行われる予定です。
オスプレイ12機の追加配備に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
・・・
昨日、萩市・山口市を中心に豪雨災害が起こりました。
日本共産党山口県委員会としても、災害本部を立ち上げ、国会議員団とも連携して、対応したいと考えています。
この問題に対する様々な情報やご意見も受け付けております。
トップページの問合せの所から情報提供をお願いいたします。
昨日、山口市内で、「脱原発連絡会(仮称)」準備会が行われました。
会場一杯の参加者があり、たいへんな熱気を感じました。
「脱原発連絡会(仮称)」準備会の会合の様子
この会議の中で、新しい脱原発の県内共同組織の名称が議論され、「原発ゼロやまぐち」に決定しました。
また、会則案が提案され、①上関原発建設中止②原発ゼロの日本を求める運動を進めていくことを目的とすることが確認されました。
更に、役員案も協議され、今後は、地域と全県的団体による代表者の会議で詳細を協議していくことが確認されました。
会議では、上関原発の埋立免許延長申請の判断を先延ばしした山本知事の判断は違法として行われている「住民監査請求」を支援していくことも確認されました。
最後に、「原発ゼロやまぐち」の結成集会を10月20日(日)午後2時~山口市内で行うことが確認されました。
私は、「原発をつくらせない山口県民の会」の代表幹事として、県議として、「原発ゼロやまぐち」の活動を支援していこうと思います。
皆さんの中で、「原発ゼロやまぐち」に協力したいと思われる方は、トップページの問合せからご連絡下さい。
原発ゼロの山口県を作っていくために、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
子どもたちと一緒に宮崎駿監督の「風立ちぬ」を観てきました。
零戦の設計者である堀越二郎をモデルに、小説「風立ちぬ」の作家掘辰雄の人物像を融合させた青年(二郎)が主人公の物語です。
平和と愛が貫かれた映画だと思います。二郎は、大学で航空工学を学びます。設計者として生きる道には、挫折もありました。二郎は、創造性と抜きんでた才能で後に神話と化した零戦の設計をするのですが、映画では、二郎の技術者としての真摯な姿が描かれています。二郎は、薄幸の少女菜穂子と出会い、別れます。
二郎が生きた時代は、大正から昭和。日本が戦争に突入する時代ですが、この時代に生きた二郎だからこそ、平和と愛を希求していたんだという宮崎監督のメッセージが伝わってきます。
二郎の声を演じたのが、宇部市出身のアニメーター庵野秀明さん。後半になるほど、庵野さんの声と二郎の動きがぴったりしてきました。庵野さんは「風の谷のナウシカ」「火垂るの墓」の原画に参加していることを知りました。
スタジオジブリ小冊子「熱風」7月号に「憲法改正」が特集されました。宮崎駿監督は「憲法を変えるなどもってのほか」との小論の中で「憲法を変えることについては、反対に決まっています。(中略)政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってもほかです。」と述べています。「憲法改正」が声高な今だからこそ、宮崎監督の平和と愛の映画「風立ちぬ」をご覧下さい。
先日、宇部市内の整形外科医の先生から、「県内の血液供給体制が変更されようとしている。宇部市の供給体制に変更はあるのか」という主旨の質問を受けました。
今日、県薬務課から説明を受けましたので報告します。
これまで、山口県内での血液の供給体制は、日本赤十字社山口県赤十字血液センターを中心に、県内4市(岩国市、下松市、宇部市、下関市)に分室を設置し、運営を業者へ委託して行われてきました。
日本赤十字本社は、現在、直配による供給体制に一本化する方針を打ち出しました。
この方針により、県内では、分室を廃止し、新たに、供給出張所を設置することとしています。
県内での供給出張所は、東部、県央、西部に設置を検討中です。
西部供給出張所は、下関市内に今年6月に設置が完了しています。
東部供給出張所は、来年度中に設置予定としており、県央供給出張所は、東部出張所設置後に、設置していくとのことです。
以上の説明を受けて、私は、二つの再質問を薬務課に行いました。
①山口市内にある山口県赤十字血液センターで引き続き、血液の供給を行うのか。
②これまで血液を供給する分室のあった宇部市の医療関係者から、新たに設置される県央出張所の設置要望が出されているのか。
再質問に対する回答については、後日、報告します。
冒頭に紹介した整形外科医の先生は「仮に宇部市にあった血液供給拠点がなくなり、山口市に移動した場合、30分程度、血液供給が遅れることが懸念される」と話しておられました。
日赤が、血液供給を直営に変更することを受けて、これまでの供給体制が後退することがないように強く望みます。
医療関係者の皆さん、県内の血液供給体制の変更をどうお考えですか。
ご意見をお聞かせ下さい。