長生炭鉱水没事故70周年犠牲者追悼集会
県・市は遺族の声聴いて!
悲劇描いた合唱「海の墓標」歌う
五日、宇部市文化会館で、長生炭鉱水没事故七〇周年犠牲者追悼集会が行われました。最初に主催者を代表して「長生炭鉱の『水非常』を歴史に刻む会」の山口代表が「七〇周年の時が、真の歴史を紡ぎ出し、真の平和をつくり出す時となることを願って止みません」と挨拶を行いました。
遺族の次男である全さんが、当時の状況を証言しました。全さんは、事故があった当時西岐波小学校五年生だったそうです。坑口付近には、家族の「アイゴー(お父さん)」という叫びがこだましていました。全さん家族は、日本で終戦を迎えますが、社宅は追い出され、母親に安定した職はなく、苦労の連続でした。
全さんは、「私は、県庁や市役所で様々な要望を行ってきたが、私たちの望む答えを聞いたことがない」と語ります。
長生炭鉱の歴史を描いた合唱「海の墓標」が歌われました。『悪魔の飽食』を歌う東京合唱団と『海の墓標』をうたう山口合唱団が力強く歌いました。
長生炭鉱の悲劇描いた「海の墓標」の合唱
新春のつどいで石村比例候補があいさつ
十二日、二〇一二年宇部市新春のつどいが市内で行われ、約二〇〇名が集いました。
新春のつどいでは、建設山口宇部支部の肥塚書記長らが来賓あいさつを行い、石村衆院比例代表予定候補らがあいさつを行いました。
左から私、石村比例候補、五十嵐小選挙区候補
二井知事と福田岩国市長が
愛宕山売却留保を国に表明
在沖縄海兵隊の新たな移転先として岩国基地が浮上し、一五〇〇人規模を検討してほしいという打診が米側から日本政府にあったという報道が行われました。
二井県知事と福田岩国市長は、十三日、玄葉外務大臣と田中防衛大臣に会い、「在沖縄海兵隊の一部が岩国基地に移駐することについては断固反対であり、また、このような事態にならないことが日米間で明確になるまでは、「愛宕山開発用地」の売却についても留保せざるを得ない」とする要望書を手渡しました。
玄葉外務大臣は、「在沖縄海兵隊の岩国飛行場への追加的な移転をお願いするつもりはないので、安心していただきたい」と答えました。
この回答を受け、二井県知事は、「愛宕山開発用地の売却契約については、岩国には、これ以上の負担がないということが明確になるまで留保せざるを得ないと考えているので、これらの日米協議の状況等を見極める必要がある」と述べました。
一気
長門市に住む次姉の長女。私の姪の新宅由貴子(以下、由貴ちゃん)が五月にメジャーデビューすることになりました▼子どもの頃から踊りや歌が大好きでした。高校卒業後、大学に進学しようか悩んでいたようですが、音楽スクールに通いながら、県内の様々なCMソングを作ったり、イベントに出演するなどしてきました▼叔父の私として、由貴ちゃんのこれまでの努力が実った結果だと大変喜んでいます。とにかく、子どもの頃から、家族や周りに気くばりが出来て、本当にやさしい由貴ちゃん。叔父さんとしては、由貴ちゃんを心から応援したいと思います。由貴ちゃんもこれからが大変でしょうが、体に気を付けて、日本武道館でライブをするという夢を叶えて下さい▼本誌も彼女の情報を紹介します。CDがリリースされましたら、皆さんも応援よろしくお願いします。
長門市に住む次姉の長女。私の姪の新宅由貴子(以下、子どもの頃から呼んでいる由貴ちゃんとします)が今年5月にメジャーデビューすることになりました。
詳しくは、11日の山口新聞(県西・北部版)を参照して下さい。
子どもの頃から踊りや歌が大好きでした。高校卒業後、大学に進学しようか悩んでいたようですが、音楽スクールに通いながら、県内の様々なCMソングを作ったり、イベントに出演するなどしてきました。
妻は、いくつかのイベントに参加していますが、実は、私は、彼女の歌を聴いたことがありません。
CDがリリースされれば、早速聴きたいと思います。
叔父の私として、由貴ちゃんがメジャーデビューすることなど想像ができません。
しかし、由貴ちゃんのこれまでの努力が実った結果だと大変喜んでいます。
とにかく、子どもの頃から、家族や周りに気くばりが出来て、本当にやさしい由貴ちゃん。
叔父さんとしては、由貴ちゃんを心から応援したいと思います。
由貴ちゃんもこれからが大変でしょうが、体に気を付けて、日本武道館でライブをするという夢を叶えて下さい。
このブログで、彼女の活動の様子をこれからも紹介したいと思っています。
CDがリリースされましたら、皆さんも応援よろしくお願いします。
正月に実家で撮影(左から二人目が由貴子です)
本日、2012年宇部市新春のつどいが宇部市総合福祉会館で行われ、約200名の市民が集いました。
新春のつどいでは、建設山口宇部支部の肥塚書記長、山口民医連三藤副会長が来賓あいさつを行いました。
その後、五十嵐ひとみ衆院山口三区予定候補、石村衆院比例代表予定候補があいさつを行いました。
私は、地元県議・市議を代表してあいさつを行いました。
あいさつの内、米軍再編問題の部分の要旨を掲載します。
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先月まで、岩国基地問題で、二井知事と対決していました。それは、普天間基地移設の見通しが立たないうちに、空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない」と言う知事が、空母艦載機移駐を前提に家族住宅をたてるための用地として愛宕山開発用地を国に売ると表明したからです。しかし、ここに来て二井知事とも一点共闘しなけらばならない情勢です。2月8日に、日米両政府が、「在日米軍再編に関する日米共同報道発表」を行いました。これまでは、沖縄海兵隊1万8000人のうち、8000人をグアムに移転する計画を、グアムに4500人しか移転しない計画に変えようというのです。ならば、沖縄海兵隊3500人の新たな移転先を決めなければなりません。その移転先の一つが、岩国基地で1500人規模の移転を検討してほしいという要請が米側から日本にあったという報道が行われました。
これまでの米軍再編計画で、岩国基地には、厚木基地から空母艦載機59機と隊員と家族をふくめ4000人の移転が計画され、普天間から空中給油機12機の移駐が計画されています。
「これ以上の負担増は認められない」とする二井知事は、明日、玄葉外務大臣と田中防衛大臣に会い、この要望書を手渡します。この要望書には、「報道されているような在沖縄海兵隊の一部が岩国基地に移設することについては断固反対であり、また、このような事態にならないことが日米間で明確にされるまでは『愛宕山開発用地』の売却についても留保せざるを得ない」と書かれてあります。この点では、二井知事はあっぱれです。
二井知事と私たちが共闘しなければならないほど、野田政権は、自民党以上に自民党的な政権だということだと思います。
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2部では、董童子の太鼓など、様々な出し物で賑わいました。
小学校4年生の三男の版画が、今年度宇部市小学校版画展で入賞しました。
湖水ホールで展覧会が行われているということで、先程、小学校1年生の娘と行ってきました。
三男の作品は、友だちと自分をアップにした作品です。
力強いタッチで、いい表情が出ていると思います。
左が三男本人で、右が友だちです。
西宇部小学校関係では、1年2組の共同制作の作品が展示されていました。
西宇部小学校1年2組の共同製作作品です。
我が家では、図工は、次男が得意だとなっています。三男が絵画展などに選ばれるのは初めてではないかと思います。
三男の成長を実感した展覧会でした。
風邪から立ち直り、気分は最高の展覧会でした。
13日の月曜日に、二井知事と福田岩国市長が、玄葉外務大臣と田中防衛大臣に、「在日米軍再編の見直しに係る」要請を行う予定であるとの報告を受けました。
2月8日、日米両政府により「在日米軍再編に関する日米共同報道発表」が行われ、グアムに移転する海兵隊や部隊構成や人数についても見直しがされることになりました。
それに先だって、グアムへ移転するとされていた在沖縄海兵隊の一部が岩国基地に移駐することについて米側から打診があったとの報道がありました。
要望書案は、「これに関し地元には事前に何の連絡もなく、これが事実だとすれば、これまで国の外交・防衛政策には協力するとの姿勢で対応してきた県や市に対する背信行為であり、地元は国に対して強い不信感を抱いている」と述べています。
更に、「報道されているような在沖縄海兵隊の一部が岩国基地に移駐することについては断固反対であり、また、このような事態にならないことが日米間で明確になるまでは、「愛宕山開発用地」の売却についても留保せざるを得ない」としています。
国は、岩国の実情を全く理解していないと言わざるを得ません。その上で、知事と市長の国への要望の内容と、愛宕山開発用地売却留保の判断は妥当だと考えます。
日本共産党も国などに対し必要な要望を行っていきたいと思います。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
葉室鱗さんの存在は、昨年まではほとんど知りませんでした。
書店に「蜩ノ記」が置かれているのを見て、「読んでみようかな」と思ったことがあった程度です。
そして、「蜩ノ記」が第146回直木賞受賞。
それを報じる毎日新聞の葉室さんのインタビューが忘れられません。
葉室さんが大学4年生の時、「追われゆく坑夫たち」などで知られる筑豊の記録文学作家の上野英信さんを訪ねた経験があるそうです。
そこで、葉室さんは、インタビューに「僕が歴史の中の敗者を追うのは、弱者に優しい上野作品に引きつけられた若いころの思いが根っこにあるのかもしれない」と答えています。
この記事を読んで、葉室さんの作品を読もうと決意し、「蜩ノ記」「いのちなりけり」「銀漢の賦」を立て続けに読みました。
「蜩ノ記」では、羽根藩、「銀漢の賦」では、月ヶ瀬藩という九州の架空の藩の下級武士を主人公に生きる意味を読者に説きます。
「蜩ノ記」の秋谷と「銀漢の賦」の源五。受けた苦難に差はないと思われますが、対象的な結末です。
しかしながらどちらも佳作。映像化を期待します。個人的に、私は、源五の人生に憧れます。
葉室作品は、藤沢作品の海坂藩に通じます。
文庫「秋月記」の解説で、文芸評論家の縄田一男さんは、「現時点において、葉室作品は、藤沢氏のそれを超える可能性を持った唯一の存在である」と語っています。
私は、縄田さんの言葉を信じてこれからも葉室作品を読み続けていこうと思います。
「オール読物2月号」で「藤沢周平大特集」がありました。
藤沢周平が業界紙の記者だった時代のコラムが掲載されており大変興味深いものでした。
この特集に、葉室鱗さんが「ラスト一行の匂い」と題する文章を寄せています。
葉室さんは、「藤沢作品に描かれる藩の家老や出世したひとびとは、『万骨』の中のひとりとして生き、悲しみを負っている。その鬱屈や慟哭を見逃さない鋭い眼差しは、取材の中で培われた『記者の眼』だ」と書いています。
葉室さんも、地方紙の記者としての経験を持っています。「銀漢の賦」の中の将監が憎めないのは、葉室さんにも『記者の眼』があるからでしょう。
これらの葉室作品に大いに期待します。葉室ファンの皆さん。感想をお聞かせ下さい。