月別アーカイブ:2007年2月

中止・転用を急ぐ愛宕山

 昨日の水野県議の質問につづいて、私は、2日に、米軍基地問題、愛宕山開発問題を取り上げます。県は、愛宕山を「中止・転用」を急いでいます。それは、米軍住宅への転用を国に県が急がされている裏腹だと思えてしいかたありません。愛宕山が米軍住宅になれば、基地の拡大です。私は、この点にたいする県の認識をしっかり質したいと思います。

1985年1月私はスキーバスにいました

 大阪府吹田市で27人が死傷するスキーバス事故が起きましたが、私は、この事故がとても他人事とは思えません。 

 1985年1月28日私は、日本福祉大学のスキーツアーのバスの中にいました。私は、2号車。3号車のバスが、長野県犀川に転落したのです。一瞬の内に、学生・講師23名、乗務員2名、合計25名の命が奪われました。

 事故地点は、道路に対して直角に橋がかかっているところで、その直角が曲がれずに、車は川へ転落しました。事故直後に、橋は斜めに掛けかえられ、直角のカーブはなくなりました。事故を起こしたのは三重県バスでした。雪が全くないところを日ごろ運転している方が、急に雪山を運転するのですから、何らかの過失があったことは否めないでしょう。

 いまでも、私の命は、20歳のあの時で途絶えていたかもしれないと思うことがあります。スキーツアーは、大学の体育の授業の一環で、班分は、先生が適当に分けてものでした。私たちの班が、2号車の乗ったのは偶然です。

 大阪の事故も私が遭遇した事故も、乗客やそこで働く人の立場よりも効率化を優先したために起きたことは共通しているように感じます。一つの事故には、遺族や周辺にいたものの計り知れない哀しみがあります。

 一つ一つの事故を検証し、次に生かしていく。このことが亡くなった方の遺志です。

厚東川通信No200(2007年3月1日)

「宇部市に子どもの居場所を!ネットワーク」が

市長と知事に署名提出

児童館設置求める3千名の願い届ける

藤本県議も呼びかけ人として提出に参加

 

   「宇部市に子どもの居場所を!ネットワーク」は、二十日、藤田忠夫市長に、児童館設置を求める三〇六四人分の署名を提出しました。同ネットワークの呼びかけ人代表の中村淳子さん(こぐま保育園園長)は、「山陽小野田市では、学校区ごとに建設されている。宇部市でも建設してほしい」と訴えました。藤田市長は、「学童保育を実施している小学校など、既にある社会資本を有効に活用する方向で対応したい」と述べました。
 その後、二井知事あてに大型児童館の設置を求める三〇八六人分の署名を、県宇部健康福祉センターに提出しました。

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    藤田市長と懇談する藤本県議(右端)

 

藤本県議が特委委員長報告行う 

 

 二十一日の二月県議会開会日に、藤本県議は、県議会人口減少問題対策特別委員会の委員長報告を行いました。あわせて、委員会の活動と四十三項目の提言をまとめた報告書を公表しました。
 藤本委員長は、県民の意見が反映された委員会になったと語っています。報告書が必要な方は、藤本一規生活相談所にご連絡ください。

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    議会で委員長報告を行う藤本県議

 

藤本県議が2日に一般質問で登壇

 

  藤本県議は、二日午前中に、一般質問で登壇する予定です。質問項目は、
①米軍岩国基地問題について
②行財政改革について
③福祉問題について
④土木行政について
⑤産業廃棄物問題について
⑥郵政民営化に伴う諸問題について
⑦その他 です。
 質問の内容は、次号以降で報告していきます。

 

一気

 

 ついに厚東川通信が今号で、二〇〇号となりました。九八年十一月一日から発行をつづけ、八年四ヶ月で達成しました▼この間に自らの選挙を二回経験しました。発行日と議会とが重なるときもありました。昨年秋には父の死もありました。憲法ではありませんが、幾多の試練を経て発行を続けてこれました。これも読者の皆さんのご支援の賜物です▼議員活動を県民に報告する手段としては、この間、ホームページを開設しました。昨年暮れからブログに体裁を変え、現在、ほぼ毎日、更新しています。ブログを見ていただいた方の数が開設後二ヶ月足らずで二〇〇〇名を突破しました▼四月以降も議員として、厚東川通信とブログが継続できるよう頑張ります。

山本一力の家族力を読みました

 寝る前に少しづつ読んで、山本一力の「家族力」を読み終えました。

 父の壮絶な人生。父母の離婚。自らの2度の離婚。2億の負債。一力さんも壮絶な人生です。

 その中で、出会った3人目の奥さんと一緒につかんだ直木賞。こんな人生を送った人だから小説の中で描かれる人情は、人並み外れています。

 母の死の中で感じた人情が、「あかね空」の原型だったという最後のエッセーには涙しました。

 次は、「ワシントンハイツの旋風」を読みましょうか。

一般質問の原稿 第一稿が完成しました

 先ほど、一般質問の原稿の第一稿が完成しました。昨日も、障害者問題と公共事業問題で、それらの問題で詳しい方のご意見を聞きに回りました。時間を惜しまず、県民の意見や願いがつまった質問にしたいと思います。

 私が、最後に質問する予定の郵政民営化の影響には本当に頭にきます。県内で、42の郵便局の集配業務がなくなりました。また、県内で11ヶ所の局外ATMが撤去されようとしています。また、県内で、いくつかの簡易郵便局が一時閉鎖されているものと思われます。報道によれば、全国で約1割の簡易郵便局が閉鎖されていると言われています。

 これで「国民の利便に支障が生じない」郵政民営化と言えるでしょうか。国会で、吉井議員がこの問題を取り上げました。菅総務大臣は「サービスが低下しないように、代替措置が実施される」と答えましたが、代替措置とは何でしょう。住民にとって郵政サービスは、ただただ低下の一途です。

cobaを聴いています

 NHKラジオ第一放送「きょうも元気でわくわくラジオ」テーマ曲「時の扉」が好きで、アコーディオン奏者cobaのCDを買って聴いています。日本テレビ系の「おしゃれカンケイ」のテーマ曲も有名ですが、一回聴いただけで心に残る音色です。

 昨日、子どもとこのCDを聴いていたら、次男が「あ、NHKの曲」といいました。あの番組は、確か8時30分からなので、保育園や学校の時間と重なり聴くことは少ないと思うのですが、祝日の時か朝病院に連れていったときに聴いたのか、驚きです。三男は、「この曲、なかなか歌がはじまらんね」。彼は、インストロメンタルの意味が分からないのでしょう。5才だから当然です。

 cobaさんは、いつもボーダー(横縞)の服を着ています。その理由を、昔テレビのインタビューで聴いたのですが、忘れてしまいました。ご存知の方は教えてください。

 2月議会、4月の選挙をcobaを聴きながら乗り切ろうと思います。