藤本かずのりサポーターズ はじめました

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一般質問終わる

 本日、私は、一般質問で登壇しました。

 力を入れて議論したのは主に二つです。

 第一は、知事が、乳幼児医療費助成制度などを「ゼロベースで検討する」と発言したことに対する質疑です。

 私は、昨年の2月県議会での私への答弁、厚生委員会での発言、知事のマニュフェスト、加速化プランのいずれを取っても、これら事業を継続していくとしていることを明らかにしました。

 その上で、私は、知事は、「制度は廃止しない」と言明すべきと指摘しました。

 知事は、「ゼロベース」発言は撤回しませんでしたが、制度を「廃止することを結論付けて検討する趣旨のものではありません」、

 制度の「存続、拡充についきましても、(中略)引き続いて検討する必要があると考えている」と答えました。

 もう一つ議論した問題は、公社改革についてです。県政集中改革本部会議で、3公社を平成23年度末をもって廃止する方針を示しました。

 私は、3公社の負債は365億に上ると指摘をし、県の責任の明確化を求めました。

 また、公社の21名の常勤職員と55名の非常勤職員の再就職に責任を持つよう求めました。

 岡田総務部長は「公社と連携し、円滑な再就職等が図られるよう、積極的に取り組んでまいりたい」と答えました。

 その他の問題で、私は、上関原発の津波対策について質問しました。

 中国電力が提出した原子炉設置許可申請書では、「津波により水位が低下した場合でも、原子炉補機冷却系に必要な取水が確保できる設計」となっています。

 私は、この妥当性について原子力安全顧問の意見を聞き、必要な対応を行うべきだと質しました。

 佐本商工労働部長は「今後、原子力安全顧問の専門的・技術的なご助言をいただきながら、国の対応状況をしっかりと検証してまいりたい」と答えました。

 一般質問を終え、ほっと一息ですが、来週からの委員会審議に向けてスイッチを入れ替えて準備に入りたいと思います。

 

岩国問題

 本日、我が党の久米議員が一般質問で岩国問題を取り上げました。

 1年前の予算議会では、福祉医療費助成制度一部負担金導入などが中心議題でしたが、今年の予算議会では、岩国問題が中心議題の一つになっています。

 久米議員の質問でいくつかの前進がありました。

 まず、核密約問題です。政府の「有識者委員会報告」で核の一時的持ち込みを日米の協議の対象としない密約があったことが明らかになりました。

 先日、ライシャワー元駐日大使の特別補佐官だった人が、「岩国基地沿岸で核兵器を保管していた」事実を新聞で証言しました。

 久米議員の質問に、知事が「岩国での核持ち込みの事実関係を県として国に照会している」ことを明らかにしました。

 また、県として、米軍再編における岩国基地への対応について、知事は改めて「政府の基本的考えを明らかにするよう今後求めていく」ことを明らかにしました。

 一方、知事は、愛宕山の売却に関して、「国による米軍再編関連用地としての買い取りは、認められ」との見解は示しながら、最終的に「国が、完全に無条件で買い取ることは困難」との見解も示しました。

 知事のこの見解は、国が買い取る場合、最後は、国の意向が優先されてもしかたがないともとれるものであり、今後、波紋を呼ぶ発言でしょう。

 来週から、私は、総務政策委員会での審議に臨みます。委員会でも岩国問題が大きな議題になるでしょう。しっかり準備をして臨みたいと思います。

 その前に、まずは、明日の一般質問をしっかり務めなければなりません。

 明日の朝までしっかり準備をして県民の負託に応えられる質問を行いたいと思います。

山口は今年一番雪

 朝から雪です。次男は今日は胃腸炎で休ませました。同時に三男も37度台の熱が出て休ませなくてはなりません。

 次男・三男と長女を乗せて、朝、宇部の自宅を出発。雪が強くなりました。保育園で長女を降ろし、学校を休んだ二人の小学生を楠の母の所へ。

 そして、吉敷峠を通り山口に、昨日とは打って代わって、山口側もかなりの雪です。

 ブレーキをかけたら危ないので、ローでゆっくり下りました。何とか9時過ぎに県議会に到着しました。

 議会中も大変な雪です。4時過ぎに議会棟を出発。吉敷峠の通行は諦めました。小郡から湯の口の道も通行止めとか。

 国道2号の二俣瀬から小野経由で楠の母の所へ向かうルートを考えましたが、小郡バイパスの山口宇部有料入口で大渋滞。

 バイパスを降り、嘉川の福山通運から、小野に抜ける道を選びました。少々雪が深いところもありましたが、何とか実家に到着。

 積雪が5センチ以上あり、県道から家に入るには困難です。小学生を車に乗せ、6時半まで診療しているかかりつけの小児科に直行。

 6時20分に三男を受診させることが出来ました。熱は37度台でしたが、単純な風邪症状だけだとの診断でした。

 明日は、楠・美東方面には行けません。子どもたちは元気で学校に行ってほしいものです。

 妻もおう吐などで苦しんそうです。私だけは元気でいようと思います。

 何よりも明後日が私の一般質問です。ようやく第一質問がほぼ完成しました。しっかり準備して臨みます。

 それにしても、明日は、2号線経由で山口に向かいましょう。娘は妻に任せて朝7時には家を出ようと思います。

 皆さんの周りはいかがでしたか。お見舞い申し上げます。

次男がウイルス性胃腸炎に

 今朝から、次男の食欲がありません。むかむかすると言います。

 熱を測れば37度。学校を休ませ、両親ともに朝、病院に連れていくことが出来ないので、とりあえず、楠の母の所にあずけました。

 移動の車中の中で、次男は吐いてしまいました。

 私は、母の所で、次男をあずけ、車の中をざっと清掃し、議会に向かいました。美東から吉敷に抜ける峠が大雪で、議会に間に合うか心配しましたが、山口側は雪が少なく大丈夫でした。

 昼、母に電話をしたら、次男は昼は何も食べていないとのこと。

 議会が終わり、打ち合わせをすませ、急いで、次男の元へ。

 母の家でも2回吐いて顔面蒼白でした。

 急いで病院に向かい、ウイルス性胃腸炎と診断されました。

 受診後は、少し顔色もよくなり安心しました。

 下痢やおう吐が止まるまでは学校を休まなければならないようです。

 子どもの元気が親にも影響します。早く元気になってほしいと願います。

 とにかく脱水症が心配なので、それだけは気を付けてやりたいと思います。

 ウイルス性胃腸炎が流行しているようです。皆さんはいかがでしょうか。

月島慕情

 浅田次郎作「シューシャインボーイ」が入った短編集「月島慕情」の内、表題の「月島慕情」を昨夜読み、涙が止まりませんでした。

 私は、映画ではよく涙を流しますが、小説で、実際に涙が出てくることは稀です。

 涙が出た小説と言えば、重松清作「定年ゴジラ」とあといくつかです。

 底辺を生きる主人公のミノに人生最大のチャンスが訪れます。

 しかし、そのチャンスには、ある真実が隠されていました。

 ミノは真実を知り、チャンスを自ら手放す決断をします。

 底辺から抜け出すチャンスをつかんだミノが「ざまァみやがれ!」と叫びます。

 私は、チャンスを掴んだミノに涙を流しながら拍手を送りました。

 チャンスを手放す決断をした後にミノが「ばっかやろう!」と叫びます。

 私は、こんな理不尽はあるかとミノの決断に涙を流しました。

 涙を流した後に、私は、ミノの決断の崇高さに気づき、胸が熱くなりました。

 さすが浅田次郎さん。この物語を紡いだ浅田さんに心から拍手を送りたい気持ちです。

 ところで先日の日記「おーい竜馬」に愛知の佐藤さんからコメントが届きました。

 昨日の「龍馬伝」の最後に、加尾は実際に存在した人物であり、碑も立っていることが紹介されていました。

 加尾と龍馬との接点を示す資料も残っているとのことでした。

 「龍馬伝」を書いた脚本家の福田靖さんに感服しました。さすが山口県出身者ですね。福田さんは、維新史に造詣が深いのでしょう。

 さて、今日から質問戦が始まりました。原稿の仕上げの段階です。明日には仕上げ、再質問などの準備です。

 「調査なくして発言なし」をモットーにこれまで議会活動を続けてきました。

 今議会も原点を忘れに論戦を行っていきたいと思います。

シューシャインボーイ

 テレビ東京系で3月24日午後9時から浅田次郎原作のドラマ「シューシャインボーイ」が放映されることを知り、原作を読みました。

 戦災孤児として育ち、会社を成した鈴木一郎を西田敏行が演じます。

 父親代わりに一郎を育てた菊治を大滝秀治が演じます。

 菊治は靴磨き。一郎も靴磨きになると言うと、菊治は「地べたに這いつくばっているのは、俺ひとりでたくさんだ」「頼みの綱は、おまえだけなんだ」と一郎に言います。

 小説のこのシーンは胸に染みました。このシーンがどのような映像になるのでしょうか。

 この短編は、「月島慕情」という文庫本に収められています。

 この本の解説は、桜庭一樹。彼女は、「荒れた心と闘いながら書き、それでも残った美しいもののほんとうの価値を知る」から浅田次郎の作品は胸を打つと書いています。

 そうだそうだと思いながら、一郎と菊治の言葉に胸を打たれました。

 「やっぱり、浅田次郎も読まないといけない。」と思いました。

 熟練者の厚い手で、「人生すてたもんじゃない」と言われているような作品に浸るのもいいものです。

 3月24日も楽しみです。

 ドラマ化と言えば、NHKで30日から始まる角田光代原作のドラマ「八日目の蝉」も楽しみです。

 数年前に読んで感動した作品が映像化されるのはとても幸せなことです。

 野々宮希和子役に檀れいというのも最高です。

 とても楽しみです。

 さて、議会準備は、順調に推移し、今朝、第一稿を書き上げました。

 書き出してみると、盛りだくさんになってしまい、どう絞るかがこれらの作業です。

 そうそう、一般質問の後の総務政策委員会の準備も怠らずにこれから行います。

 少しほっとする一瞬ですが、調べに調べて、いい質問にしたいと思っています。

 関係する県職員の皆さんのご協力を切にお願いする次第です。