藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

「健康で文化的な最低限度の生活」

 「健康で文化的な最低限度の生活」。これは、柏木ハルコさんの漫画コミックの題名です。

 週刊ビックコミック・スピリッツに連載されています。

 生活保護課のケースワーカーとして配属された社会人一年生・義経えみるを通して、生活保護の現場が描かれた作品です。

 原作者の柏木ハルコさんが、「民医連新聞」の1月5日号のインタビューでこう述べています。

 「タイトルを憲法25条からとったのは、最初は何となくだったのですが、今はこれでよかったとも思っています。生存権や人権を考える漫画になると思うので。」

 「『人権』は、普通にしていると価値が実感できないけれど、奪われた時、『生きていけない!』となる、空気みたいなものでしょう。奪われた側に行かないとなかなか分からない。原始時代から今まで、人類が『人権』を得るまでにどれほど苦労があったか-と思うんです。『すべての他者を認め、尊重する』ってすごいことじゃないですか。」

 「全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」

 「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」

 この憲法25条の条文を今、かみしめたいと思います。

 憲法25条が崩される状況に立ち向かい、憲法25条が生きる社会を実現したいと思います。

 その事を、このコミックで、主人公のえみると一緒に考えたいと思います。

 「健康で文化的な最低限度の生活」に対する感想をお聞かせ下さい。

 また、憲法25条が崩される状況をどうお考えかご意見をお聞かせ下さい。

藤本一規事務所びらきに120名

 本日、宇部市西宇部南にある藤本一規事務所で事務所びらきを行い、約120名の方々に参加いただきました。

 来賓として、朝倉西宇部校区連合自治会長さん、長谷川厚南校区連合自治会長さんなどから挨拶いただきました。

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 事務所開きで挨拶する朝倉西宇部自治連会長

 私の決意表明の主旨は以下の通りです。

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 事務所開きで決意表明を行う私

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 事務所開きにご参加していただきありごとうございます。
 私は、昨年末で50歳となりました。
古代インドでは、人生を「学生期」(がくしょうき)「家住期」(かじゅうき)「林住期」(りんじゅうき)「遊行期」(ゆぎょうき)に分けて考えていたと言われています。作家の五木寛之さんは、25年で区切っています。
今日は、我が人生の折々でお世話になった方々にお集まりいただきました。「学生期」にお世話になった楠地域の皆さん。「家住期」にお世話になっている西宇部校区の皆さん方。本当にありがとうございます。
「遊行期」は、75歳からですから、50歳からの「林住期」は、皆さんにお返しをする時期だと思います。お返しをするためには、4月の選挙で勝利をすることしかありません。今度の選挙は4000票伸ばさなければ勝てない選挙です。今日お集まりの皆様のお力なしには再選を果たすことが出来ません。皆さんの藤本への絶大なるご支援をお願いいたします。
今日、二つの漫画本を持ってきました。一つは、柏木(かしわぎ)ハルコさんの「健康で文化的な最低限度の生活」です。この本は、生活保護課のケースワーカーとして配属された「えみる」が主人公の物語です。
安倍政権は、要支援1・2の人を介護保険から外し、要介護1・2の人を特別養護老人ホームから追い出そうとしています。私は、大学で福祉を学び、宇部協立病院で働いた経験から、憲法25条が生きる山口県を皆さんと一緒につくっていきたいと思います。
二つ目は、新田たつおさんの「隊務スリップ」です。この本は、憲法9条がなくなった近未来を描いています。饅頭屋の従業員「青乃」が軍隊に入るという物語です。安倍政権は、日本が海外で戦争できる権利=集団的自衛権行使容認の閣議決定を行い、一斉地方選挙が終わったら国会で法整備の審議を行い、参議院選挙後に憲法を変える発議を行おうとしています。
私には、高校中学と3人の息子がいます。息子たちが戦場で人を殺し、殺される社会にしてはならないと思います。私は、憲法9条が生きる山口県を皆さんと一緒に作っていきたいと思います。
今日は、バレンタインデーです。母がチョコレートを準備してくれました。愛の溢れる山口県を共に創りましょう。ありがとございました。

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 最後に、恵美須西宇部校区連合自治会長さんの音頭で団結頑張ろうを参加者一同で行いました。

 幅広い分野から様々な皆さんのご参加をいただきました。

 ご参加いただいた全ての方々に感謝申し上げます。

隊務スリップ

 昨日のしんぶん赤旗日刊紙の「潮流」にこのような内容が書かれていました。

 「もし憲法9条がなくなったら-。そんな設定で日本の近未来を描いた漫画が話題を呼んでいます。雑誌『ビックコミンック』で連載している『隊務スリップです。」

 作者の新田たつおさんは、東京新聞のインタビューに「9条は絶対に必要との思いを込めた。関心のない若い方に読んでほしい」と答えたともあります。

 今日、書店で「隊務スリップ」①を購入しました。

 饅頭屋の店員がいきなり軍隊に入隊します。

 饅頭屋の店主は「ひと昔前、可決された集団的なんとか権により日本は米軍と共に世界中で戦っているから兵が足りんのじゃ。」と語り、店員を軍隊に入隊させます。

 まさに、今国会で自民公明与党が成立させようとしている集団的自衛権行使容認閣議決定を法制化の延長線の物語です。

 「日本が米軍と共に世界で戦う」未来を子どもたちに届けてはなりません。

 国民の共同で、集団的自衛権行使を可能にする法整備を許さないたたかいを強めていきましょう。

 このコミックで9条をなくしたらどうなるか私も実体験したいと思います。

 このコミックを読まれた方がおられましたら感想をお聞かせ下さい。

 また、集団的自衛権行使を法制化することについてのご意見をお聞かせ下さい。

朝鮮学校の補助金を復活させよう

 本日、山口県朝鮮初中級学校オモニ会(金鮮順会長)は、村岡知事に対し「学校法人 山口朝鮮学園への『私立外国人学校特別補助金』の予算計上・交付を求める要望」を村岡知事に行いました。

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 左奥が山口朝鮮初中級学校オモニの会の皆さん

 要望には「昨年8月、国連人権差別撤廃条約委員会は日本政府に対し『朝鮮学校へ支給される地方政府による補助金の凍結もしくは継続的な縮減について懸念し・・・朝鮮学校への補助金支給を再開するか、もしくは維持するよう』との勧告を行いました。締約国である日本政府と、県はこの勧告を真摯に受け止め速やかに補助金を交付すべきです。」としています。

 対応した木村学事文書課長は、「来年度予算編成の作業中である」として具体的な言及は避けました。

 更に、参加者から、国連人権差別撤廃条約委員会の勧告を順守すべきと問われ、木村課長は「県として、本県の朝鮮学校への補助金は、県民との相互理解の増進を目的として交付したものであり、これを予算計上しないことが、教育を受ける権利について差別的取扱いに当たるとは考えていない。」と答えました。

 参加者からは、「相互理解増進を目的とした補助金をカットした山口県が国連委員会の勧告に違反していないというのは詭弁だ」との指摘が相次いで出されました。

 参加者から「次回の協議の場までに、山口県は補助金カットが勧告に違反してしていないとする見解が正しいのか勧告を出した国連の委員会に確認すべきだ」との要望が出され、県学事文書課は、国連の委員会に確認することを約束しました。

 朝鮮学校への補助金カットを皆さんはどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。

「日本の『運命』について語ろう」

 直木賞作家・浅田次郎さんの「日本の『運命』について語ろう」を読んでいます。

 浅田さんは、現代小説と同時に、近代史をテーマにした歴史・時代小説を多数書いています。

 浅田さん曰く守備範囲は150年前から現在の日本や中国がテーマとのことです。

 浅田さんは、「歴史とは何のために学ぶのか」といえば、「自分が今、こうしてある座標を学ぶ」ためと書いています。

 この150年の歴史を学ぶなかで、浅田さんは戦争を重視します。

 「日本はどんな戦争をしたのか、戦争で何を行ったかなどを次の世代に伝える、送ることは、私達の義務でもあると思います。」

 「大きいものであれ小さいものであれ、戦争なんてものは二度と起こしてはならない。私たちは、そう心がけていなければなりません。歴史を知るのは、自分たちの立ち位置を知るためであって、正当性を声高に言いつのるためではないのです。」

 戦後70年の今年。日本がこれからも平和でありつづけるために、歴史を学ばなければならなとこの本を通じて感じました。

 そして、何よりも戦争について学ばなければならないと痛感しました。

 その第一歩として浅田次郎さんの「終わらざる夏」を読み直そうと思いました。

 この本は、私の座標となる一冊です。座右に置きたい一冊となりました。

 浅田次郎さんや皆さんの歴史への思いをお聞かせ下さい。 

 

ドラマ「限界集落株式会社」

 NHKドラマ「限界集落株式会社」を観ています。

 原作の黒野伸一さんの同名小説を読みながら観ています。

 原作に増して、ドラマは、現実を真剣に描いているようで好感が持てます。

 「同一のものを大量に」生産することを強いられる農業。

 この流れに対抗していこうとする優の奮闘が続きます。

 この小説やドラマは、限界集落に国民が目を向ける好機となっていると思います。

 限界集落に携わる一人として、このドラマを通じて、更に国民の目が向けられることを期待します。

 増田レポート以後、「地方消滅」論が跋扈してますが、今、岩波新書の小田切徳美著「農山村は消滅しない」を読んでいます。

 この本のことは次回以降に譲りますが、農山村を消滅させない努力をこれからも続けていこうと思います。

 農山村維持に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。