本日、宇部市内で、宇部市議選の勝利をめざす演説会が行われ、約100名の市民が集いました。
宇部市議選の勝利を目指す演説会で発言する私
木佐木県議が、全国情勢を報告した後、私が、選対本部長として宇部市議選を巡る情勢と方針を訴えました。
私が訴えた内容は、以下の通りです。
・・・
今回の県議会議員選挙で、4年ぶりに議席を回復しました。藤本かずのりです。お集まりいただいた皆様お一人お一人の勝利です。4年ぶりの木佐木県議との県議団です。全力で県民要求実現のために力を尽くします。
3月29日に当選が決まった夕方から、宇部市議会議員選挙の選対本部長に就任しました。宇部市議4名全員当選のため奮闘します。
統一地方前半戦の結果と後半戦のたたかいについての4月8日の日本共産党常任幹部会声明は、前半選の結果、総選挙比例票との比較で、道府県議選で124.4%の得票を獲得し、「今後の前進に向けた足掛りを築くものであり、全体として善戦・健闘と言えるたたかい」だったと総括しています。山口県でも議席倍増は実現できませんでしたが、総選挙比例票との比較では前進しました。前半戦の教訓を宇部市議選に生かしましょう。
常任幹部会声明は、「政治論戦では、わが党の訴えは有権者の気持ちにかみあったものであり、選挙戦をリード」したとしています。
県議選宇部市選挙区で、自民党は、3議席から2議席に後退しました。そして、私が議席を回復しました。このことは、「消費税10%増税中止」「国保料の値上げではなく値下げを」石炭に依存した大型港湾開発を見直し「『住民福祉の増進』という自治体本来の姿をとりもどす」「9条改憲を許さず平和を守る」という宇部市での日本共産党の宣伝が有権者に受け入れられた結果です。安倍政治サヨナラと地方政治の転換のために、自民公明対日本共産党の対決構図を更に鮮明にして、明日からの市議会議員選挙の臨もうではありませんか。今日から、候補者宣伝と合わせて、旺盛な宣伝を宇部市内巻き起こしていきましょう。私と木佐木議員が大型宣伝カーで訴えます。各地域で、ハンドマイク宣伝を旺盛に行いましょう。
常任幹部会声明は、1月の都道府県・地区委員長会議で「現有議席の確保事態が容易ならざる課題」とし、「現有議席を絶対確保する」構えを揺るがずに貫けたらどうかが前半戦の明暗を分けたと述べています。
明日から告示という現時点での宇部市議会議員選挙の情勢は、「現有議席の確保事態が容易ならざる課題」という状況を脱していません。今日からの奮闘で、支持拡大の目標を一気に突破し、勝利の展望を開きましょう。
宇部市議会の定数28で立候補は30です。有力新人が出馬し、これまでに立候補した候補も元議員などの有力な支援を受けています。まさに「少数激戦」で当選ラインは上昇します。
私が、宇部市議選に立候補したのが、1991年。29年前です。それ以来、日本共産党は、5名の候補者を擁立してきました。今回は、立候補を4人に絞りました。
今回の市議選は、候補者を4人に絞るが、4人の当選を必ず実現し、参議院選挙の勝利に繋げるため、票を伸ばすことが求められる選挙です。
今日から、あらゆる「ゆるみ」を一掃して、得票目標達成に今日の参加者が心ひとつに奮闘しようではありませんか。
宇部市議選の焦点は、「安倍政治への審判と宇部市政の転換」です。
塚田国交副大臣の下関北九州道路の安倍・麻生忖度発言での辞任、桜田五輪大臣の復興より選挙発言での辞任。これらは、安倍政権のごう慢さを如実に示すものです。宇部市議選での構図は、ごう慢政権を守る自公か、ごう慢安倍政権サヨナラで頑張る日本共産党かです。
宇部市政の転換という点では、市民の負担を増やしサービス削る自公議員か、市民の負担を軽減し、市民サービスを守る日本共産党議員かです。
国民健康保険は、市財政の0.3%で1世帯1万円引き下げを。子どもの医療費は、中学校卒業まで、一部負担金と所得制限をなくし完全無料に、そして、高卒までの無料化を目指します。
国も地方も八方ふさがりの自公かくらしに希望を力あわせ未来をひらく日本共産党かが宇部市議選です。対決構図を鮮明してたたかいましょう。
県議選山陽小野田市選挙区での期日前投票は投票者数の28%でした。明日からは、毎日が投票日です。まず、今日お集まりの皆さんが、期日前投票に行く、そして、期日前投票に多くの有権者の方に参加していただく手立てを私たちが具体的にとっていくことが必要です。
県議選の議席回復に続いて、宇部市議選での4名全員当選を必ず実現しましょう。そして、夏の参議院選挙での日本共産党と野党共闘の勝利に必ず結びつけましょう。先頭で戦う決意を最後に述べて、訴えを終わります。
私と時田ようすけ市議会議員は、地元の要望を受け、宇部土木建築事務所に、真締川の浚渫を再三要望してきました。
その結果、6月末までの工期で、真締川の浚渫工事が行われることが明らかになりました。
溜まった土砂の除去と樹木の伐採が行われます
浚渫される箇所は、川添地域の南に掛かる川津橋から、川添地域の北に掛かる石田橋の区間です。
溜まった土砂の除去と樹木の伐採が行われます。
引続き、日本共産党宇部市議団と連携して、県管理の河川や道路の改修を進めたいと思います。
皆さんの要望をお寄せ下さい。
昨年、12月11日、日本基督教団宇部緑橋教会の小畑太作牧師らが村岡知事に対して「知事の山口県護国神社参拝に関する要望」を行いました。
1991年1月の仙台高裁は「公式参拝における国と宗教法人靖国神社との関わり合いは政教分離原則に照らして相当とされる限度を超える」とし、天皇や首相の公式参拝は「憲法の禁止する宗教活動に該当する違憲な行為」と判示しました。小泉純一郎首相の参拝に対しては、2004年4月福岡地裁は「戦没者の追悼が主目的であっても、宗教とのかかわりは否定できず、憲法の禁ずる宗教活動にあたる」と判示しています。
要望書は「旧日本軍人、軍属として戦死した旧植民地約5万人も天皇制国家のために戦って死んだとされ一方的に靖国神社に合祀されていますが、現在一部遺族から取り下げを求め提訴されています。また、旧植民地か徴用工として労働を強いられた人々の問題や、いわゆる『従軍慰安婦』の問題があり続けているのであり、護国神社は靖国神社と同じく、それらを正当化するいわゆる『聖戦史観』を主張しているのです。」と指摘し、『知事の山口県護国神社参拝は政教分離違反の観点から取り止めることを要望します。」としています。
この要望書に対し、山口県健康福祉部長寿社会課長は、1月25日「山口県護国神社慰霊大祭について、県は、これまでも県遺族連盟等からの案内を受け、知事や健康福祉部長等が出席してきたところです。県では、平常業務として戦没者遺族等の援護に関する業務を担当しており、この慰霊大作には多数の御遺族が参列されていることから、戦没者及び御遺族に対する社会的儀礼として参列し、県を代表してご遺族の皆様に挨拶しているところです。今後も案内があれば、知事や健康福祉部長等が出席し、戦没者及び御遺族に対する慰藉慰霊の意を表してまいりたいと考えます。」と回答しました。
この県の回答に対し、3月18日、日本基督教団宇部緑橋教会の小畑太作牧師らは、9点の再質問を村岡知事に行いました。
昨日、県健康福祉部長寿社会課長は、上記の再質問に対する回答を行いました。
山﨑県健康福祉部長寿社会課長らが、再質問に対する回答を行う席に、私を含め12名の県民が参加しました。
知事の護国神社参拝問題で県の回答を受ける
山﨑課長は「春季山口県護国神社慰霊大祭に、平成8年から知事が出席している。知事は、公用車で参加している。」と回答しました。
また、山﨑課長は「慰霊大祭には、多数の御遺族が参列されていることから、戦没者及び御遺族に対する社会的儀礼として参列しているもの」と回答しました。
参加者からは、「知事は、平成8年以前は参加していないのか」「慰霊大祭は、宗教的儀礼であることは平角であり、知事が公式参拝することは、政教分離を定めた憲法に違反する疑いがある」との発言が相次ぎました。
要望を行った日本基督教団宇部緑橋教会の小畑太作牧師らは、この回答に対して更に質問を行うこととしています。
私は、県議会議員として、山口県護国神社慰霊大大祭に知事が、平成8年以前に参加した事実はないのか質問をする予定です。
毎年のように、山口県知事が山口県護国神社慰霊大祭に公式参拝しています。皆さんは、この問題をどうお考えですか。
お教え下さい。
今朝のしんぶん赤旗日刊紙は「航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの機影が9日夜、空自三沢基地(青森県三沢市)東の太平洋上空でレーダーから消えました。無線に応答もないといい、空自の救難機が捜索しています。空自によると、機影が消えたF35Aは同基地の第3航空団第302飛行隊に所属。9日午後7時ごろ、訓練のため同基地を離陸しましたが、約25分後に同基地の東約135キロの太平洋上でレーダーから消え、連絡が取れなくなったといいます。」と報じました。
毎日新聞は、電子版で、今日9:55「航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)所属の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の上空で消息を絶った事故で10日朝までに、機体の一部が現場周辺の海域で見つかった。防衛省は同機が墜落したと断定。米軍とともに操縦士(男性3佐)の行方や残りの機体の捜索を続ける。現場周辺では、空自の救難機や海自の艦艇などが消息不明となった9日から夜通しで捜索し、左右の尾翼の一部を発見した。」と報じました。
F35Aはアメリカ空軍仕様の機体で、F35Bは、海兵隊使用の機体です。
米海兵隊岩国基地に、F35Bステルス戦闘機16機が、新たなに配備される計画が明らかになりました。
既に配備されている16機と合わせ、岩国基地のF35Bは32機態勢に増強されることになります。
F35Bの配備が始まるのは、2020年10月です。
今回の事故を徹底解明し、米海兵隊岩国基地へのF35B配備について再検討すべきです。
航空自衛隊のF35Aが消息を絶ちました。この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
4月5日のしんぶん赤旗「日刊紙」は、「主張」で「パリ協定」が義務付けた温室効果ガス排出抑制についての長期戦略づくりに向けた政府の有識者懇談会の提言について「石炭火力発電所に依存する現状からの転換策も不明確」としした上で次のように指摘しています。
「とりわけ提言で問題なのは、『石炭火力発電所等への依存度を可能なかぎり引き下げる』というだけで、石炭火発頼みから脱却方針が明示されていないことです。国内で約30基もの石炭火発の建設計画が進んでおり、このままでは将来にわたり、温室効果ガスが大量に排出され続けます。『パリ協定と整合的に』というならば、30年までに先炭火力発電を全廃させるしかありません。海外の石炭火発支援の中止を含め、抜本的な転換をはかるべきです。」
3月28日の毎日新聞(電子版)は、「大型の石炭火力発電所を建設する際の環境影響評価(アセスメント)について原田義昭環境相は28日、『二酸化炭素(CO2)排出削減の道筋が示されない計画には今後中止を求める』と述べ、反対姿勢を明確化する方針を示した。地球温暖化問題を踏まえ、遠回しだった従来の『事業の再検討を求める』から踏み込んだ表現にする。」と報じました。
私は、この程の環境相の決断を評価したいと思います。
環境相を決断を政府全体の意思とすべく、政府は、「パリ協定」の目標達成に向けた世界への責任を果たすため、石炭火力発電所の全廃を決断すべきです。
「パリ協定」が義務付けた長期戦略を提出していないのは、主要7カ国では日本とイタリアだけです。
政府は、石炭火力発電所の全廃を明確にした長期戦略を策定すべきです。
宇部市内に大型の石炭火力発電所の建設が進められています。
この計画に対して、今日村岡知事が「知事意見」を世耕経済産業大臣に提出しました。
知事意見は、「年間786万トンにも及ぶ二酸化炭素を排出する本事業を実施することは、環境保全免からの事業リスクがき分けて高いこうとを事業さは強く自覚し、国の地球温暖化対策計画との整合が図られるよう、誠実な対応が求められるものである。併せて、石炭のばいじんによる甚大な公害問題を、宇部方式により克服し、国連環境計画からグローバル500賞を受賞した歴史を持つ宇部市に石炭火力発電所を建設する理由につい真摯に説明しなければならない。」と指摘しています。
私と荒川市議団長は、2月20日に、村岡知事に対して、この計画に「是認できない」旨の知事意見を述べることを求める申し入れ書を提出しました。
「知事意見」は計画に対し、厳しい指摘をしていますが、私たちの申し入れ書の指摘や環境相の新指針のような不同意にまで踏み込んだものになっていないことは残念です。
今後、行われるこの計画への環境大臣意見は「計画中止」を求める内容になるものと思われます。
私は、県議会で、宇部市への石炭火力発電所計画中止を求めて、発言を行いたいと思います。
環境相が「石炭火発中止」を明確化する方針を示しました。
皆さんは、この判断をどう受け止めておられますか。ご意見をお聞かせ下さい。
昨日、毎日新聞は、上関原発問題に関して二井関成元知事のインタビューを報じました。
「二井氏の同意を受けて上関原発は05年、国の『重要電源開発地点』に指定された。中国電力は現在、工事再開を視野に事故後の新規制基準に適した原子炉設置許可の審査に必要なデータを収集し、設置許可の申請内容変更を目指しているが、重要電源地点指定については『引き続き有効』との見解を国が中国電力側に示している。これに対し、二井氏は『国が(あの時、同意したじゃないか)として、地元の意見も聞かず手続きを進めるのなら原発事故の教訓が生かされていないことになる』と懸念を表明。新たな知事同意に加え、原子力災害対策指針で避難計画の策定が義務付けられた原発30キロ圏内の自治体の意見も聞く仕組みを構築する必要性を強調した。一方、県が中国電力に出した建設予定地の公有水面埋め立て免許は7月6日に期限切れを迎えるため、中国電力は近く延長を申請する方針だ。二井氏は知事退任直前の12年6月、県議会で免許延長を認めない考えを示していた。二井氏の引退後も県は延長の可否判断を先送りし続けたが、村岡嗣政現知事は16年、重要電源開発地点指定が有効とする国の見解を根拠に延長を許可した。二井氏は『原発新増設に関する国の方針が明らかでなく、指定も凍結されたと考えるべきだ』と主張。そのうえで『なぜ原発事故前になされた手続を根拠に許可したのは理解できない』と現県政の対応に疑問を呈した。」
この中の、二井氏の指摘に同感する部分が多くありました。
重要電源地点の指定について国が「引き続き有効」との見解を中国電力側に示していることについてに二井氏が、「新たな知事同意に加え、原子力災害対策指針で避難計画の策定が義務付けられた原発30キロ圏内の自治体の意見を聞く仕組みを構築する必要性を強調」した部分に同感します。
また、村岡知事が、中国電力に出した埋立免許の延長申請に対し、16年重要電源開発地点の指定が有効とする国の見解を根拠に許可したことについて二井氏が「原発新設に関する国の方針が明らかでなく、指定も凍結されたと考えるべきだ」とした部分に同感します。
12年6月、二井知事(当時)が、延長申請を認めないとの考えを示したことは、今日的に考えても妥当だと感じます。
私は、12年6月県議会、議場で、二井知事の判断を聴いた者の一人です。
再び県議会に戻ることになりました。来る6月県議会は、中国電力が更なる延長申請を出す直後か直前に行われる議会です。
再選後最初の6月県議会は、上関原発問題が大きな争点になります。
上関原発はいらないとの多くの県民世論を議会に届け力を尽くしたいと思います。
毎日新聞の二井元知事のインタビューに関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。