坂本順治監督の映画「北のカナリアたち」をビデオで観ました。
坂本順治監督の作品は、最新作品の「人類資金」を観ました。
坂本作品のすばらしさを再認識して、これまでの作品を見直したいと思っていました。
この作品で、音楽を務めたのは川井郁子さん。
PTAの研修会で川井さんの講演を聞きました。話の中でこの映画のことも出ていました。
原作の湊かなえさんの作品はいくつか読んでおり、心理描写の巧みさに感服しています。
映画は、とても感動的でした。
ラストは、涙が止まりませんでした。
森山未來演じる弘晃が後半「辛いけれど生きていかなければならないのか」と吉永小百合演じるはるに聞くシーンは忘れることが出来ません。
この作品は、生きる意味を問い直すすばらしい出来栄えです。
私は、中山間地域で育ち、小規模学校で中学校までを過ごしました。
映画を見ながら子どもの頃を思い出していました。
この映画は、第36回日本アカデミー賞で、12部門の優秀賞を獲得しました。
木村大作さんの撮影が作品に深みを与えています。
この作品は、映画館で観るべきだったと後悔しました。
坂本監督、いい作品をありがとうございました。
次回作を大いに期待しています。
湊さんの原作を読み直したいと思います。
映画は、心を豊かにしてくれます。
この作品を観られた皆さん、感想をお聞かせ下さい。
昨年の6月からWOWOWで、相場英雄さん原作の「震える牛」がドラマとして放映されました。
DVDのレンタル開始を待っていたのですが、今日、借りて1話から見始めています。
ドラマを見始めて、やはり、この作品は、社会派の力作であることを痛感しています。
小説の文庫版の解説で文芸評論家の西上心太さんが「『食の安全』への背信。地域社会の破壊も厭わない『大規模焼き畑商業』。本書はこの二つのモラルハザードをテーマにした社会派警察小説である。」と書いていますが、指摘の通りの作品です。
西上さんは、「食の安全」を後回しにし「安さ」を最優先する経済状況に「『安全』な食材を仕入れ、従業員に適正な給与を払い、きちんとした利益を出す。経済活動におけるそんな当たり前のことが、じはたしてできているのか。」と指摘しています。
西上さんは、「大規模焼き畑商業」について「ひとたび不採算となればさっさと閉店して、その土地を去ってしまうのだ。あとには何も残らない。『焼き畑』と揶揄される所以である。」と指摘しています。
その上で、西上さんは、「相場英雄の手柄は、この二つの問題を声高に主張するのではなく、警察小説の器に巧みに盛り込み、読者の前に見事な一皿として提供したことにある。」と述べています。
この小説に魅了された一人の読者として、西上さんの指摘に拍手を送りたくなりました。
小説をお読みでない方は、是非とも一読をおすすめします。
WOWOWを見逃した私は、これからドラマを満喫したいと思います。
WOWOWでは、これから相場英雄さんの「血の轍」のドラマが放映されます。
昨年の夏に「血の轍」を読んだ私は、DVDのレンタル化を楽しみにしています。
この次は、「共震」のドラマ化をぜひお願いしたいと思います。
今年も相場作品から目が離せません。
次回作はどんなテーマでしょうか。今から楽しみです。
相場ファンの皆さん、感想をお聞かせ下さい。
美祢市美東地域の方から、「交番で運転免許の更新などが出来なくなると聞いたが本当か」との問い合わせを受けました。
県警本部は、周南警察署鹿野交番、山口警察署徳地交番、宇部警察署船木交番、美祢警察署美東交番、長門警察署油谷交番で行っていた①運転免許事務(更新手続き、記載事項変更手続、更新時講習等)②道路使用許可申請事務を3月末をもって終了させるとしています。
4月1日からは、各交番を管轄している警察署で事務を行うことになるということです。
詳しい内容は、山口県警察本部交通部 運転免許課 083-973-2900
交通規制課 083-933-0110
までお尋ねください。
運転免許事務が行われなくなる交番を所管している地域は、中山間地域ばかりです。
高齢化した地域であり、私は、運転免許事務等は、引き続き、各交番で行われるべきだと思います。
この問題は、日本共産党が来週行う予定の「山口県への新年度予算編成に対する要望書」の中に、項目を入れ、交番での事務の存続を県警本部に要望したいと思っています。
県内5交番で運転免許の更新事務などが行われなくなることについてどうお考えですか、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
年末が雨続きでしたので、実家の田起こしができませんでした。
今日、水はけの悪い実家の前以外の二つの田の田起こしを行いました。
田には、一面に霜が降りています。寒かったです。
9時前から始めたのですが、最初は、霜が降りてとても寒い中での作業でした。
時々はまり易いところもありましたが順調に作業を終えることができました。
トラクターに乗りながらTPPをめぐる状況を考えました。
昨日の日本共産党第26回大会中央委員会報告の中で志位委員長は、TPP交渉をめぐる状況について「全品目100%の関税撤廃が求められている」と述べました。
自民党は、国民との公約を守るのであれば、TPP交渉から即時に脱退すべきです。
それが出来ないのであれば自民党の公約違反は明らかです。
山口新聞の新春インタビューでJA山口中央会山本会長は、TPP交渉について「コメをはじめとした農畜産物の重要5品目などを守るとした国会と自民党決議を必ず実現するため、広範な皆さまからのご支援をご理解をいただく取り組みを引き続き展開していく。」と述べています。
私は、農産物の関税を守っていくために、農業関係者と連帯して頑張っていこうとトラクターの上から誓いました。
いよいよ我が家も今年の収穫に向けての作業をスタートさせました。
収穫が喜べる農業にしていくために、今年も力を尽くしていく決意です。
TPP問題、農業問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
昨年、3月21日から自宅の周り2キロを走るようになりました。
今朝で丁度300日となりました。
走り出してしばらくして、福岡大学の田中教授の「スロージョギング入門」に出会い、スロージョギングを意識して今は走り続けています。
300日の内、200日以上は、早朝です。
最近は真っ暗な中、走っています。
朝走る時間がなく、夕方走ったこともあります。
出張中は、出張先で走り続けました。
この間も、高知や金沢や東京などで走りました。
一番つらかったのは、昨年11月頃、風邪をひいたときです。
その時は、ゆっくりゆっくり走りました。
一日も欠けることなく走り続けた300日でした。
走って一番いいのは、気持ちが前向きになることでしょうか。
二番目は、体重が現状維持を続けていることでしょうか。
顔の輪郭が少しスリムになったような気がします。
当面は、丸1年継続をめざし、400日、500日と続けていきたいと思います。
今年もスロージョギングとともに健康第一で過ごしたいと思います。
皆さんの健康法をお教え下さい。
病気療養中だった山本知事が、九日、柳居議長に辞職願を提出しました。それに伴い、十四日、臨時県議会が行われ、知事の退職の件が提案されました。
日本共産党県議団は、山本知事は、これまで二度にわたる長期入院で県政の停滞をまねき健康上で知事職を続けられない以上、辞職は当然として、提案に賛成しました。提案は、全会一致で知事の退任が承認されました。
全会一致で知事の辞職を承認した本日の本会議場
臨時議会の中で、知事退任の言葉を藤部職務代理者が読み上げました。山本知事は、「道半ばにして知事を辞任せざるを得なくなったことは、誠に残念であり、慙愧に堪えない」としていますが、病状について明らかにしていないのは残念です。
午後に選挙管理委員会が開かれ、知事選挙の日程が、二月六日告示、二月二十三日投開票で行われることが決まりました。
日本共産党山口県委員会は、「みんなの県政をつくる会」とともに知事選候補者擁立に力を尽くしています。