議員日誌

オレンジリボン

 今日は、宇部総合庁舎で行われた「子育て文化創造条例」地域懇談会に参加しました。最初に、地域子育て協働事業として取り組まれた「中高生と乳幼児のふれあい体験事業」が報告された後、様々な意見が出されました。

 ある保育園の園長さんは、「延長保育の時間を過ぎて迎えにこられる親が多い」「事業所に対して子どもを迎えに行く時間を保障させるなどの対策が必要」と話されました。県は、「条例の13条で、県知事は、事業者に対して、雇用環境の状況等の報告を求めることが出来ると規定した。この条文を生かして何らかの対応を考えたい」と答えました。

 また、ある地域コーディネーターの方からは、「コーディネーターとして、行事を企画するにしても会場の確保や費用など、行政の援助がどうしても必要」「その点で、地域子育て協働事業は、行政の援助を受けることができて助かっている。今後とも事業を拡充してほしい」との意見が出されました。

 どの意見も貴重な意見です。条例を生かした県づくりを進めるために、私も県議会厚生委員の一人として今日の県民の皆さんのご意見を大いに論戦に生かしていきたいと思いました。

 もう一つよかったのは、会場で、ある県職員の方から「オレンジリボン」を分けていただいたことです。早速、議員バッジの下に付けました。このオレンジリボン運動は、2004年に栃木県小山市で起きた児童の虐待死をきっかけに市民グループが始めたものです。これが、全国に広がり、今年度から行政も一体となって運動が展開されています。特に、11月は、児童虐待防止月間としてオレンジリボン運動が活発に行われています。

 先日行われた、中国地方の日本共産党県議の集いで、岡山県の武田県議が胸に付けておられるのを見て「私も欲しいな」と考えていたところ、今日、ようやく私の胸にも付けることが出来ました。分けていただいた県職員の方に感謝いたします。

 しばらくは、私の胸には、オレンジリボンが輝くことになります。

 個人的にもオレンジは、私のシンボル色です。選挙のジャンバーの色もここ最近は、オレンジです。今、着ている防寒着の色もオレンジです。暖かそうでいい色です。4人の子どもの父親として、保育園や小学校の親の会に関わっているものとして、少しでもこの運動の協力が出来て幸せです。

日本男子サッカーがオリンピック出場を決めました。

 本日、午後8時過ぎに帰宅。テレビを付けて目が離せなくなりました。只今、日本男子サッカーが北京オリンピック出場を決めました。

 私も、高校時代にサッカー部に所属していました。持久力が買われてホワードの選手をひたすらマークする役割でした。同じ力のチームの選手なら、私が、玉を奪うことが出来ましたが、力の上のチームなら、私の方が簡単にかわされていました。

 脛に、プラスチックのガードをしていましたので、脛毛が擦り切れていました。大学に入りようやく元に戻ったことを懐かしく思いだしました。また、右ききの私は、軸足の左足の親指の内側に圧力が常にかかり、血の細長い塊が治らなかったことも思い出しました。これは、就職する頃までは治らなかったように思います。

 あまり観戦をしているわけではありませんが、パス回しは、日本は、世界レベルになっていることを感じました。あとは、ゴール前の決定力でしょう。しかし、李選手など、今までの選手を乗り越えていることを感じました。

 偶然の観戦でしたが、スポーツはいいものでだということを感じました。日本男子サッカー北京オリンピック出場おめでとうございます。

1万人集会に宇部・山陽小野田市からバス4台で行きます。

 今日、安保条約廃棄宇部地区実行委員会の役員会を行いました。12月1日の1万人集会に、宇部市からバス4台が運行されることになりました。宇部市職労から1台。宇部地域労連から1台。そして、地域からバス2台を運行することにしました。

 地域からバス2台は無理だという意見もありました。しかし、今が岩国の関が原。国の圧力を跳ね返すために、1万人集会を必ず成功させようと議論を行い、地域からバス2台。合計4台での参加を決めました。私も1台のバスの運行責任者として参加します。それぞれのバスを満員にして参加します。

 宇部・山陽小野田地域で、参加希望の皆さん、ブログのインフォーメーションを参照され、お申し込みください。多くの参加者で集会を成功させましょう。

PTAのバス旅行

 今日は、PTAのバス旅行で、角島方面に行きました。角島灯台、日置の千畳敷、湯本の大寧寺どこでも秋まっさかり。満喫しました。会長と私以外は、全員が女性。女性パワーに圧倒された一日でもありました。西宇部小学校PTAのよき懇親の場となりました。

川柳大会

 宇部市芸術祭の川柳大会に参加してきました。活動トピックスに掲載している3句が入選しました。しかし、上位入賞にはならず、受賞者の方々に拍手を送って帰ってきました。

 大会に参加しようかどうしようかと悩んでいた時に、五平太川柳会の会長さんから電話をいただきました。「時実さんが亡くなって、今、あまり句を作っていないんですよ。」と言い訳しましたが、会長さんから「あなたは、まだ若いのだから頑張りなさい。」の一言をいただいて参加を決めました。

 今日参加して、少し、川柳への意欲も湧いてきました。五平太川柳会への投句も再開しようと思っているところです。川柳をはじめてまだ10年少し、これから面白みが出てくるころでしょう。もう少し頑張ってみる意欲が出できました。

 帰りに本屋で、加島祥造さんの「求めない」を買い、ほとんで読んでしまいました。分かり易い詩集です。すぐに読めるのでおすすめです。「求めない すると心が澄んでくる」いい言葉です。

 人間関係でも親子関係でも求めるから様々なトラブルが起きるわけです。このことは全てに通じているように感じました。

 「求めないことで かえって自分の 内なる力を汲みだすんだ。」その通りかもしれません。この詩集を読みながら、仕事でも川柳でも頑張ろうと力が湧いてきました。

後期高齢者医療

 日本共産党北南地区委員会は、「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願署名」の地域ローラー作戦をこの土日に取り組んでいます。今日は、小羽山地域で行われ、支部の方が署名活動に取り組んでおられる周りで、私は、街頭宣伝を行いました。

 最近、山口県の広域連合が、保険料を「年9万1千円」と試算しました。政府の試算では、「年7万4千円」でしたので、政府の試算より山口県は大幅に高い料金です。

 また、75歳以上の医療を「定額制」にするという計画もあります。これは、差別医療であり、医療の打ち切りを意味します。

 やはり、どう検討してもこの制度の実施は回避すべきです。

 山口県では、この制度の議論は、「山口県後期高齢者医療制度広域連合」で行われています。わずか12人の議員が、「広域連合議会」を形成し、議論しています。その一人が、藤田宇部市長です。藤田市長は、直前の会議を欠席されています。次回の会議も、欠席される予定だと聞きました。私も県環境審議会の委員です。首長さんが委員を務めておられますが、ほとんど全てが代理出席です。最初から出席できないような方を委員や議員にすべきではないと思います。

 しかし、山口県の高齢者の生き死にに関わる重要な議論をする議員になった以上、最優先して藤田市長は出席すべきです。今後も出席できないと市長がお考えなら辞職されるべきです。そして、補欠選挙が行われるべきです。

 さて、私は、9月県議会で、後期高齢者医療制度での検診問題を質問しました。私は、昨日、岡山市で開かれた日本共産党中国地方県議会議に参加しました。その中で、岡山県後期高齢者医療制度広域連合の資料が配布されました。その資料の中に、平成20年度、21年度の保険料賦課総額というものがありました。そこには、検診に対する国庫補助金と、県補助金という項目がありました。岡山県では、9月県議会で、知事が、後期高齢者医療制度の検診への県の補助を行うことを明言しています。

 山口県も私の質問に、「検討して対応すべき課題」と前向きの答弁を行っています。しかし、日本共産党県議団の問い合わせに、県の広域連合事務局は、「検診について県に補助金の支給を現時点で求めていない。」と答えています。それどころか、県の広域連合は、検診費用として1回500円徴収することを言明しています。

 山口県後期高齢者医療制度広域連合での検診は、国や県の補助を受けて無料で実施されるべきです。そのために、私は、12月議会で、広域連合の検診に対する県の補助金の創設を引き続き強く求めていきたいと考えています。