子どもと映画に行きました。題名は、「ルイスと未来泥棒」です。主人公のルイスは、赤ちゃんの時に、養護施設に預けられます。ルイスは、次々に発明品を作りますが、失敗ばかり。しかし、養護施設の管理人ノミルドレッドは、「失敗が成功を生む」と暖かい目で見守ります。昨日、末娘がおかずをこぼして叱った自分を見つめなおしました。
ルイスは、未来の国で、自分の家族に出会います。「過去を振り返らず前へ進み続けよう。私たちは、好奇心にあふれている。好奇心こそ、新しい世界への道しるべだ。」ウォルト・ディズニーの言葉で、映画は終わります。
元気の出るいい映画でした。
映画館で、来年1月26日封切りの「母べえ」のチラシをもらってきました。今、原作を読んでいます。原作は、黒沢映画でスクリプターとして活躍した野上照代さんです。山田洋次監督・吉永小百合主演です。
原作は、お父さんが、治安維持法で検挙されたところから始まります。獄中の父と家族との手紙のやり取り、残された家族を支える様々な人々が丁寧に描かれています。
山田監督は、この本に寄せて「この小さなホームドラマを通して、あの恐ろしい太平洋戦争を描きたかったんだ。」と語っています。主演の吉永さんは、「激動の時代に懸命に生きた母べえは、私の中に、いつまでも残ることでしょう。」と述べています。
まずは、年末に、原作を読破して、新年の封切り早々に、映画を見に行こうと思います。
車の運転を始めた頃からでしょうか、車内では、音楽を聴くか、NHKラジオを聴いています。FM放送は、終始流れているBGMが気になってしまいます。民放ラジオは、CMが気になってしまいます。NHKラジオは、それがないのがいいです。数年前に、ある会合でお会いしたNHK山口放送局の当時の局長さんにその話しをしたら、逆に「若いのに珍しいですね。」と驚かれました。
川柳を始めたのは、20代後半の時に、ラジオから時実新子さんの本の朗読が流れてきたことがきっかけです。
今日の午前中の朗読にも大きく頷くものがあり、早速、その本を購入しました。その本は、映画監督の新藤兼人さんの「いのちのレッスン」というエッセイ集です。
今日朗読があったのは、「ベテランという名の『ニセモノのプロ』」というくだりです。
「わたしはわが身を振り返り、いつも言い聞かせることがある。それはシロオトでいたということだ。」
この文章で、エッセイははじまります。
「現実の映画作りのなかには、濁った埃やしがらみが立ち込めている。それは映画というステージだけの話ではない。どんな分野でも、現実の仕事のなかには立ち込めている。生々しい好奇心はいつしか汚れ、失われていく。濁った埃がはらわたまでべったりとしみつく。」
「わたしが肝に銘じていることは、ベテランという名のニセモノのプロにはなりたくない、ということだ。わたしは自分自身の好奇心の僕でいたい。」
私は、このくだりに大きく頷きました。私も、議員生活、17年となりました。26才から議員を続け、もうシロオトとは言えないのかも知れません。濁った埃が立ち込めている現実もよく分かります。しかし、ニセモノのプロにはなりたくありません。いつまでも好奇心旺盛に活動を続けたいと思います。
新藤さんのエッセイを基に、私の目指すところを書くとこうなります。
「わたしは、県民本位の県政をつくっていくための好奇心の僕でいたい。」
夕方は、美空ひばりの特集でした。美空ひばりの反戦歌「一本のえんぴつ」が流れていました。
「一本のえんぴつがあれば、戦争はいやと私は書く」
「一本のえんぴつがあれば、人間の命と私は書く」
美空ひばりは父が戦争に行き、母が苦労した姿を見て育ち、自らも空襲の被害を受け、「戦争はいけない」と言っていたそうです。この曲作りをすすめた当時のプロデューサーが番組の中で語っていました。そして、この話しを美空ひばりは二つ返事でOKしたそうです。
NHKラジオは、私の人生を豊かにしてくれる一つのツールです。
明日から、小学生は、保育園時代の仲間との合宿に入ります。その後の年末・年始は、妻の里である大阪に行き、いとこたちと遊ぶ計画です。ですから、家族で一緒に過ごせるのは、冬休み中、実は、今日しかありません。
ということで、本日、第三回目の、我が家の釣り大会を盛大に行いました。車は、長門市の津黄漁港に。絶景はすばらしかったのですが、釣果はゼロ。時間は、10時半を過ぎました。場所を変えようと仙崎の人工島を目指します。途中で、釣具屋さんに寄ってさびきのしかけを買いました。そこで、「青海島の通がいい」と紹介され、昼前に通に到着。波止場の漁船の間で釣っていたのですが、小あじが釣れる釣れる。3男も絶好調。1時半頃ついに、えさがなくなり、今度こそ人工島を目指すことに。しかし、人工島での釣り客に釣果を聞くと「全くだめ」ということで、通いに戻ることにしました。戻ってみると、1時間前にバンバン釣れていた場所が全くだめ。遠方で、外海に面した波止場で釣っておられる方がおられたので、そちらに移動することにしました。その方は、丁度帰りの準備中でした。どうですかと聞くと「むちゃくちゃ釣れますよ」との返事。その方の言われるとおり、小あじが釣れる釣れる。ついにえさがなくなり、時間も4時近くなったので帰ることにしました。
本日の釣果は、あじが、なんと98尾、くろが2尾、あかい小魚が3尾、紫の小魚が1尾で、合計104尾でした。
帰りに、先日我が家に来られた保育園の仲間二家族と保育園の延長保育の担当の先生におすそ分けしました。
下の写真は、無事家にたどりついて、ほっと一息の子どもたちと魚の様子です。
今、子どもたちと妻が魚の処理をしています。ついに、釣りは我が家の定番行事になりました。
昨日、PTAの生け花教室に参加しました。今回も男性は私一人でした。今回も親子で参加でしたが、大ピンチ。長男は、親子劇場の打ち合わせ、次男は、朝から胃腸炎で寝込んでいます。三男は、大丈夫かと車に乗ったとたんに「ゲー」。急遽、末の娘と参加しました。娘と私が活けた作品は。
松が正月らしいですね。頂点は、鉢の幅の2.5倍。三角形を描くように活けるよう指導されました。花を生けることに集中する感覚は、絵く描くことに似ているなと思いました。
時々は、このような時間を持ちたいものです。
午後から、次男・三男を病院へ。二人とも「ウイルス性胃腸炎」と診断されました。今、大流行しているそうです。
夕方から、二箇所の忘年会に。実は、もう1ヶ所あったのですが、さすがにそこは欠席しました。一つは、空手の道場の忘年会。いつもは厳つい黒帯の方々も今日は、笑顔、笑顔でした。途中で、プレゼントコーナーがあり、「UFOキャッチャー」が当たりました。今日、夕方は、保育園の二家族を迎えるので、子どもたちのいい遊び道具になりそうです。
もう一つは、自治会の壮年会の忘年会。我が西ヶ丘自治会には、30代から60代までの方々が参加する「壮年会」があります。昨日は、その忘年会。ある人は、漁港に魚を買いに行き調理。ある人は海苔巻きを作る。とても豪華な料理の忘年会でした。最後に、余った刺身をいただきました。これも今日の夕方の食卓に乗せましょう。
昨日、12月議会が閉会しました。
「地域医療・介護体制の確保を求める意見書」が採択されたことは画期的です。
議会閉会後に、「国の仕打ちに怒りの1万人集会」実行委員会が、二井知事に、「岩国市新庁舎建設補助金の早期交付を求める要望書」を提出されるのに、同席しました。
対応した西村副知事は、「この問題は、国と市の問題であり、県は、関与できない」との姿勢を繰り返しました。しかし、この問題は、地方自治の根幹に関わる問題です。国の補助金が国の政策への「意見」の有る無しによって出たり出なかったりする。これは、国自らが憲法の原則である「地方自治」を蔑ろにする行為であり、県は、そのことに対して国に抗議すべきです。県がその抗議を怠るということは、県の「意図」を感じます。県が「今でも地元の意向を尊重する立場に変わりはない」というなら、国に抗議してしかるべきです。
その後、「地方自治を守り育てる山口県議の会」の発足の記者会見が行われました。民主・連合の会、日本共産党県議団、社会民主党県議の10名で「山口県民の福祉向上と生活を守るため、地方自治を守り育てることを基本に党や会派を越え、ともに考え活動することを目指す」ことを目的に設立されました。
当面は、岩国市庁舎補助金カットの問題での共同ですが、今後、一致出来る課題が生まれれば次の行動ということになります。これも画期的なことだと思います。
夕方からは、大野宇部市議の地元の西山自治会で議会報告会が行われ参加しました。私は、療養病床の廃止問題を中心に、大野市議は、後期高齢者医療制度の問題を中心に語りました。参加者からは様々な疑問や要望が相次いで出され有意義な会となりました。
小集会を開きたい希望がありましたら、私にご連絡ください。