議員日誌

一般質問の原稿書きも終盤です。

 今朝までに、一般質問の原稿を約8割書き上げました。残りは、明日の朝仕上げたいと思います。毎回の事ながら、原稿を書き始めると「理解が不十分なところ」が見えて来ます。そこを調べていく過程で議員は鍛えられるのでしょう。

 今朝から4才の娘が38度の熱を出しました。私が小児科に連れて行き、娘を実家の母に預けて県庁に向かいました。複数の課の方々と打ち合わせを済ませ、午後は、生活保護行政の視察で下関市に向かいました。住所が未定でも生活保護の申請は認められるように年末の派遣村の状況以来、全国がそのようになっています。しかし、住所が確定しないけらば、生活保護の申請を受け付けない実態が下関市にあるということで関係者から状況を聴きました。今日視察した中身は、一般質問で中で、詳しく述べていきます。

 今からは、我が西宇部小学校PTAの懇親会。先生と親が約20名集います。明日は、宇部市PTA連合会の役員会。明後日は、高校の卒業式で議長の代理で祝辞を読みます。今年は、宇部工業高校に出向きます。卒業式は毎年感動の涙です。

 この土日も様々な行事に参加しながら、議会の準備を怠らずに行ってまいります。

猫が笑う

 本屋でストレスを解消していると、藤田一咲著「猫と写真の時間」という本が目に飛び込んできました。写真家の藤田さんの猫にまつわる写真とエッセーです。

 藤田さんのエッセーは軽妙です。「ぼくは未来では街の中では猫の姿は見られなくなっていると想像していた。たとえば、鉄腕アトムの生まれた西暦2003年、あのアニメに描かれたような未来都市に猫はいないと。」「気がつくと2003年は過ぎていた。(中略)猫はまだ、街をわがもの顔で歩いている。この風景を大切にしたい。後世に残したい。ばかばかしいかもしれないけれど、人間と猫が仲良く暮らす風景は、平和を象徴しているように見えるから。」 実に同感します。

 我が家に猫のちょろが来て2ヶ月。我が家は、少し平和になったような気がします。4才の長女は、猫を抱っこした時、「ちょろが笑っている」と言います。

 私には、普段のちょろにしか見えませんが、子どもには、猫の微妙な表情が読み取れるのかも知れません。

 私もちょろの笑顔が見える境地に達したいと思います。その時は、本ブログで報告します。

 

 

妻の出張

 昨日から妻は、仕事の関係で大阪に出張に行っています。昨日は、大変なドラマがありました。毎週火曜日は太極拳の日です。夕食時に妻がおりませんので、子どもたちを全員、母の居る実家に送り届けました。太極拳が終わり、急いで、実家に向かっていました。車を少し走らせるとガソリンが少なくなったサインを車が示します。車は、山間部に向かいますし、夜でもあるし、益々ガソリンスタンドはありません。急いでもいるし、自宅まで帰って24時間オープンのガソリンスタンドで入れようと思っていました。そうしたら、子どもたちを乗せたまま、実家と自宅の間で、車は止まってしまいました。時間は、午後9時半。母に迎えに来てもらい、母に子どもと一緒に自宅まで送ってもらいました。もうすぐ5歳の長女は、終始寝たままで、車が止まったことも、母に送ってもらったことも翌朝は覚えていませんでした。まあ、長女が夜、「母さん」と起きださなかったことは、昨夜の最大の成果です。

 今朝は、早朝から一般質問の原稿を書いて、6時半に子どもたちを起こし、妻が作ったパンを食べさせて、小学生を送り出し、長女を妻の車で送り届けました。そして、いつもお世話になっている行きつけの車屋さんに電話しました。車屋さんの奥さんの車に乗せていただき、私の車に到着しました。ガソリンを注ぐと、私の車は順調に動き始めました。車が止まった原因は、そうです単純な「エンスト」だったのです。「エンスト」は、20代の頃以来、20年ぶりの経験です。日ごろから落ち着いて行動しなければいけません。反省しきりです。車屋の奥様ありがとうございました。

 さて、妻は今日夜10時頃自宅に到着する予定です。今から、子どもたちと夕食です。妻が作ったカレーをみんなで食べる予定です。次男が、「母さんのカレーより、父さんと作る広島風お好み焼きがよかった。」と言ってくれましたが、このことは妻には内緒にしておきましょう。とにもかくにも妻が帰ってくるので一安心です。

託された福祉団体の願いに応えたい

 いよいよ今日から、2月県議会が始まりました。二井知事は、議案説明で、議員に配布された資料で26ページ分の量を説明しました。その内、2ページ分が、福祉医療制度の一部負担金の説明でした。二井知事は、一部負担金の導入について、「持続可能な制度として次代へ継承していくために」「中国地方では本県を除く4県で、一部負担金の導入がなされておりますが」と説明しました。もはや山口県の「住みよさ日本一の元気県づくり」は、精神論でしかないことが明らかになりました。

 私が呆れたのは、「県の基準は、福祉医療制度の一定の水準を定めているものであり、市町が独自に実施する制度の拡充措置等を妨げるものではありません。」との知事の発言です。これまでに、県内の5市議会が、福祉医療制度の現行制度の維持を要望書や意見書で知事に要望しています。これらの市では、県が制度改悪しても市独自で、現行制度を堅持していこうとの決意に漲るものです。県の制度改悪は、市町が現行制度を堅持しようとした場合に、妨げ(市の財政負担の増大)となることは明らかです。知事は市町の施策を妨げないように配慮する気があるのではあれば、県内の市町が望むように、一部負担金の導入をこれからでも断念すべきです。このことが、一番、市町に喜ばれる県の施策であることは明らかです。

 更に、県民は一部負担金の導入に納得していないことが明らかになりました。本日、県身体障害者団体連合会、県精神障害者福祉会連合会、県身体障害者更生援護施設連絡協議会、県手をつなぐ育成会、県肢体不自由児(者)父母の会連合会、県肢体不自由児協会、県母子寡婦福祉連合会が、議長に、「福祉医療費助成事業の継続を求める要望」を行いました。

 これらの団体は、一部負担金の導入に反対し、あくまでも福祉医療費助成制度の現行継続を要望されています。日本共産党議員団にも会の代表の方があいさつに来られました。私は、役員の方に全力を尽くすことを誓いました。

 

「おくりびと」の快挙

 第81回アカデミー賞で滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれました。同賞を日本映画が受賞するのは初めてだそうです。

 アメリカのアカデミー賞の前に行われた日本アカデミー賞の最優秀作品賞も「おくりびと」が選ばれました。実は、日本アカデミー賞の優秀作品賞の候補作品を私は全部観ていました。

 ちなみに、日本アカデミー賞の優秀作品賞は、「おくりびと」「ザ・マジックアワー」「母べえ」「クライマーズ・ハイ」「容疑者Xの献身」でした。

 この作品の中で、私が最優秀作品を選べと言われても「おくりびと」を選んでいたでしょう。

 アメリカのアカデミー賞の受賞作品は、近年、巨額をかけた暴力や殺戮を描いた作品が多かったようですが、今年の受賞作品は、人間愛を描いた作品が多かったとNHKラジオでも分析していました。

 この傾向に私は賛成です。この点で、第81回アカデミー賞の作品賞を受賞した「スラムドック$ミリオネア」を観たいと思いました。インド・ムンバイのスラム街を舞台にしたダニー・ボイル監督の作品です。

 4月に日本での公開が始まるようです。楽しみです。

 それに、滝田洋二郎監督作品にも注目していきたいと思います。「壬生義士伝」や「バッテリー」などDVDでじっくり観てみたいですね。

 最新作は、「釣りキチ三平」です。そうですあの矢口高雄の大ヒット漫画の実写版を滝田監督が描くのです。子どもたちと是非、観に行きたいと思います。

 「おくりびと」は、もう一度、映画館で観たいですね。心に響くいい作品です。このような日本映画が世界で評価されることは本当に嬉しい限りです。

いよいよ原稿書きに入ります。

 いよいよ2月県議会がはじまります。今朝から、これまで集めた資料を整理したり、一般質問を書くための準備を始めました。

 今回の一般質問は、日本共産党県議団のトップバッターで、3月4日の10時から登壇する予定です。

 夕方までにようやく書くまでの段どりが終わりました。いよいよ明日の早朝から原稿書きのスタートです。

 福祉医療制度の問題では、24日に、福祉団体の皆さん方が、改めて福祉医療制度事業の継続を求める要望を議長に行うとのことです。

 また、山口市議会では、予算発表後に、一部負担金なしでこれまでの制度を堅持せよとの要望を二井知事に行っています。

 私は、この県民の願いを一般質問の最初に行いたいと思います。

 今議会も微力ながら全力を尽くして県民の付託に応えていく所存です。