本屋でストレスを解消していると、藤田一咲著「猫と写真の時間」という本が目に飛び込んできました。写真家の藤田さんの猫にまつわる写真とエッセーです。
藤田さんのエッセーは軽妙です。「ぼくは未来では街の中では猫の姿は見られなくなっていると想像していた。たとえば、鉄腕アトムの生まれた西暦2003年、あのアニメに描かれたような未来都市に猫はいないと。」「気がつくと2003年は過ぎていた。(中略)猫はまだ、街をわがもの顔で歩いている。この風景を大切にしたい。後世に残したい。ばかばかしいかもしれないけれど、人間と猫が仲良く暮らす風景は、平和を象徴しているように見えるから。」 実に同感します。
我が家に猫のちょろが来て2ヶ月。我が家は、少し平和になったような気がします。4才の長女は、猫を抱っこした時、「ちょろが笑っている」と言います。
私には、普段のちょろにしか見えませんが、子どもには、猫の微妙な表情が読み取れるのかも知れません。
私もちょろの笑顔が見える境地に達したいと思います。その時は、本ブログで報告します。
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