議員日誌

校区人権教育推進大会

 今日、第12回西宇部校区人権教育推進大会が西宇部ふれあいセンターで行われました。

 私は、校区人権教育推進委員の一人として、駐車場係を務めながら参加しました。

 メインは、中学生からのメッセージです。今年は、6人の中学生が発表しました。

 「人と人が殺し合う事は許しがたいこと」「障がい者という言葉がなくなればいい」「人間として生まれてきてよかったと思える世の中になってほしい」

 真摯な中学生のメッセージが続きます。

 大人が諦めかけていることに対して子どものストレートなメッセージは新鮮です。

 中学生には、その想いを生涯忘れずにいてほしい。大人には、子どもたちの想いを正面から受け止める勇気を持ってほしいと思いました。

 そうしたら、今日ある人権問題の多くは、解決の方向に向かうことでしょう。

 世界人権宣言を引用した子どものいました。第一条にはこう書かれています。

 「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」

 私は、この事が実践できる人間として成長していこうと誓い、この事が実現できるためにしっかり役割を発揮していこうと誓いました。

 中学生のメッセージに大いに励まされる一日でした。

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   校区人権教育推進大会で発表する中学生

 

親子料理教室と児童版画展覧会

 今日、午前中は、三男と一緒に西宇部小学校で行われた親子料理教室に参加しました。

 家庭科室は、46人の満員状態でした。西村先生の指導の元に、「たっぷり野菜と麦のスープ」「おからキッシュ」「ゆきんこサラダ」「チョコレートババロア」を3家族のグループで作りました。

 我が家は、「ゆきんこサラダ」を担当。先生に作り方を聞きながらなんとか完成しました。牛乳に酢を混ぜて「カッテージチーズ」を初めて作りました。

 全てが完成して、グループごとに食べました。一緒に料理を作り食べると少しだけ家族になったように仲良くなれますよね。

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 午後からは、宇部市文化会館で開催されている「宇部市小学校児童版画展覧会」に行ってきました。

 三男と長男の作品が出品されていました。

 三男の作品は、「ほれ ほれ イルカ」です。

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 長男の作品は、「12才の自分」です。

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 先日は、次男の読書感想画が宇部市で入選しました。

 私も一時期は、絵の世界に行こうかと思った時もありました。

 高校生の時、交通安全ポスターが山口県で一位になり、中国大会まで行ったこともありました。

 我が家の子どもたちは皆、絵が好きなようです。4人の子ども内、絵の道に進むものが生まれるでしょうか。楽しみです。

 

広島風お好み焼

 今日は、妻が仕事で不在です。そんな時の定番は、広島風お好み焼です。

 まず、次男の作品です。

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 次は、私の作品です。

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 次は、三男の作品です。

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 最後は、長男の作品です。撮影も自分でしました。

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 みんなで楽しく食べました。

 末の妹のお好み焼きは兄たちが交代して作りました。

 妻のお好み焼きは次男が最後に作りました。

県議会・市議会報告会

 本日、男女共同参画センターで、日本共産党山口県議会・宇部市議会報告会が行われ、70名の市民が集いました。

 市議会報告では、荒川市議が、久保田市長誕生後の行財政運営の特徴について報告しました。市民向けサービスが切り下げされる一方で、合併支援道路(市道立熊沖田線)の拡幅が行われようとしていることなどを報告しました。

 時田市議は、議会運営などについて報告。委員会の市民の傍聴が可能になったことを報告しました。又、宇部市が平和市長会議に加盟したことを報告しました。

 真鍋市議は、昨年の豪雨対策について報告。床上浸水が災害見舞金の対象になったことや浸水被害者は、し尿収集料が全額減免になったことなどを報告しました。

 岡本市議は、住宅リフォーム助成制度について報告。岡本市議が山陽小野田市の事例を紹介し、宇部市での実施を求めたのに対し久保田市長が「今後、国において追加の経済対策に関する支援策が実施されることになれば期限を区切って実施することを含め検討したい」と答えたことを報告しました。

 大野市議は、乳幼児医療費助成制度について報告。新年度、宇部市以外は全て無料化が継続した状況の中、市の検討委員会で審議が続いてきました。この程発表された検討委員会の答申では、無料は重度障害者のみという内容でした。大野市議は、宇部市で全て無料化が実施されるよう奮闘すると報告しました。

 最後に私が、宇部市の問題を中心に報告しました。まず、豪雨対策では、浸水解消のために、厚東川の堤防設置など「厚東川水系河川整備計画」を策定中であることを報告しました。

 小野湖上流の産業廃棄物処分場建設計画の問題では、「要綱に基づく手続きに至る前に、計画者に対し、小野湖周辺関係者に詳細を説明し、その理解を得るよう指導している」との答弁を引き出したことを報告。この小野湖関係者には宇部市だけではなく山陽小野田市の市民も関わることも報告し、計画を中止していくために力を尽くすと訴えました。

 宇部湾岸道路問題では、宇部興産道路を活用したロングランプ計画を白紙撤回するように求めていることを報告。県道妻崎開作小野田線から2階部分に乗り入れる計画に変更するよう求めていることを報告しました。

 参加者からは、「宇部市はコストコストというが、市民サービスの質の向上にも力を尽くしてほしい」「市議会改革に引き続き取り組んでほしい」「税金の使い方を住民本位に切り替える取り組みを強めてほしい」「後期高齢者医療制度の保険料軽減のために力を尽くしてほしい」などの意見が出されました。

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   山口県議会・宇部市議会報告会で発言する私

アバター

 映画「アバター」を観ました。

 今年に入って観ようかどうしようか悩んでいたのですが、全世界興業収入が「タイタニック」を抜き歴代1位になったという報道を聞いて、観ておこうと思ったのでした。

 97年上映の「タイナニック」もすばらしい作品でしたし、同じキャメロン監督作品ということで観ることにしました。

 映画のスケールの大きさとテーマの社会性に圧倒されました。思い切って観てよかったです。全世界興業収入歴代1位を納得しました。

 この映画なら、もっともっと多くの人に見てほしいと思いました。

 数十年に1本の佳作であることに間違いないと思います。今後の歴史に残る作品です。

 そして、3D映像は初めてでしたが、迫力抜群。最後まで目が離せない映画でした。大満足・大興奮の2時間30分でした。

 映画を観た先輩が「これはアメリカ帝国主義批判の映画だ」と感想を述べました。

 ちょうど今日、党県議団で不破哲三著「激動の世界はどこに向かうか」を輪読しました。

 この本に書いてありますが、日本共産党がその国を帝国主義国と規定するかどうかの判断基準は、「その国の政策と行動に侵略性が体系的に表れているかどうか」です。

 不破さんは、「この基準で見て、体系的に侵略性を体現している国といえば、いまの世界ではアメリカが抜群にその地位を占めています」と述べています。

 キャメロン監督は、アメリカ人監督でありながら、アメリカ帝国主義の侵略性を2154年を舞台にしながら露骨に描きだしています。

 舞台は地球から5光年離れたパンドラという惑星です。ナヴィという民族が暮らしています。この星の鉱物資源を目当てに人類は、ナヴィを殺戮し、資源を奪おうとします。

 ナヴィ民族の精神的支柱が壊される時には怒りを感じました。人類に立ち向かうナヴィの闘いに心からエールを送りました。

 伊坂幸太郎の「魔王」を読みました。この本は、ファシズム前夜を思わせる政治状況でカリスマ性のある政治家にある闘いを挑みます。

 本の中で、闘いの中兄を失った潤也は、「馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも、水に流されないで、立ち尽くす一本の木になりたいんだよ」と語るシーンがあります。

 映画の中で、人類の中にも、ナヴィの立場に立とうとする人々がを描いたシーンを観ながら、伊坂さんの小説の一つのシーンを思い起こしました。

 世界の識者が平和と民主主義の危機を感じているのでしょう。それに流されるのではなく、立ち向かう勇気を持とうとそれぞれのメッセージを送っているのでしょう。

 キャメロン監督の次回作は、「はだしのゲン」だと聞いています。今後とも、キャメロン監督から目が離せません。

 映画って本当にいいものですね。至福の時でした。キャメロン監督ありがとう。

私立高校授業料をめぐる中国地方の動き

 新年度予算編成の中、私立高校授業料をめぐり中国地方で二つの動きがあります。

 その前提に、政府の私立高校授業料軽減措置があります。新年度は、政府は、私立高校の授業料に対して「就学支援金」を支給します。

 年収がおおむね250万円以下の世帯の授業料は原則無料になります。

 まず、国の制度を受けて、更に減免制度を拡充しようとしているのが広島県です。

 2月4日、中国新聞は、県が制度を拡充し、新年度から「年収がおおむね250万円未満の世帯は、授業料とともに学校に納める経費を含めて全額免除する」と報道しました。

 2月4日の「全国私教連速報」によると、新年度から、広島県の他にも、東京都、大阪府、京都府で、自治体が国の制度を上乗せし、一定の所得以下の世帯の子どもの授業料とともに施設費を含めた学費全体を無料にするとされています。

 一方、岡山県では、授業料減免の予算を2億3千万円から8千万円に削減し、年収により年約12万円~6万円だった補助を、6万円から3万円に引き下げようとしていることが明らかになっています。

 先日の新聞報道で、私立高校では08年度、経済的事由による中途退学者1123人のうち、授業料滞納者は、694人とありました。

 県内でも多くの私立高校生が経済的事由による退学を強いられています。

 政権交代で、高校授業料無料の方向に大きく舵はきられました。

 山口県も広島県と同様、新年度から現行制度を拡充し、無料化を拡大すべきです。

 山口県が岡山県のような現行制度の引き下げを検討しているのなら、直ちに見直すべきです。

 新年度、都道府県の私立高校の授業料減免で大きな格差が生まれないように、そして、山口県が全国より遅れた県にならないように注視していきたいと思います。

 私は、来週、私立高校の新年度授業料無料化の国の制度や全国の状況や県の予算編成の状況について県の担当者から説明を受けることにしています。

 その様子は、来週以降のブログで報告して行きます。皆さんのご意見をお聞かせください。