月別アーカイブ:2013年4月

宇部市西岐波床波の海岸線に消波ブロックの設置を

 宇部市西岐波床波地区は、台風などで浸水被害を度々受けてきました。

 私は、床波漁港東側から白土海水浴場までの間の海岸線に消波ブロックを設置してほしいとの要望を受けました。

 消波ブロックの設置が要望されている床波の海岸線

 今朝、荒川市議と一緒に現場を調査し、市役所に要望を届けました。

 市水産振興課の担当者は、「この地域の海岸線への消波ブロック設置は、昭和59年から取り組んでいる。これまでは、床波漁港西側に設置してきた。来年度以降は、床波漁港東側についても、消波ブロックを設置していきたい。」と答えました。

 現地で、ブロックを作成し、約3年放置をし、設置されます。要望のあった箇所に実際に消波ブロックが設置されるには、早くても数年かかりますが、可能な限り早く設置されるように引き続き要望していきたいと思います。

 皆さんの地域の要望を引き続き、藤本にお寄せ下さい。

春爛漫

 今日は、美祢地域で、街頭宣伝を行いました。

 朝方は天候が悪かったのですが、午後は、天候も良く、まさに春爛漫です。

 新緑のシャワーをたっぷり浴びることができました。

 先程、娘を学校の学童保育所に迎えにいきました。

 校地が広い西宇部小学校には、様々な植物があります。

 最初の写真は、藤の花です。(少しピンボケですが)

 近くによるといい香りがしました。

         薄紫の藤の花です。

        真っ白の藤の花です。

 次の写真は、つつじです。きれいですね。

    つつじも競い合うように咲いています。

 桜は散りましたが、つつじを始め、野山の花々が一斉に咲き出しました。

 季節も政治も春爛漫といきたいと願う今日この頃です。

息子

 山田洋次名作映画DVDマガジンVol.「息子」を観ました。

 この映画で父親役を演じた三國連太郎さんが、14日、90歳でおなくなりになりました。

 三國さん出演の新しい映画を観ることができないことがとても残念です。

 「息子」が製作されたのは1991年。三國さんが68歳の時の作品です。

 88年から「釣りバカ日誌」シリーズが始まりました。三國さんが65歳からのシリーズだったのですね。

 私がこの映画を観た当時は、26歳。市会議員になったばかりの頃で、当時立候補に反対していた父との関係のことがダブリ、複雑な想いでこの映画を観ていたことを思い出します。

 息子の立場で観ていた当時とは違って、4人の子どもが思春期を迎えた今、この映画を観る視点は、父親の立場に変わっていました。

 次男の下宿で、息子の彼女を紹介された父が、真夜中眠れずに、ビールを飲んで歌い出すシーンに、涙が滲みました。

 父は、次男に「いつまで面倒かけるんだ」と口癖のようにいいます。

 しかし、父親とは、面倒かける子どもほどかわいいものですよね。

 私にも心あたりのある子どもがいますが、今は内緒にしておきましょう。

 三國さんは、赤旗新聞に度々登場し、お孫さんを通していつも語る言葉がありました。

 「この子が大きくなった時、日本はどうなっているのか空恐ろしい気がします。あれだけの犠牲を出して構築した平和憲法だけは、守っていかなきゃいかんと思います」

 三國さんは天国で、憲法「改正」の要件を緩和しようとする政府の動きなどをどう観ておられるでしょうか。

 「息子」の中でも三國さんが「戦友会」に参加するシーンがあります。

 「あれだけ犠牲を出して構築した平和憲法」の重みを知っている三國さんの死は重ね重ね残念です。

 残った私たちは、三國さんの遺志を継ぐ決意を固める時だと思いました。

 「息子」は心に沁みました。三國さんありがとうございました。安らかにおやすみください。

 

2013年本屋大賞決まる

 本屋の店員さんが売りたい本を選ぶ2013年「本屋大賞」が、4月9日に決まりました。

 2013年本屋大賞は百田尚樹著「海賊とよばれた男」です。

 早速購入し読み始めています。

 いつの頃からか、本好きになり、自然に「本屋大賞」を注目するようになっていました。

 というのは、大賞作品全てが映像化され、ほとんどが映画化されているからです。

 2004年「博士の愛した数式」。2005年「夜のピクニック」。2006年「東京タワーオカンとボク 時々、オトン」。2007年「一瞬の風になれ」。2008年「ゴールデンスランバー」。2009年「告白」。2010年「天地明察」。2011年「謎解きはディナーのあとで」。2012年「舟を編む」。

 「謎解きはディナーのあとで」はドラマ化に続いて映画化が決まりましたので、映画になっていないのは、「一瞬の風になれ」だけです。

 私のような原作&映画が大好きな人間にとって「本屋大賞」は最大限にチェックしなければならない作品です。

 本屋大賞作品の多くを読んでいます。

 「ゴールデンスランバー」「天地明察」「舟を編む」がベスト3といったところでしょうか。

 映画も多く観ています。

 最近みたばかりですが「舟を編む」がマイベスト1でしょうか。

 毎回、ジャンルや個性は違うのだけれど、全国の書店の店員さんの肥えた目に耐え抜いた作品だけに読みやすく読み応えのある作品ばかりです。

 だから、「海賊とよばれた男」にも大いに期待します。

 百田尚樹さんの作品も好きで読んでいます。「永遠のO」は感動しました。

 映画化された作品も多く「ボックス」「モンスター」に続いて「永遠のO」が今冬上映予定です。

 ということは、「海賊とよばれた男」が映画になることは間違いないでしょう。

 出光興産の創設者・出光佐三をモデルにしたドキュメント小説がどう映像化されるのか楽しみです。

 そのためにも、とにかく「海賊とよばれた男」をじっくり読み進めていきたいと思います。

 本屋大賞にノミネートされた作品は秀作揃いで、映画化された作品も多々あります。

 本屋大賞にノミネートされた作品に対する皆さんの思い出お聞かせ下さい。

厚東川通信No347(2013年4月15日)

日本共産党県議団が山本知事に申し入れ

 

県育成牧場は存続を

 

畜産振興課長が関係者との協議を約束

 

 十五日、日本共産党県議団は、山本知事に「畜産試験場における預託牛育成業務の存続を求める申し入れ」を行いました。
 申入れ書は、一、「預託牛研究会」の合意と納得が得られるまで、預託牛育成業務を廃止しないこと。二、やむなく廃止の場合も、北海道における民間の預託事業の活用を余儀なくされる酪農家がもつ①分散管理されることによる情報不足、②事故が発生した場合の補償(代替牛制度等)、③F1生産(黒毛和牛との交配)において県産種雄牛が利用できない、④輸送費など育成経費が増大する、などの不安を解消する実効ある措置を講じること。三、預託先の選定にあたっては、北海道だけでなく、近県も検討すること。四、本場における哺育業務については、生後3ヶ月に限らず、出来る限り、長期間、受け入れること。五、県内の酪農振興と酪農家の経営支援にこれまで以上の施策を講じること。六、預託牛育成業務の見直しに伴い、関係職員はもとより、臨時職員の労働条件を悪化させないこと、を求めました。
 作間課長は「関係者と協議する」と答えました。

 

 県育成牧場の存続を県知事に申し入れる党県議団

 

米側要求丸のみのTPP合意で対話

 

  日本のTPP交渉参加に関する日米事前協議が十二日、合意に達しました。日本側の発表文は「日本には一定の農産品、米側には一定の工業製品といった二国間貿易上の重要品目が両国にある」という認識を明記しました。しかし、米側の発表文には、これが、無視され、日本側の重要品目である農産品では、米国側の配慮はありませんでした。
 また、輸入車の年間販売台数の上限の拡大や日本のかんぽ生命保険の新商品の凍結など、アメリカの自動車や保険会社の要求が合意される内容になっています。
 日本共産党山口県委員会は、十五日、「TPPの日米合意がアメリカの要求丸のみの中身で、その内容が国内で正式に公表されていない」ことを告発するビラを作成し、山口県医師会などに届け対話しました。
 山口県医師会には、藤本県議らがビラを渡し、対話しました。医師会幹部は、「日本医師会は、国民皆保険が守られないことが明らかになれば交渉から撤退すべきだと政府に求めている。この立場で交渉を見守っていきたい」と話しました。

 

西ケ丘市道側溝に蓋設置へ

 宇部市西ヶ丘の松見町に抜ける市道で、カーブしている前後に溝があり、「車が離合する時に脱輪する」との要望が出されていました。今年度中に溝が設置される見通しであることが分かりました。

 側溝に蓋が設置されることになった西ヶ丘の市道

 

一気

 

先月、携帯電話をスマートフォンに変えました。これを契機に、フェースブックを始めました。まだ、友だちの作り方や、更新のやり方など、わからない事だらけです。その中でも、空手道場の関係者の方々や高校の後輩など様々な方との交流が広がり嬉しい限りです▼更新しているブログを、フェースブックに貼り付けてもいます。フェースブックをされている皆さん、お友達になりましょう。藤本一規を検索してみてください▼高校時代の同級生の勧めで、ラインも始めました。これも分からないことだらけですが、PTA方と交流ができたりして喜んでいます▼数日前からツイッターも始めました。これまた分からないことばかりですが、皆さん私と、ツイートしましょう▼世界に広がるSNSの可能性は絶大です。少しでも、これらの可能性を享受したいと願う今日この頃です。

県に旧育成牧場の存続を求める申し入れを行う

 本日、日本共産党県議団は、山本知事に対して、「畜産試験場における預託牛育成業務の存続を求める申し入れ」を行いました。

 作間県畜産振興課長に申し入れ書を渡す私(右)

 申し入れ書では、「関係者に十分、説明しないまま、財政効率化と称した経費削減を優先させ、預託牛育成業務を廃止することは到底容認できない」として、以下の6点を申し入れました。

 1、「預託牛研究会」の合意と納得が得られるまで、預託牛育成業務を廃止しないこと

 2、やむなく廃止の場合も、北海道における民間の預託事業の活用を余儀なくされる酪農家がもつ①分散管理されることによる情報不足、②事故が発生した場合の補償(代替牛制度等)、③F1生産(黒毛和牛との交配)において県産種雄牛が利用できない、④輸送費など育成経費が増大する、などの不安を解消する実効ある措置を講じること

 3、預託先の選定にあたっては、北海道だけでなく、近県も検討すること

 4、本場における哺育業務については、生後3ヶ月に限らず、出来る限り、長期間、受け入れること

 5、県内の酪農振興と酪農家の経営支援にこれまで以上の施策を講じること

 6、預託牛育成業務の見直しに伴い、関係職員はもとより、臨時職員の労働条件を悪化させないこと

 対応した作間畜産振興課長は1について「関係者と十分協議した上で、計画を進めていきたい」と答えました。

 2について作間課長は「③については、北海道でも種付けは可能だ。②については、現在ある代替牛制度が継続できるように関係者と協議したい」などと答えました。

 3について作間課長は「改めて関係者の意向を聞き、近県での受入が可能かどうか調査したい」と答えました。

 4について作間課長は「どの程度、長期間の受入が可能かなどの検討を行った上で、関係者と協議して結論を出したい」と答えました。

 5について作間課長は「本場の整備、乳用牛の能力向上など酪農振興に努めたい」と答えました。

 6について作間課長は「労働組合などとも協議して対応したい」と答えました。

 私は、「県が出した提案の中身が、関係者の意見によって修正されようとしていることは評価するが、関係者の意見を聞き、旧育成牧場を廃止するという提案そのものを見直すべきである」と繰り返し訴えました。