月別アーカイブ:2013年4月

2月補正予算で、真締川に3500万円

 先日、宇部土木建築事務所管内の平成24年度2月補正予算の工事概要の説明を受けました。

 合計で4億7300万円です。

 橋梁補修や河道掘削などが主なものです。

 主な事業は、1億1千万円で、中川の改修が進められます。

 また、地元住民の要望を受けて、私も改善を求めていたものもいくつか予算が計上されています。

 その一つが、真締川の河道掘削です。川添地域周辺に合計で3500万円の予算が計上されています。

 その他、有帆川の楠中学校下・万倉国近の河道掘削。江頭川の水路工事。厚東川小野瀬戸の伐採や徐根などが行われます。

 平成24年度2月補正での工事で、今年度の4月以降にずれ込む工事が多いと思いますが、可能な限り早期に完了するよう要望を強めていこうと思います。

 引き続き、皆さんの身近な県政に対する要望を藤本にお寄せ下さい。

 トップページの「ご意見・お問い合わせ」のオレンジ色のバナーをクリックして様々なご要望をお聞かせ下さい。

厚東川通信(No346)2013年4月1日

県農林総合技術センター預託牛研究会が育成牧場の存続を県に要望

 

育成牧場廃止方針は撤回すべき

 

2月27日に初めて関係者に方針示す

 

  県は、県育成牧場を廃止する方針であることが明らかになりました。
 県育成牧場は、生後三ヶ月までの哺育から二〇ヶ月までの育成業務を行っています。
 県は、今年二月二七日に行われた平成二四年度県農林総合研究センター預託牛研究会臨時幹事会の場で、平成二六年度末で、育成業務を閉鎖し、哺育業務は、畜産試験場で行うことを説明しました。
 県農林総合技術センター預託牛研究会は、三月十四日、「畜産に携わる我々にとって経営継続が大いに危惧される事態であり、今のままでは後継牛の確保が困難となり、生産基盤の弱体化を加速化させかねない問題」として、「今回の育成業務の見直し」に反対し「育成牧場の存続」を要請する要望書を北野農林水産部長に提出しました。
 県は育成牧場を廃止するとの結論を持って、今年に入って関係者と本格的な協議に入ったことは拙速な対応だといえます。
 育成牧場廃止方針を撤回し、新年度から関係者との協議を最初からやり直すことが重要です。

 県の育成牧場で育った預託牛研究会の酪農家の乳牛 

 

県立こころの医療センター内に

 

医療観察法病棟が開設される

 

 三月二四日、山口県立こころの医療センター医療観察法病棟の開棟式が行われました。
 心神喪失又は心神耗弱の状態で、重大な互い行為を行った人に対して、適切な医療を提供し、社会復帰を促進することを目的に、医療観察法が制定されました。
 山口県内には、医療観察法に基づく病床が県立こころの医療センターに二床ありましたが、今回の病棟建設によって八床となりました。昨年から、約八億円の予算で工事が行われていました。
 開棟式では、兼行院長が、「医療観察法病棟の開棟にあたり当院が担うべき今後の役割について」と題して説明を行いました。兼行院長は「無断退去時の対応・緊急連絡の手順」などについて説明を行いました。
 この病棟の開棟にあたっては、地域の方々から様々な意見や要望が出されています。引き続き、地域の理解を得ながら、この病棟が運営されていくことが望まれます。

宇部市演説会に約800人

 

 三月三一日、宇部市渡辺翁記念会館で、日本共産党大演説会が行われ、県下各地から約800名の県民が集いました。
 記念講演で山下よしき書記局長代行は、「安倍政権と正面から対決できるのは、日本共産党の藤井候補だけ」と訴えました。

渡辺翁記念館で行われた演説会で訴える山下参院議員 

 

一気

 

「遺体」の著者、石井光太さんの最新作「津波の墓標」を読んでいます。本作は、石井さんが、震災直後から、被災地に身を置いて観て来た様々な物語をまとめたものです▼世界の紛争地を歩いた石井さんは「津波による破壊は、一切の感情を介さない。(中略)その徹底した破壊の跡に底知れぬ恐怖を覚えた」と表現しています▼テレビ関係者が、石井さんに、震災四日目頃から「視聴者は悲惨な話にはうんざりしているから、日本全体を勇気づけるような話を持ってこい」と指示が変わったと話します。テレビ関係者は「目の前で被災者が生活に困っていたり、遺体にすがりついて泣いていたりしているのに、それを無視して無意味に明るいニュースばかりつくらなければならなくなった」と石井さんに語ります。マスコミは、事実を素直に報道できない時があることを知りました。

県の小1プロブレム実践研究校決まる

 今日から新年度に入りました。今年度もよろしくお願いいたします。

 さて、小学校に入学したばかりの1年生で、集団行動がとれない、授業中座っていられない、話を聞かないなどの状態が数カ月継続する、いわゆる「小1プロブレム」への対応を研究するため、今年度、小学校10校を30人学級化の実践研究指定校として教員が配置されました。

 30人学級化になった学校は、以下の学校です。

 岩国小学校(岩国市)、花岡小学校(下松市)、浅江小学校(光市)、富田東小学校(周南市)、湯田小学校・大内南小学校(山口市)、華城小学校(防府市)、厚南小学校(宇部市)、川中小学校・山の田小学校(下関市)

 私は、引き続き、30人学級化が拡大するように取組を進めていきたいと思います。

 30人学級化に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。