月別アーカイブ:2007年7月

てるてる坊主 てるてる坊主

 私の娘(3歳)は、てるてる坊主の唄をこう歌います。

 「てるてる坊主 てるてる坊主」

 正解は、「てるてる坊主 てる坊主」ですが、二回目も同じ言葉を繰り返します。

 子どもたちは、ティシュで作ったてるてる坊主をぶら下げています。

 子どもたちの願いは届かず雨続きです。

 台風14号は、死者3人の被害をもたらしました。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

 私は、県内で暴風雨が吹き荒れた14日の午前中、周南市で街頭宣伝をしていました。傘が一瞬の内に壊れてしまいました。午後から防府市で街頭宣伝を行い、夕方の宇部での行事に出席のため、防府駅に5時に到着しましたが、山陽本線が走っていません。妻に迎えに来てもらい、7時過ぎになんとか家にたどりつくことができました。宇部民主商工会の総会には参加できずに申しわけございませんでした。関係者にお詫びいたします。

 山口県でも県東部で673人の方々が自主避難をされたようですが、全員の方が帰宅されたようです。農業被害も新聞報道にはなかったようですが、どうだったでしょうか。私も今シーズンからわが実家の田植えを自分がしましたので、稲が倒れることには心が痛みます。

 異常気象で台風が大型化している昨今。台風シーズン到来に備えなければいけません。

 

夏は怪談です。

 この夏、「リング」の中田秀夫監督による怪談が封切りされます。

 この怪談の原作は、三遊亭円朝著「真景累ヶ淵」(岩波文庫)。今、この本を読んでいます。円朝は、幕末から明治にかけて活躍した噺家です。100年以上も前に書かれた作品なのに、落語そのままの表現で書かれてあるので、眼の前で人物が動くのがよくわかります。

 この作品は、江戸時代に、いまの鬼怒川周辺で累という女が夫に殺されて、夫は再婚するが後妻5人が続けて怪死したとう事件を題材にしているそうです。

 江戸時代の人々の話し方や想いが手に取るようにみえる作品です。彼の他の作品も読んでみたいと思います。

 先日、川柳雑誌のエッセーに、「読書というのは忙しい合間を縫って読むから捗るもので、いつでも読めるという恵まれた環境になると、直ぐ眠くなったり気が散ったりして、全然捗らない。」とありました。作者は、退職した後の思いをこのように綴ったのです。

 忙しい時だから、色んな本をこれらも読んでいきたいと思っています。

 原作を読んで、8月4日からロードショーの「怪談」を観に行きたいと思いまうs。この世で一番恐ろしいのは、人間の情念なのかも知れません。

中孝介が今夜テレビに

  中孝介のファーストアルバム「ユライ花」を聴いています。1曲目が「花」。やはりこれは最高ですね。

 「花のように 花のように

 ただそこに咲くだけで 美しくあれ

 人は今 人は今

 大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す」

 最後の詞は、心に染入ります。

 「花」の作曲は森山直太郎。アルバムでは、その他、河口恭吾や秋元康などが曲や詞を提供しています。

 そして、今日、中孝介が、NHK教育テレビ夜11時に登場します。

 トップランナーと言う番組です。

 私は、半年位前に、うどん屋のテレビではじめて彼の歌を聴いて一目ぼれです。

 その後も自然に情報が耳に入ります。

 7月15日付 しんぶん赤旗日曜版の30面 音楽コーナーで彼のことが特集されています。

 今日のNHKテレビを観ての感想やアルバムを聴いての中孝介の感想をお聞かせください。

練習艦「しまゆき」入港の時は。

 荒川市議団長を通じて、宇部市から、平成16年6月15日に、自衛隊練習艦「しまゆき」が入港した時の対応の概要が届きました。

 この時の入港目的は、隊員乗船及び艦内補給のための寄港でした。また、入港歓迎会の主催は、宇部・小野田市自衛隊協力会だけでした。

 この事から、今回の自衛隊護衛艦「さざなみ」の入港には、いくつかの新たな特徴があることが明らかになりました。一つは、入港歓迎会の主催者として、宇部市長が今回初めて名前を連ねたという事です。二つ目は、今回の自衛隊艦船の入港は、自衛隊と市民との交流そのものが目的であるということです。三つ目は、これほど大型の自衛隊艦船の入港は今回がはじめてではないかという点です。

 私たちは、市長への申し入れ文書で「自衛隊艦船の商業港入港は、『アメリカとともに海外で戦争する国づくり』をすすめる機運を醸成する狙いがある」と指摘をしました。以上の事実は、この指摘に確信を深めるものとなりました。

 改めて、私は、宇部市長に対し、自衛隊艦船の入港に反対し、入港歓迎会の主催者を辞退することを強く求めたいと思います。

介護保険は今

 先日、06年度の全国の介護保険サービス費が発表されました。介護保険制度創設以来、初めて在宅介護費が、前年度比で、7.5%減りました。
 山口県はどうでしょう。05年4月に、30億7500万円あった在宅給付費が、06年4月には、27億1400万円に減り、前年度比12%減となっています。新予防給付という制度が出来て、要介護1の方が、要支援1・2となりました。この方々は、介護ベットや車いすが使えません、訪問介護の利用が制限されます。その結果、「新予防給付」の対象となる「要支援2」と「介護給付」を受けられる「要介護1」を比べると要介護度は、一緒なのに、07年1月では、「要介護1」が、受給率が79.1%なのに対して、「要支援2」が、66.4と、12.7%の差が生まれています。この12.7%の人たちは、介護保険で介護や支援が必要と認定されても、介護保険のサービスが使えない人達です。この方々が、「介護難民」予備軍の方々だといえます。
 05年の介護保険法改悪には、自民・公明だけでなく民主党までもが賛成して成立しました。この3党に、「介護難民」を生んだ責任があるということを強く訴えたいと思います。

成果主義とメンタルヘルス

 先日来、県庁での在職死亡者が増えているという問題が気になり、昨日、天笠崇著「成果主義とメンタルヘルス」(新日本出版)を買い今、読んでいます。

 この本の中に、都内の区役所で働くEさんのことが出てきます。Eさんは、うつ病にかかってしまいます。Eさんは復職を果たしますが、所属長に呼ばれ「あなたの勤務評定は、5段階評価で1である。仕事で一層の奮闘をするか、さもなければ退職届を持ってくるように」と言われます。

 著者は、「(公務職場に成果主義が導入された)結果、住民サービスの質が落ちてきているのはもちろん、一方でメンタル不全者が続々と発生しています。」と語っています。

 筆者は、「軽費節減のために業務の民間委託が行われる一方で、公務職場の人員削減が進められ、残った職員にも厳しい勤務評定が推し進められました。」とも述べ、公務職場に、「自治体リストラ」と成果主義がセットで推し進められた結果、労働者の心身の健康状況が悪化していると指摘しています。

 私は、明日、参議院候補の吉田さだよしさんの出発式に参加した後、県庁を訪れ、山口県の成果主義の導入の状況について説明を受けることにしています。その結果は後日、ご報告します。