議員日誌

練習艦「しまゆき」入港の時は。

 荒川市議団長を通じて、宇部市から、平成16年6月15日に、自衛隊練習艦「しまゆき」が入港した時の対応の概要が届きました。

 この時の入港目的は、隊員乗船及び艦内補給のための寄港でした。また、入港歓迎会の主催は、宇部・小野田市自衛隊協力会だけでした。

 この事から、今回の自衛隊護衛艦「さざなみ」の入港には、いくつかの新たな特徴があることが明らかになりました。一つは、入港歓迎会の主催者として、宇部市長が今回初めて名前を連ねたという事です。二つ目は、今回の自衛隊艦船の入港は、自衛隊と市民との交流そのものが目的であるということです。三つ目は、これほど大型の自衛隊艦船の入港は今回がはじめてではないかという点です。

 私たちは、市長への申し入れ文書で「自衛隊艦船の商業港入港は、『アメリカとともに海外で戦争する国づくり』をすすめる機運を醸成する狙いがある」と指摘をしました。以上の事実は、この指摘に確信を深めるものとなりました。

 改めて、私は、宇部市長に対し、自衛隊艦船の入港に反対し、入港歓迎会の主催者を辞退することを強く求めたいと思います。

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