議員日誌

おじいちゃんのごくらくごくらく

 次男が、読書感想文に取り組んでいます。選んだ本は、課題図書の西本鶏介/作・長谷川義史/絵「おじいちゃんのごくらくごくらく」です。次男が書いた感想文は、あらすじばかりで、「感想」がありません。自分の想いを書いたらといいますと、次男は、「ジー」と考えたままです。私が、「自分のじいちゃんも、去年亡くなったから、おじいちゃんの思い出を書いたら。」と促しても、次男は、「ジー」と考えたままです。それでは、「学童に行っている間に考えよう」ということにしました。

 夕方、帰ってこた次男の学童で考えた感想はこうでした。「ゆうたくんのおじいちゃんは、おかあさんみたいだといわれるところがおもしろかったです。」

 作品の中で、ゆうた君を保育園に送っていくのは、いつも、おじいちゃんで、おじいちゃんは、ゆうた君のお母さんみたいだというくだりがあります。ここに次男は感動したのです。

 あらすじを理解するだけでも、たいしたものです。自分の感想を書けという課題に、挑戦すること自体がたいしたものです。

 次男は、この夏、この本を何度も読んで、「感想」を絞り出しました。次男に取って、本との本格的な出会いとになった夏かも知れません。

 次男よ、いっぱい本を読んで、自らの人生を切り開い行って下さい。

 「ジー」と考えたままの時間をなかなか待てない私ですが、夕方、空手教室に一緒に行って、上段回し蹴りの彼の脚の動きと、「感想」が上手く書けたことを褒めてやりました。

 私は、今、はじめて、この絵本を読んで、父を想い出して、目頭が熱くなりました。

1931年~33年の弾圧

 日本共産党県議団で、党史の学習を行っています。昨日は、1931年~33年の「治安維持法による弾圧」を学びました。この3年間での治安維持法による検挙者数は、3万8982人。起訴者数は、2238人。直前の28年~30年と比べると検挙者で、2.7倍、起訴者で1.7倍です。

 同時に、特高警察の拷問も残虐さを極めます。中央委員の上田茂樹は、32年、逮捕され、消息不明。(31歳)32年中央委員の岩田義道は、逮捕され、拷問で4日後に虐殺されました。(34歳)多喜二が虐殺されたのは、33年(29歳)。

 久野収と鶴見俊輔の「現代日本の思想」では、「日本共産党だけは、創立以来、動かぬ一点を守りつづけてきた。

これは、北斗七星のように、それを見ることによって、自分がどのていで時勢に流されたか、自分がどれほど駄目な人間になってしまったかを計ることのできる尺度として、1926年からから1945年まで、日本の知識人によって用いられてきた」と述べられています。

 日本共産党は、命をかけて反戦・平和と民主主義を貫いてきました。この歴史は、これからこそ輝きを増すものです。

金魚が死にました

 我が家の金魚が、この間で、4匹中、3匹の金魚が死にました。水温の上昇が原因でしょう。有明海でも、赤潮が発生し、多くの魚が亡くなったといわれています。これも海水温の上昇が原因のようです。

 これも、地球温暖化が原因でしょう。対策を急がなければなりません。それにしても猛暑で人間も大変ですね。

電気オルゴールが鳴らない

 県産業技術センターのものづくりチャレンジ2007に参加して作成した電子オルゴールが鳴らなくなったため、センターへ、教えを請いに行きました。松本指導員に懇切丁寧に教えていただきました。しかし、私たち親子の未熟さのため、スイッチの接触の悪さが原因だと分かっているのですが、やはり音が出ません。明日、再び、教えを請いに行こうと思います。親が文系のため、子どもには迷惑をかけていますが、子どもは興味津々です。これもよい経験でしょう。

次男が9級になりました

 今日、午前中は、次男の空手教室の昇級試験に付き添いました。柔軟体操では、開脚して、上体の屈伸を審査するものですが、次男は、床に、顎がつきました。私は、未だに頭がつくかどうかとう程度なので、次男は、柔軟で、すでに親を越えました。その他の審査は、何とかという感じでしたが、先日、合宿に参加したことが功を奏し、みごと2級昇級で、9級になりました。

 山折哲雄著「早朝坐禅」を読みました。「一方の足を反対側の脚の腿の上に足裏を返して載せ、他方の脚も同じように反対側の腿に載せる。」これが、「結跏趺坐」という坐法だそうです。片足だけそのようにするのが、「半跏趺坐」というそうです。試しに座ってみてください。これがなかなかできません。子どもも難しい。開脚の柔軟で、我が家で一番の末娘も、「結跏趺坐」はできませんでした。我が家で一番細身で、身長が、伸び盛りの長男が、完璧に、「結跏趺坐」ができます。私は、何とか、「結跏趺坐」が出来ました。この、「結跏趺坐」の基本は、インドのヨガの坐法のなかにあると山折氏は書著で述べています。

 山折氏は、「群れから離れて『ひとり』になってみたほうがいい。ひとり坐禅を組み、その重さに耐えてられるだけの強さを身につけることが、現在の日本人がうつという『もののけ』と戦うために必要ではないかと思う。」と語っています。

 山折氏は、この坐禅を「勝手禅」と呼びます。NHKのテレビで、数年前、「野狐禅」というグループの歌を聴いたことがありますが、この言葉も、「ちょっとかじっただけの者が、悟りきった顔をして坐禅を組むことを表した」ものだそうです。

 猛暑の疲れを癒すために、明日から坐禅でも組んでみましょうか。

ものづくりチャレンジ二日目も満足していました。

 妻と子どもたちで県産業技術センター主催の「ものづくりチャレンジ2007」の二日目に参加しました。3歳の末娘も、6歳の3男も写真入うちわを作ってもらっていました。長男は、オルゴールをゲットしていましたが、音が鳴らなくなったと機械と苦闘しています。産業技術センターに特別講義をお願いに子どもと行きましょう。

 今からは、市内の福祉施設の夏祭りに参加します。明日は、次男の初めての空手の昇級試験のため、次男が、今、空手の練習に行っています。練習が終わるころ迎えに行ってそのまま、夏祭りに参加したいと思います。