議員日誌

1931年~33年の弾圧

 日本共産党県議団で、党史の学習を行っています。昨日は、1931年~33年の「治安維持法による弾圧」を学びました。この3年間での治安維持法による検挙者数は、3万8982人。起訴者数は、2238人。直前の28年~30年と比べると検挙者で、2.7倍、起訴者で1.7倍です。

 同時に、特高警察の拷問も残虐さを極めます。中央委員の上田茂樹は、32年、逮捕され、消息不明。(31歳)32年中央委員の岩田義道は、逮捕され、拷問で4日後に虐殺されました。(34歳)多喜二が虐殺されたのは、33年(29歳)。

 久野収と鶴見俊輔の「現代日本の思想」では、「日本共産党だけは、創立以来、動かぬ一点を守りつづけてきた。

これは、北斗七星のように、それを見ることによって、自分がどのていで時勢に流されたか、自分がどれほど駄目な人間になってしまったかを計ることのできる尺度として、1926年からから1945年まで、日本の知識人によって用いられてきた」と述べられています。

 日本共産党は、命をかけて反戦・平和と民主主義を貫いてきました。この歴史は、これからこそ輝きを増すものです。

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