議員日誌

四国旅行から帰ってきました。

 お久しぶりです。

 四国旅行から帰ってきました。昨日中に帰宅するつもりだったのですが、しまなみ海道で渋滞に巻き込まれ、今朝1時30分にようやく到着しました。

 私も少しだけ運転しましたが、約1000キロ、ほとんど運転した妻にまずは感謝です。

 ブログを二日更新できませんでしたが、早速、四国旅行の様子をお伝えします。

 四国旅行には、5月2日の午前6時30分ころ我が家を出発しました。

 午前中の内に四国に入り、まずは、新居浜市にある県総合科学博物館を訪ねました。

 まずは、企画展に、そこでは宇宙服の試着が可能でした。

 10.5.5 007.JPG

       中身は誰でしょう。私です。

 地球ゾーン・愛媛ゾーンがある自然館。

 自然館では、恐竜の模型が実際に動くシーンを見ることが出来ました。 

 生のゾーン・素のゾーン・動のゾーン・伝のゾーン・基礎産業ゾーンがある科学技術館・産業館では、サイエンスショーが行われ、重力など実際の科学を体験することが出来ました。

 2時間余りの滞在でしたが、もう一度行きたいと思える博物館でした。

 山口県でも博物館の更新について検討する時期に来ていると思われますので、大いに参考にすべき施設だと思いました。

 車を目的地の石鎚山付近に向わせ、夜は、高知県側の本川村、白猪谷野営場でキャンプしました。

 10.5.5 014.JPG

    野営場裏の渓谷はとてもきれいでした。

 隣のグループの方からおすそわけをいただいたりして楽しい夕食となりました。

 二日目(3日)は、いよいよ西日本一の最高峰、石鎚山登山の日です。

 朝6時には食事を始め、7時半に、土小屋に到着して、8時前に出発しました。

 成就社方面からの合流地点までは割合平坦でしたが、そこから一気に急斜面です。

 鎖場が3ヶ所あります。鎖場を通らないコースもありますが、5歳の娘も挑戦するといいますので、私も挑戦するしかありません。

 1・2番目の鎖場は難なくクリアーしましたが、3番目で少し足が滑り、少しひやっとしました。

 鎖場の前で、躊躇する人たちの前で、私はギャグを一つ。

 「お父さんは鎖場よりも盛り場が好きだ」

 少し大きな声で、子どもたちに話しかけましたら、隣の同年代のご夫婦が声を上げて笑っておられました。

 足も口も好調の一日でした。

 10時半に家族6人全員が石鎚神社のある山頂に到着しました。

 私と長男・次男はスケッチを、妻と三男・長女は、更なる高場の天狗岳(1982メートル)に向いました。

 末の娘は、笑顔で帰ってきましが、経験された方はご存知でしょうが、中々の難所です。

 末娘は、妻のような山女になるのだと確信しました。

 10.5.5 040.JPG

 石鎚神社から天狗岳を望む。あのピークに娘が挑戦。

 簡単な食事を済ませ、昼過ぎに山頂を出発。午後2時過ぎに土小屋に到着しました。

 車は、二日目の宿泊予定の松山市北条へ。

 宿泊したのは、高縄山のキャンプ場でした。

 貸し切り状態で、家族で心おきなく、いろんな話をすることが出来、楽しい一夜となりました。

 10.5.5 047.JPG

  この建物の周りにテントを張って休みました。

 3日目(4日)は、鹿島で釣りを楽しみ、午後砥部・道後をめぐりました。

 朝、7時過ぎに高縄山を出発して、鹿島に渡る船着き場へ。

 北条側で餌を買い、8時過ぎに船に乗り鹿島に到着。船は5分ほどです。

 10.5.5 048.JPG

   鹿島には実際に鹿が生息していました。

 島の北側の防波堤で釣りをはじめました。約2時間で、40匹の魚を釣りました。

 私は20センチのカサゴを釣りました。中々の手ごたえでした。

 10.5.5 050.JPG

  丁度40匹の魚は、今日、皆で今から食べます。

 鹿島では、丁度、「櫂練り踊り」という神事が行われる当日でした。

 この踊りは、県指定無形民俗文化財に指定されたものです。

 12世紀後半、鹿島神社で河野水軍が行った戦勝祈願の神事が起源とされています。

 昼前に北条側に到着。その足で、すぐ近くの温泉「シーパ」に直行。二日ぶりの風呂を満喫しました。

 昼食は、砥部町の「ゆうゆう亭」。地元の素材がふんだんに使われた料理に舌鼓を打ちました。

 最初で最後の外食に家族6人満腹です。

 砥部焼陶芸館で、子どもたちの茶碗を購入。

 私はグラスを買いました。とても厚いもので、手触りが最高です。

 次男が野球が好きなので坊っちゃん球場にある野球歴史資料館・の・ボールミュージアムを見学しました。

 イチローや松井のユニフォームのあり、次男は大満足したようです。

 四国最後は、やはり道後でしょう。

 夕暮れが迫る午後5時過ぎに道後温泉本館に到着。

 出来たら入浴と思っていましたが、1時間待ちと言われ断念しました。

 それにしても圧倒される建物でした。

 10.5.5 057.JPG

 道後では、私は野田土人形を購入しました。

 昔からの郷土玩具を集めているので、とてもうれしい出会いでした。

 最近は、どこの観光地に行っても同じような土産物です。

 郷土玩具を是非とも残してほしいものです。

 長男は、箸専門店で学校で使う箸を購入。

 黒檀の箸に名前を入れてもらいました。

 午後6時半過ぎにようやく道後を出発。

 しまなみ海道に入ってすぐの午後8時頃から渋滞発生。

 午後9時半にしまなみ海道を抜け、帰宅は本日の午前1時半となりました。

 同じころ、兵庫県では3人が死亡する大事故も発生していました。

 みんな元気で帰ってこられたことに感謝しています。

 今日は、新川市まつりで「嗚呼 満蒙開拓団」の券を販売しました。

 10.5.5 059.JPG

  今日は、新川市まつりでチケット売りをしました。

 子どもたちも手伝ってくれ、12枚販売することが出来ました。

 さあ、鹿島の魚をこれからいただきます。

 明日から平常モードに戻ります。

 しっかり充電しましたので、すっきり明日から仕事に励むことにします。

 皆さんはどのような連休でしたか。

 

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」

 昨日、メーデーであいさつをしてデモ行進に参加して、山口市に向かい、上関原発と祝島の闘いを取り扱った鎌仲ひとみ監督映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観ました。

 この映画は完成したばかりで、昨日の山口市での上映が全国での初披露でした。

 映画の後に鎌仲監督のトークも行われました。

 監督はトークの中で「対立ではなく、両者にとっていい方法はないか考えた映画だ」と語りました。

 映画は、祝島の原発反対闘争だけではなく、祝島でどう自立した経済を確立していくのか、その努力が描かれていました。

 また、ノルゥエーでの風力や波力を使った自然エネルギーによる発電についても丁寧に取り扱われていました。

 映画は、「持続可能なエネルギー政策とは何か。社会とはどうあるべきか。」を追及するものでした。

 私は、上関原発問題で過去の県議会で何度も質問を行ってきましたが、新しい視点をいただく新鮮な映画でした。

 監督は、原発の危険性について、改めてトークで話しました。

 「原発の廃棄物を処理する六ヶ所村で、放射能を調査すると3年前より16倍も濃度が強くなったところもあった。ある沼は83倍だった。」

 「中国電力の島根原発での点検漏れが大問題になっている。前社長の『安全管理を軽視する体質がある』との指摘は重く受け止めなければならない。」

 「動植物の学会などが上関原発の環境アセスメントをやり直すよう求めていることは重要。」

 監督はこれらの点を指摘し、「やはり、上関原発は建設すべきではない。」と語りました。

 私は、映画で描かれていた持続可能な社会を実現していくためのエネルギー政策を更に学習しながら、上関原発の建設がこれ以上推進されないよう力を尽くす決意を新たにしました。

 映画の後、鎌仲監督の著書にサインをしていただき、あいさつしました。

 私は、自己紹介と原発建設阻止のために力をいただいたと率直に感想を述べました。

 監督からは丁寧なお礼の言葉をいただきました。

 この映画は県内でも多くの方に観ていただきたい作品です。宇部市で上映会がしたいですね。

 全国の鎌仲監督ファンの皆さん、作品の感想などお聞かせください。

 

 さて、今日から2泊3日で、四国・石鎚山方面に家族キャンプに行ってきます。

 登山あり釣りありスケッチありの旅行を計画しています。

 ブログは、明日は休み、明後日には旅行の報告が出来ると思います。

 そでは皆さん、楽しいゴールデンウイークにいたしましょう。

 

メーデー万歳

 今日はメーデーです。私は、宇部地域メーデーで連帯のあいさつを行う予定です。

 私のメーデーでのあいさつの原稿は下記の通りです。

 「宇部地域メーデーにご参加の皆さん御苦労さまです。県議会議員の藤本です。一言ごあいさつを申しあげます。
 昨日、国が二つのデータを公表しました。一つは、完全失業率です。3月の完全失業率は5.0%と前月に比べて0.1ポイント悪化しました。完全失業者数は350万人と、前年同月に比べて15万人増加しました。年齢別の失業率では15歳~24歳が前年同月比0.6ポイント増の11.9%。25歳~35歳が0.3ポイント増の6.4%と若年層で悪化しているのが特徴でした。
 もう一つは、非正規労働者の雇い止めの状況です。08年10月から今年6月までの失職・失職予定の非正規労働者数は、前月から5224人増えて27万5014人、山口県では、その数が4347人となります。
 また、山口労働局が新規高卒者の今年3月末現在の就職内定率を先日発表しました。前年同月比0.2ポイント減の98%でした。2858人の求職者に対して2800人の就職者ですから58人は就職が決まらずに卒業したことが明らかになりました。
 更に、日高教と私教連の調査で、内定・求人取り消しや応募から採用決定まで就職活動が長期化するなど就職ルール違反が相次いでいることが明らかになっています。山口県内でも求人取り消しが6件、就職ルール違反が2件あったと報告されています。
 日本共産党は、4月21日に、「新卒者の就職難打開へ―社会への第一歩を応援する政治に」という声明を発表しました。
 根本問題は、新卒者の就職難打開のためにも、非正規雇用を拡大した労働法制の規制緩和を抜本的に見直し、日本の雇用のあり方を、非正規雇用から正規へと転換していくことです。
 今国会に、労働者派遣法の改正案が提出されましたが、製造業派遣、登録型派遣を「原則禁止する」と言いながら、「常用型」とか「専門業務」などの名前をつければ実態は同じでも容認するなどの「大穴」があいています。派遣から正社員への道を開く抜本改正の実現に力を尽くします。
 雇用悪化が深刻ですが、大企業は内部留保をこの10年間で142兆から229兆に増やしています。内部留保を雇用への声を上げましょう。」

のはらうた

 今日は、中学校に入った長男の参観に行ってきました。

 国語の授業でしたが、工藤直子の「のはらうた」が題材でした。

 工藤直子さんの朗読は、数年前に直接お聞きしたことがあります。

 我が家にも「のはらうたⅠ」があります。

 「のはらうた」とは、動植物になりきって詩を作るものです。

 作者も動植物にちなんだものにします。

 授業の最後に、二人の生徒が詩を朗読しましたが、とても上手でした。

 男子生徒が「おれはかまきり かまきりりゅうじ」を朗読しました。

 「どきどきするほど ひかっているぜ」の件はかまきりそのものでした。

 次の授業では自分の「のはらうた」を創ることがテーマだそうです。

 長男の試作をお伝えします。

 「  み   

    どんぐりたろう

 はやくめがでてほしい

 りすにたべられてしまうから

 はやくきになりたい

 くまにふみつぶされてしまうかもしれないから

 はやくたいぼくになりたい

 あらしでたおされてしまうかもしれないから

 たいぼくになったら

 やることがなくなった  」

 中々ペーソスがあっていいかも知れません。

 あなたも自分の「のはらうた」を創ってみてはいかがでしょうか。

 中学校の授業はもう少し堅苦しいものかた思っていましたが、とても自由でいい授業だったと思います。

 私も久しぶりに工藤直子の「のはらうた」を読んでみようと思います。

 あなたの好きな「のはらうた」は何ですかお教えください。

 

日本共産党中国ブロック事務所主催の「農業シンポジウムIN岡山」に参加

 本日、日本共産党中国ブロック事務所主催の「農業シンポジウムIN岡山」が行われ参加しました。

 中国地方各地から300人を越える方々が参加しました。

 4人のパネラーの発言はどれもよく準備されたもので大変参考になりました。

 まず、農業団体の立場から山本JA岡山中央会農業振興部長が発言しました。

 山本さんは、民主党が新年度から実施しようとしている戸別所得補償制度について、いくつかの問題を指摘しました。

 まず、所得補償の基準が、全国一律である点です。「耕作不利地の中山間地域を多く抱える中国地方の農業では水準が低すぎる」と山本さんは力説しました。

 次に、生産者の立場から認定農業法人を運営している岡崎さんが発言しました。

 岡崎さんは、NPO法人を設立し、障がい者の就労の場を確保し、25名の障がい者と一緒に農業を行っていることを生き生きと語りました。

 次に、消費者の立場から生協ひろしま専務理事の横山さんが発言しました。

 横山さんは、生協として農業法人を立ち上げるために準備を進めている様子を話しました。

 最後は、日本共産党参議院議員・党農漁民局長の紙さんです。

 紙さんは、4月26日に発表した「低すぎる所得補償では展望が開けない―価格補償と所得補償の充実、輸入自由化のストップで、農業の再生を」という党の政策を丁寧に説明しました。

 続いて、参加者からの発言が相次ぎました。

 鳥取県の果樹農家は次のように語りました。

 「鳥取県JAの調査では、なし農家は1a当たり6万円の赤字となっている。人件費を入れれば、37万円の赤字となる。必要な価格は、今の2倍以上だ。」

 山口県でも柑橘類やなし、りんごなど果樹が盛んです。同じような問題があるのではないかと思います。山口県の実情について調査したいと思います。

 倉敷の農家は次のように語りました。

 「戸別所得補償を申請する農家が少ない。農家はこの制度に翻弄されている。利用しても価格の暴落が心配」

 山口県でも戸別所得補償を申請する農家が現時点でどの程度なのでしょうか。

 米の購入業者の買いたたきも全国で広がっているようです。

 この動きに、紙参院議員は「赤松大臣が国会で、買いたたきはあってはならないことと述べた。実状があれば国に指導を求めたい」と述べました。

 戸別所得補償制度の導入と古米の滞留で今年度の米の暴落が顕著のようです。

 この問題を含めて、農家の皆さんの声を聞かせてください。

 私も農家の端くれ。大変勉強になりました。いいシンポジウムでした。

 特に、岡崎さんの農業と福祉を繋げた取り組みは憧れを抱く実践でした。

 山口県でも取り組む方はおられませんでしょうか。

 10.4.29 006.JPG

  党中国ブロック事務所主催の農業シンポジウム

次男が足の痛みを訴える

 今日、昼に学校から「次男が足の痛みを訴えている」との電話がありました。

 急いで学校に迎えに行くと次男は歩くのが辛そうでした。

 次男を整形外科に連れて行くと、膝の骨の継ぎ目のクッションが足を圧迫しているとの診断でした。

 次男はとても元気ですが、今も足は痛いようです。

 成長期故の痛みなのかも知れませんが、成長期故、これから痛みが続くようではと心配です。

 連休に、家族で山に登ろうと話していますが、登れるのでしょうか。

 もし無理なら、私が次男と登山口で見守り隊となりましょう。

 とにかく早くよくなってくれと願います。