議会だより

厚東川通信No303(2011年6月15日)

党県委員会大震災第二次救援隊が岩手県宮古市で活動

 

「自分の家が欲しい」と被災者

 

藤本・木佐木県議らが参加

 

 日本共産党山口県委員会「東日本大震災第二次被災者救援隊」として、藤本県議・木佐木県議・吉田県議団事務局長が岩手県宮古市で十一日、十二日、ボランティア活動を行いました。
 十一日は、避難所から仮設住宅に引っ越した被災者を訪ね、行政への要望や困り事を聞き、必要なものがあれば届ける仕事でした。藤本県議らは、宮古市役所に近い愛宕小学校に建てられた仮設住宅四十五戸の全戸を訪ねて回りました。「日本共産党のボランティアです。要望や困り事はありませんか。必要な物資があれば、お届けもします」と一軒一軒、声をかけて回りました。 四人の方から、食器やナベなどの要望が寄せられました。それ以外でも、「ないものと言えば、全部が足りない。家が欲しい。早く仮設を出て、自分が住める家が欲しい。」、「経営していたラーメン屋が全部、流されてしまった。義援金をもらったが、生活に不可欠な中古車と古いタイヤを交換したら、全部、なくなった。」、というお話しを伺うことができました。

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 愛宕小学校仮設住宅へ聞きとりに入る救援隊

 

県腎友会総会で藤本県議が挨拶

 

 五日、山口県腎友会第十二回定期大会が山口市で行われ、藤本県議が来賓として参加し挨拶を行いました。藤本県議は、「腎友会の皆さんが、取り組んでいる『福祉医療費助成制度を無料にする』運動に心から賛同しています」と挨拶しました。

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   山口県腎友会第12回定期大会の様子

 

中川改修促進協議会に藤本県議参加

 

城野団地の水路は今年度改修見込み

 

 五月三十日、「平成二十三年度中川広域基幹河川改修事業促進協議会総会」に藤本県議は、顧問として参加しました。
 中川は、宇部市の厚南地域を流れる延長約五キロの基幹河川です。厚南地域は、江戸時代から干拓によって開けた土地で、浸水被害が相次いでいました。 浸水解消のために、昭和五十四年から中川の拡幅と浚渫工事が行われてきました。現在、三、九キロのⅠ期区間の工事が行われ、これまでに、約一九五億円の事業費が費やされ、今年度でほぼ工事が完了します。
 今年度は、二億五千万円の予算で、藤本県議も改修を要望していた城野団地への水路改修が行われます。また、県道宇部船木線の中川橋の架け替えのため、仮橋の設置工事が行われます。来年度以降は、約一キロのⅡ期工事が行われます。また、河口付近に三台目のポンプ場も設置される見込みです。来年度以降の事業費は七三億の見込みです。

 

一気 

岩手県での災害ボランティアは、私の人生に大きなインパクトを与えました▼宮古市鍬ケ崎地区は、丈夫そうな郵便局や銀行、店舗なども大きく破壊されています。大きな水産加工場や冷凍冷蔵施設も骨組みを残すのみです。宮古市田老地区は、「万里の長城」のような堤防で、守られていたはずの地域です。大津波は、易々と堤防を越え、何もかもを押し流していました▼宮古市から国道四十五号線を、山田町、大槌町、釜石市へと南下しました。海岸の低地部はことごとく破壊されていました。印象的だったのは、町長が亡くなられたという大槌町です。町役場の建物には、多くの花がたむけられていました。町役場周辺は、見渡す限りの瓦礫で埋め尽くされていました▼震災から丁度三ヶ月目に訪ねた岩手県。まさに復興はこれからでした。震災が国難であることを実感しました。

厚東川通信No302(2011年6月1日)

議長選挙にあたっての「見解」 日本共産党県議団長 藤本一規

 

 このたびの議長選にあたって、最大会派の自由民主党は、柳居俊学議員(前副議長)を議長候補としました。
 柳居議員は昨秋、長年に渡って、自らの顔写真入りの「カレンダー」を政務調査費で作製し、有権者等に広く頒布していたことが発覚しました。同氏は、この事実を認め、不正に流用した公費は返還しましたが、有権者から「違法な寄付行為」や「買収行為」にあたる疑いで告発されています。
 自由民主党県議団を除く、5会派は今年二月末、当時の島田明議長に対し、速やかに全員協議会を開催し、柳居議員から事情説明を行わせるなど、真相解明の努力を行うよう文書で要請しました。
 ところが、島田、柳居の正副議長は、この要請を完全に黙殺し、所属会派である自民党山口県議団は、柳居前副議長を、次期議長候補に推薦しました。
 県民の税金である「政務調査費」を長期に渡って、不正に流用し、真摯な反省もないままの人物に、公正公平な議会運営を望むことはできません。
 日本共産党山口県議会議員団は、「県議会の代表」にふさわしい新たな議長候補の擁立をめざす動きを前向きに見守ってきましたが、残念ながら、大同団結には至りませんでした。
 よって議長選挙にあたっては、独自候補を擁立してたたかいます。
 柳居俊学議員の問題については、今後も、各会派と共同して、真相解明と政治的道義的な責任追及に取り組んでいく決意です。
 

上関・埋立延期白紙の報道について 日本共産党県議団長 藤本一規

 

 党県委員会と同県議団は、三月十七日、二井知事に対して「安全性が確保できない原子力発電所の上関町への立地のための公有水面埋め立て免許を取り消し」を求めました。県担当者は、公有水面埋め立て許可の取り消しについて、現行法では、法令違反等がなければ、取り消すことが出来ない規定であることを明らかにした上で、法解釈について国に照会したいと答えました。五月十九日の毎日新聞は「『上関』埋立免許延長せず」のリードが一面トップを飾りました。 二井知事は、上関原発の埋立免許を〇八年十月に許可しました。着工から3年で免許は失効します。 二井知事は、「公有水面埋立免許の延長をしないことも含めて検討する」と報道されました。二井知事は、その方向性について六月県議会で明らかにする考えも報道されました。中電が、埋立許可が切れる来年十月に延長申請しても、二井知事が、延長を認めないよう、六月県議会でしっかり議論していきます。


党県議団の委員会所属決まる 

 

 五月臨時議会で、各議員の委員会所属が決まりました。
 党県議団の所属を報告します。
議会運営委員
総務政策委員
     木佐木大助
地域商工委員
     藤本一規

 

清水川交差点の矢印信号時間延長を

 

 岡本市議と、清水川交差点信号の改善を要望しました。清水川交差点を球場側から右折する矢印信号の時間延長を要望しました。 対応した林交通総務課長は、「現地を調査してどのような対応が必要か回答したい。」と答えました。

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 矢印信号の時間延長を要望した清水側交差点

 

一気

 

原発をつくらせない山口県民の会第十五回総会が行われました。上関原発建設を巡る情勢について、 県知事の姿勢として「二井知事は、『海面埋立許可の延長を認めない』ことができるかどうか国に照会していることを明らかにしました。福島第一原発の事態を見れば、県知事が海面埋立許可の延長を認めないのは当然です。同時に、県知事として上関原発建設に対しキッパリ反対の態度を示すべきです。」との見解が示されました▼私は、つくらせない会として知事や議会に働きかけを強める必要があるのではないかと提案しました。 役員案が示され、私が、代表委員の一人に選出されました▼六月県議会は、上関原発をこのまま進めるのかどうかが大きな争点になります。私はつくらせない会の役員の一人として、県民運動の先頭に立ちつつ、議会論戦に力を尽くそうと思います。

厚東川通信No301(2011年5月15日)

小野湖の水を守る会定例総会行われる

 

産廃場認めない運動引き続き

 

水源地農園で米作り参加者募集

 

 八日、小野湖の水を守る会の総会(以下守る会)がヒストリア宇部で行われました。
 〇九年十二月に、富山和子さんの講演会で守る会は本格的にスタートし、三年目を迎えました。
 小野湖上流への産業廃棄物処分場計画は大きな動きはありませんが、中止された訳ではないので、引き続き運動を強めていこうと話し合われました。
 昨年から、水源地農園「きずな」が運営され、そばが植えられ、「そばまつり」が行われたことも報告されました。
 今年は、水源地農園の付近で、米作りを行うことも報告されました。
 六月十二日に田植えを行い、十二月十七日に餅つき体験が行われる計画です。
 年間、五回の作業が計画されており、十五家族を募集しています。現時点で、若干の枠が空いています。申し込みや問い合わせは、「うべ探検倶楽部 ℡(0836)39-7460 E―mailinfo@ubetan.jp 」までお願いします。

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     小野湖の水を守る会総会の様子 
 

第82回宇部地域メーデー

 

200名の参加で成功する 

 

 一日、琴芝街区公園で、第八十二回宇部地域メーデーが行われました。約二〇〇名の参加者がメーデーに集いました。
 藤本県議が、「今年のメーデーは、被災者の生活と地域社会の再建を実現するため、被災者救援・復興メーデーとなりました。」「「健康で文化的な最低限度の生活」が被災者に労働者に国民に保障されるよう、被災者と労働者の人権が保障される新しい日本をつくるメーデーにいたしましょう。」「福島原発事故を受けて、山口県に原発の新設を認めないという問題が重要です。上関原発ストップの世論を高めるメーデーにいたしましょう。」「岩国基地への空母艦載機部隊移設に反対し、愛宕山を米軍家族住宅にしない世論を高めるメーデーにいたしましょう。」 と来賓あいさつを行いました。
 集会後、参加者が市内をデモ行進しました。

 

新持世寺橋は今年度中に開通

 

 厚東川に掛る持世寺橋拡幅工事が完了しました。しかし、前後を県道の接続工事が完了していません。橋と道路が接続し、拡幅後の持世寺橋が通れるようになる見通しについて県民から問い合わせがありました。県担当者は、「今年度中には、新しい道路を通れるようにしたい。」との回答でした。

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橋梁部分が完成した持世寺橋。取付道は年度内に


一気

 

選挙後、初めて観た映画は、「八日目の蝉」でした。私が観た中で、「涙が止まらない映画」ベスト五に入る作品でした▼恵理菜役の井上真央さんの演技は、圧巻でした。大女優の風格でした。特に、最後のセリフに泣きながら励まされました。映画のパンフレットによると、あえて原作にこだわらず、脚本家の奥寺さんのアイデアだそうです▼また、希和子役の永作博美さんもよかったです。薫役の渡邉このみちゃんとは本当の親子のような演技でした。だからよけいにラストに向っていくにつれて切なくなるのです。涙を誘うのです▼小豆島の自然や人情が上手く描かれ、それが、涙を誘いました。成島出監督作品は初めて観ましたが、これから注目していきたいと思いました▼私のこの時期、一押しの映画です。ぜひ皆さんハンカチを持って映画館に行ってみて下さい。

厚東川通信No300(2011年5月1日)

宇部市議選を終わって

 

日本共産党宇部市議選対本部長 野村英昭

 

 二四日投票の宇部市議選では、みなさんの大きなご支援をいただきながら、五島博地区委員長を次点で落選させ、現職四人の当選にとどまりました。市議選勝利に寄せられた大きなご支援とご奮闘に、心からお礼を申し上げますとともに、みなさんの期待にこたえることができなかったことを深くお詫びします。
 参議院選比例票からは一・六三倍に押し返しましたが、前回比では、得票率ではほぼ維持して十一・四四%、得票数では前回より一、一一三票減らし、七、七七五票となりました。この結果を真剣にうけとめて、党の自力の後退や、日常活動のあり方、議会活動など、全体にわたって深く検討し、新たな前進の転機にする決意です。
 市議選は、東日本大震災への救援活動、復興支援のとりくみを進めながら闘いました。市政をめぐっては、借金の山をつくった大型開発優先、福祉切捨ての従来型の市政から、災害に強い福祉の街づくりへの転換を訴えました。
 久保田市政がすすめる「何でも民営化」路線と対決し、市民のみなさんの要求にこたえて、学校耐震化の促進、住宅リフォーム助成、国保料の引き下げ、学校給食の自校方式を守る、保育園の民営化反対などを訴えました。地域要求にこたえる議員の活動についても共感が広がりました。
 これらの訴えには大きな反響と注目が寄せられましたが、私たちの日常的な宣伝不足もあり、市議選の争点とまではできませんでした。今後ひきつづく市政の課題として、さらに政策的にも練り上げて、市民のみなさんとともに運動を進めていこうと考えています。
 これからも、みなさんのいっそう大きなご支援、ご批判や提言を、日本共産党と市会議員団に寄せていただきますよう、心よりお願いいたします。

 

4月から県宇部総合庁舎内に中央児童相談所宇部市駐在がスタート


 四月から宇部総合庁舎内に中央児童相談所宇部駐在がスタートしました。児童福祉司など五名体制です。宇部駐在の管轄区域は、宇部市・山陽小野田市。相談は、保護者、親戚、知人、学校・幼稚園・保育所の先生等、どなたでも結構です。受付は、原則として月曜日から金曜日までの午前八時三〇分から午後五時十五分までです。
事前の予約をおすすめします。電話は、(〇八三六)三九―七五一四です。

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 中央児童相談所宇部市駐在のスタッフの皆さん

 

藤本一規生活相談所が際波に移転


藤本一規生活相談所が下記の住所に移転しました。
宇部市大字際波129-3浦上ビル1F3
TEL(0836)45-0145FAX(0836)45-0146
月に2回弁護士による無料法律相談を行います。
祝日を除いた月・水・金(10:00~13:00)に開所しています。
所長 有田敏夫 090-8244-3042
 

一気

 

四月十七日、井町幸雄さんの葬儀が行われました。享年六七歳。まだまだ活躍していただけると思っていた矢先の訃報でした▼私が市議会議員になった直後に、井町さんは、宇部民主商工会の会長に就任されました。そして、私が県議会議員になった直後に、井町さんは、山口県商工団体連合会の会長に就任されました。市議会で県議会で様々な交渉の場で井町さんと活動を共にしました▼出棺前の息子さんのあいさつに胸がつまりました。私の選挙結果は、亡くなられる一週間前に出ました。その時は、コミュニケーションが取れない状況だったそうです。そんな井町さん、息子さんが「藤本さんが当選したよ」と伝えると、井町さんは目を見開き「よかった」という表情をされたそうです▼私は、そんな井町さんの遺志を継いで、県議会で発言を続けていこうと決意を新たにしました。

厚東川通信No299(2011年4月15日)

県議選をたたかって 日本共産党山口県委員長 佐藤文明

 山口県議選にあたって、日本共産党の四人の候補者にお寄せいただいたご支援に心から感謝いたします。結果は、現有三議席から二議席に後退し、県民の皆様の期待にこたえられなかったことを心からお詫びするものです。
 私たちは今度の選挙を、国難とも言うべき災害からの救援・復興の選挙と位置づけ、候補者を先頭に被災者救援のための募金活動などに取り組んできました。あわせて災害に強く、暮らしにやさしい街づくりのための展望と政策を語り選挙戦をたたかいました。
 福島原発事故の衝撃は原子力発電所にたいする安全神話を完全にくつがえし、「上関原発は即時中止」のわが党候補の訴えは県民に広く共感を呼びました。これまで原発を推進してきた政党・政治家には深い反省が必要だし、なんらかの態度表明は政治家の責任に属する問題だと思います。私たちは新しい県議会でも上関原発問題について積極的に発言するし、知事や他党議員にも「反対」の立場に立ってもらうよう強く働きかける決意です。
 「自民もダメ民主にも失望」と言われながら、日本共産党を選択肢から外そうとするキャンペーンが長期間にわたって続けられたことで、これまで前進に転ずることができなかったことを反省し、強く大きな党づくりにいっそう力を尽くし、県民のみなさんの期待にこたえられる党になるようにこれからもがんばっていきます。
 十七日から宇部市議選、十九日から平生町議選が始まります。宇部は現有五議席、平生も現有一議席確保のたたかいです。皆様の引き続くご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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当選が決まり支援者の方々と万歳をする私

 

藤本県議が党県議団長に

 

 十一日、日本共産党山口県常任委員会が開かれ、党県議団の人事が決定しました。
団長 藤本一規 
幹事長 木佐木大助 
事務局長 吉田達彦
事務局員 梅田知賀子

 

宇部市議選が17日告示、日本共産党5議席実現へ全力

 

 宇部市議会議員選挙が、17日に告示されます。五議席実現に向けて全力を尽くします。
◆荒川憲幸市議会議員 市議団長、市政を動かす誠実な実行力
担当地域 東岐波小校区・西岐波小校区・常盤小校区
◆岡本公一市議会議員 生活相談二千件、頼りになる庶民の味方 
担当地域 恩田小校区・岬小校区・見初小校区
◆まなべ恭子市議会議員 勉強熱心で仕事ができる防災・福祉の専門家
担当地域 西宇部小校区・厚南小校区・黒石小校区・原小校区・厚東小校区
◆時田ようすけ市議会議員 住民の声を素直に聞いて行動、若さと知性
担当地域 上宇部小校区・琴芝小校区・神原小校区・川上小校区・二俣瀬小校区・小野小校区・船木小校区・万倉小校区・吉部小校区
◆ごとう博党北南地区委員長 スジを通し市民の共同広げる実力政治家
担当地域 鵜の島小校区・新川小校区・藤山小校区・小羽山小校区

 

大変厳しい選挙でしたが、四期目へ再選を果たすことが出来ました。公約実現のために全力を尽くします▼投票日翌日は、激動の一日でした。朝から携帯電話やメールなどが鳴りっぱなし。その内の一つは母からでした。吉部の実家に、鯛が届けられたとのことでした。Iさんに捌いていただいて、皿に盛り付けていただきました。鯛の長さを測ってみるとなんと五〇センチありました。食べてみると、甘くてぷりぷりしていてとても美味でした▼母の元へFAXが届きました。それには、「Bさんは、生まれて初めて共産党に一票を投じたといっております。」▼私が獲得した七一一四票には、一つ一つのドラマが積み重なったものだと痛感しました。その一つ一つを大切にして四期目をスタートさせたいと思います。県政に関する皆さんのご要望を引き続き私にお寄せ下さい。

厚東川通信No298(2011年4月1日)

藤本県議が、昨年3月県議会一般質問で指摘

 

上関原発の津波対策は万全か

 

上関原発の押し波は4.6mと想定

 

 〇六年三月の衆議院予算委員会で、党吉井衆院議員は、五mの津波の引き潮によって、日本の原発の約八割に当たる四三基で冷却水が海から取水できなくなることを明らかにしました。冷却水喪失になれば、原子炉の崩壊熱による炉心溶融を懸念させる事態に発展します。吉井議員の指摘が、福島原発で現実のものとなりました。藤本県議は、吉井議員の質問を受け、昨年三月議会で、上関原発の津波対策は万全かと一般質問で指摘しました。一昨年末、中電が提出した原子炉設置許可申請書では、津波による水位変動の最高を海抜プラス四.六m、最低をマイナス二.四mとしています。藤本県議は、「中電が示した津波の水位変動が妥当なのか、冷却水の取水に影響はないのか」と質しました。佐本商工労働部長(当時)は、「事業者は、取水口の下端レベルは海抜マイナス七mで設計しているとしており、十分な余裕を有していると聞いている」と答えました。 福島原発事故を受け、上関原発の津波対策は万全か、検証が急がれます。

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上関原発中止の要請を行う党県委員会のメンバー

 

市道迫条線にガードレール

 

    昨年十一月、市道「迫条線」下の用水路に小学生が転落し、大けがする事故が発生しました。
 地元自治会長さん、藤本県議、真鍋市議が、ガードレールの設置を市に要望しました。 先日、ガードレールの設置が完了しました。
 

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ガードレールが設置された市道迫条線

 

党県議団が上関原発中止を要請

 

  十七日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(水野純次団長)は、二井知事に対して「上関原発建設計画の中止を求める緊急要望」を行いました。要望書は、二井知事に、福島原発事故を踏まえ、「安全性が確保できない原子力発電所の上関町への立地のための公有水面埋め立て免許を取り消し、建設計画を断念するよう中国電力に要請すること」を求めています。 対応した清水商工労働部理事は、中電に工事の一時中断を求めたことを明らかにした上で、今後については、「福島原発事故の原因究明と中電の対応を見極め、県の対応を検討したい」と答えました。
 次に、公有水面埋め立て免許の取り消しについて、現行法では、法令違反等がなければ、取り消すことが出来ない規定であることを明らかにした上で、現行法が今のままでいいのか、「国に確認したい」と答えました。藤本県議は、「福島原発の事態をうけて県が埋立免許を取り消すことができる規定が盛り込まれることは必要。」と主張しました。
 

一気

 

三月二十二日、私のブログのアクセス数が三〇万を突破しました。私のブログにアクセスしていただいた皆さんに感謝いたします▼〇六年十二月二十八日、私のブログは産声をあげました。ブログは五年目に突入しました。幸い体調にも恵まれ、出張した時以外はほぼ毎日、更新を続けてこれました▼議会中や会議等で夜遅くなった時には、「今日はやめようか」と思う時もありましたが、「継続は力なり」の気持ちで続けてきました。出張などの時は、出張に出る朝に更新して、帰ってきた夜に更新します。出る朝はいいんですが、十一時過ぎに家に着いて、その日の内にぎりぎりに更新した日もありました▼今では、県内の議員・候補者ブログアクセスランキングで二位の位置を維持できるまでになりましたが、それに奢ることなく、四〇万アクセスに向け精進していく決意です。