月別アーカイブ:2022年7月

東割集会所で「議会報告と懇談会」行う

 7月23日、東割集会所で「議会報告と懇談会」を開催しました。


 宇部市東割集会所で行った「議会報告・懇談会」での私(左)と浅田市議

 私が、発言した要旨は以下の通りです。
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 議会報告と懇談のつどいにご参加の皆さん、紹介を受けました県議会議員の藤本かずのりです。
 参議院選挙ではお世話になりました。比例5議席の目標でしたが、全体で4議席となりました。反省すべきは反省して、県議選で私を再選させ、市議選で現有4議席の確保に向けて取り組んでいきたいと思います。
 東京選挙区では山添拓参議院議員が堂々3位で当選しました。無党派層から一番票を獲得したのが山添さんでした。仁比そうへいさんを国会に送ることができました。山口県の声を国会に届ける大きな力です。
 さて、安倍元首相が銃撃されるという痛ましい事件が発生しました。 私は、県議選2期目の選挙戦の最中、傘を持った青年に襲われかけた経験があります。言論を暴力で封じることに絶対に反対です。「仏説無量寿経」がありその中に、「兵戈無用」という言葉があります。兵隊も武器もない社会です。私は、安倍さんを打った暴力にも反対ですが、ロシアがウクライナを侵略するような戦争にも反対です。自民党は、ウクライナ危機に乗じて、9条なくせ、軍事費2倍と言っています。今こそ9条に依拠した平和外交を世界に広げることに力を尽くすときです。平和を守る物価高騰から国民の命を守ると言う公約実現のために力を尽くします。
 さて、安倍元首相の葬儀にあたって、県は、市町長に、教育委員会は、市町教委に、「弔意表明のために半旗掲揚とする」との通知を出しました。日本共産党は、7月13日、これら通知に抗議する要請を行いました。
 国が安倍元首相の国葬を行うことを表明したことを受けて、県知事が安倍元首相の県民葬を行うことを表明しました。日本共産党は、7月20日、県民に弔意を強制するものだとして反対する声明を出しました。
 昨日は、県内で1337人の新型コロナ新規感染者がでました。自宅療養者は、7543人と過去最高となっています。20日、下関市は、自宅療養中だった50代の男性が死亡したと発表しました。自宅療養中の死亡は2例目です。県は、自宅療養者に安心サポート体制を構築しているといいますが、保健所や医療体制が万全かチェックが必要です。県内には、宿泊療養施設が930室ありますが、宿泊者は237人です。療養者数レベル4相当、新規感染者数、PCR検査等陽性率がレベル3相当です。
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 市内各地で懇談のつどいを開きたいと思っています。
 懇談会を希望される方は、トップページの問い合わせの所に趣旨をお書きください。
 二人以上ならお伺いします。お気軽にご連絡ください。

党国会議員団が「第7波から、国民のいのち守る緊急要請」行う

 日本共産党国会議員団が22日、岸田文雄首相あてに提出した「新型コロナ感染症『第7波』から、国民のいのちを守るための緊急要請」は次の通りです。

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新型コロナ感染症「第7波」から、国民のいのちを守るための緊急要請

日本共産党国会議員団

 日本共産党国会議員団が22日、岸田文雄首相あてに提出した「新型コロナ感染症『第7波』から、国民のいのちを守るための緊急要請」は次の通りです。

 新型コロナは、オミクロン株BA.2系統から、さらに感染力の強いBA.5系統等の変異株への置き換わりの影響もあり、経験のない感染急拡大となっている。発熱外来がパンク状態となり、自主的な抗原検査で陽性となっても受診できず、健康観察も行われない事態が多発している。医療や保健所が崩壊しかねず、国民のいのちを守る対策が急務である。

 季節性インフルエンザと危険性が変わらないとの議論があるが、高齢者の重症化率・致死率はインフルエンザよりもかなり高いと指摘されており、かつ変異株への警戒も必要であり、政府は根拠のない過小評価に与するべきではない。

 政府は、6月から入国制限と空港検疫を大幅に緩和し、入国時検査数も1日=1万件から1日=数百件に減少させ、水際対策を「ないに等しい」状態とした。海外からのBA.5の流入が一気に進んだと考えられる。その一方で、「第7波」に備えた医療・検査・保健所の抜本的な体制強化を行うどころか、医療機関に対して、新型コロナ対応の診療報酬さえ次々と減額させている。

 そもそも「第6波」で、救急搬送困難事例は過去最多、死者数も1万人超という最悪の事態となったことを直視するならば、これまでの対応への真摯(しんし)な反省のうえに、医療・検査・保健所等の体制強化に真剣にとりくむべきである。「第7波」から国民のいのちを守るために、危機感をもって以下の対策を行うよう強く要請する。

1、発熱外来の体制、高齢者施設等での頻回検査、無料PCR検査を抜本的に強めること
 ――二次感染防止と早期治療のために、発熱外来の崩壊をなんとしても止めなければならない。発熱外来の箇所数を増やすための財政的措置、臨時検査センター設置と医師・看護師の派遣など、必要なあらゆる手だてを講ずること。

 ――抗原検査キットの結果が陽性であれば、自治体の判断で新型コロナ患者としての対応が可能だが、現場ではそうなっていない。自治体に対応を促すとともに、医療機関、国民に周知し、早期に健康観察や在宅治療等が行われるよう運用改善すること。

 ――高齢者等への感染を防御するために、医療機関、高齢者施設、障害者施設などで、頻回PCR検査を全額国負担で行うこと。

 ――無料PCR検査体制を抜本的に強化し、必要とする人がすぐに検査を受けられるようにして、検査・保護によって新規感染者数をできる限り抑制すること。抗原検査キットを事業所、学校、保育所などを通じて国民全体に配布し、風邪症状のある場合の積極的な活用を呼びかけること。

 ――濃厚接触者となった医療従事者・介護職員・福祉職員が業務を続けるために行う検査は、全額国負担とすること。

2、医療全体の体制強化、臨時的医療施設・療養施設が機能するよう対策を講ずること
 ――発熱外来、入院治療、在宅治療、健康観察、回復者の療養、後方支援医療、救急医療など、地域医療機関の全体の強化と連携が緊急に求められる。新型コロナ対応に限定せず、医療機関への財政支援を強化すること。

 ――今年度の診療報酬マイナス改定、また新型コロナ対応の診療報酬の段階的減額は、医療機関の体制強化に逆行しており、早急に見直すこと。10月以降の病床確保料など、新型コロナ感染症緊急包括交付金の継続を早急に示すこと。

 ――臨時的医療施設の確保とともに、それが機能するように医師・看護師の確保・派遣を早急に強化すること。

3、保健所の抜本的な機能強化を支援すること
 ――保健所の正規・常勤の人員増、施設・設備の拡充を行うための財政支援策を講じること。保健師の積極的派遣やIHEATの拡充による広域的な人材派遣など、現場への支援を緊急に強化すること。

 ――2年以上にわたって保健所のひっ迫状態が解決されないまま、より大きな感染の波が起きている。自治体の他部署からの応援には限界がある。保健所の箇所数を増やすことも含めて、保健所の抜本的な体制強化に本格的にとり組むこと。

4、ワクチン接種について、必要とする人への接種が円滑に進むよう対策をとること
 ――中・若年層のワクチン3回目接種の促進のため、ワクチンの有効性・安全性について情報発信を国が前面に立って行うこと。

 ――4回目接種の有効性・安全性の情報提供を行うこと。医療従事者、介護職員等に加え、必要とする人が安全・迅速に接種を受けられるよう情報提供、ワクチンの調達・配分を進めること。

 ――ワクチンに対する信頼を高めるためにも、接種後の有害事象について、原因の徹底究明を行うこと。因果関係が明確に否定される事例以外は、速やかに補償・救済を行うこと。

5、空港検疫を抜本的に強化し、まともな水際対策を行うこと
 ――1日に2万人を超える入国者に対し、検査は数百件しか行われておらず、変異株・亜系統への水際対策はないに等しい。海外の感染状況を踏まえ機敏に対応するよう検疫の方針をあらため、体制の強化をはかること。

 ――BA.2.75などの新たな変異株の流入をできる限り遅らせるよう、監視体制を強化すること。

6、なりゆきまかせの対応をあらため、BA.5系統への対策を明確に示すこと
 ――「第6波」でもオミクロン株の特性を踏まえた「全般的な対応方針」が求められたが、いまだ政府の対策が示されていない。BA.5感染拡大がどのように推移すると見込まれるのか、医療機関の現状、それらを踏まえたパッケージでの感染症対策を、早急にまた随時、国民に対して発信し、丁寧に説明を行うこと。

 ――感染対策として換気がきわめて重要であることを、効果的な換気方法と合わせて、すみやかに社会全体、各業界、各機関に周知徹底すること。「介護現場における感染対策の手引き」や業種別ガイドラインを速やかに改善し、周知徹底すること。事業者に対して、換気施設・資材への財政的支援を行うこと。

 ――夏の帰省・観光について、どのような対策を講ずるのか、専門家や医療関係者の知見をふまえて、政府の方針を示すこと。事業者への影響に対して給付金等の支援策を講ずること。

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 先日、保健所を訪ねました。声がかけづらいほど、一人一人の職員の方々が働いておられました。

 日本共産党国会議員団が要請した「保健所の抜本的な機能強化を支援すること」は山口県にとっても極めて重要な点だと感じています。

 その他の要請項目も、山口県にとっても重要な点ばかりです。

 新型コロナ対策に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

「中小企業原油価格・物価高騰対策支援事業」が7月29日から受付開始

6月県議会で可決された補正予算に計上されていた「中小企業原油価格・物価高騰対策支援事業」がスタートします。
 この事業は、売上や利益が減少している中小企業者等を対象とした省エネルギーや業務効率化に資する新な設備等の導入に対する補助を行うものです。
 補助上限額は、中小企業者500万円、小規模事業者100万円。県がその内、4分の3を補助するものです。
 対象経費は、①固定費削減に資する設備等の導入経費(省エネルギー機器導入型)②新しい生産及び販売方式に資する設備等の導入経費(生産性向上型)です。
 申請受付期間は、今年7月29日(金)から8月19日(金)(消印有効)
 問い合わせと申請書の提出先は、「中小企業原油価格・物価高騰等対策支援事業補助金事務局」〒755ー0151宇部市西岐波区宇部臨空頭脳パーク11番 ℡0836-39-8366です。
 詳細は、事務局ホームページに募集要項が掲載されていますのでご確認ください。
 日本共産党県議団は、6月県議会前に、補正予算に燃油高騰対策として中小企業を支援せよと県知事に要望を行いました。要望が取り入れられ6月県議会に燃油高騰対策として中小企業を支援する予算が計上されました。
 今後とも中小企業を支援する提案を行ってまいります。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
 

山口県で「リトルベビーハンドブック」の作成を急ぐ時

 12日付、読売新聞は、山口県でも小さく生まれた子に冊子を作る動きがあることを次のように報じました。
 「小さく生まれた赤ちゃんの成長を記録する小冊子『リトルベビーハンドブック(LBH)』を作る動きが広がっている。読売新聞が5~6月、47都道府県に調査したところ、すでに運用している福岡、佐賀など8県に加え、今年度は26府県が導入を目指していることがわかった。医療の進歩で小さく生まれる子どもは増えており、当事者である親の声が自治体を動かしているようだ。LBHは低出生体重児の中でも主に1500㌘未満の子と親のための冊子。市町村単位では該当する子どもが少ないため、県単位で作られていることが多い。調査は、全都道府県が回答。今年度は京都や山口、長崎、宮崎など26府県が導入に向け、作業や検討を進めているとした。通常の母子健康手帳は、成長曲線のグラフが体重1000㌘から始まり、1000㌘未満は書き込めない。月齢ごとの発育や記録も『あやすとよく笑いますか』などの質問に『はい・いいえ』で回答するため、発育が遅れていると『いいえ』ばかりになる。LBHの成長曲線グラフは身長20㌢、体重0㌘から始まり、発達の記録も、伝い歩きなどが『できた日』を書き込む。LBHは、静岡市の低出生体重児の親のサークルが医療機関などと協力して2011年に作成。17年度に静岡県の事業になった。SNSなどで広まり、親たちの要望で、各地に同様の冊子が作られている。厚生労働省の人口動態統計によると、20年に生まれた低出生体重児は、全出生数の9・2%(約7万7500人)で、1985年の5・5%より増えている。」
 山口県の担当者に、県のLBHの策定状況を尋ねたところ、報道通り、「導入に向け、作業や検討を進めている状況だ」と答えました。
 山口県で、一日も早くLBHが完成するように、必要な発言を行っていきたいと思います。
 小さく生まれた赤ちゃんに対する支援について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

党県委員会が安倍元首相の県民葬に反対する声明を発表

 日本共産党山口県委員会は、7月20日、村岡知事が、安倍元首相の県民葬を実施する考えを示したことを受けて以下の声明を発表しました。

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安倍元首相礼賛の「県民葬」に反対します

                            2022年7月20日

日本共産党山口県委員会

 村岡嗣政知事は7月15日、報道陣の取材に答える形で、参院選の街頭演説中に銃撃を受けて亡くなった県選出の安倍晋三元首相の県民葬を実施する考えを示しました。遺族側の了解が得られれば、政府が秋に予定する国葬の後に開くとしています。安倍氏の祖父の岸信介元首相らに続き、戦後6人目となります。

 日本共産党山口県委員会は、安倍元首相が無法な銃撃で殺害されたことに対して、深い哀悼の気持ちをのべ、暴挙への厳しい糾弾を表明してきました。政治的立場を異にしていても、ともに政治に携わってきたものとして、亡くなった方に対しては礼儀をつくすのがわが党の立場です。

 村岡知事は、報道陣の取材に対し、「憲政史上最長の長きにわたって首相の重責を務め、県政の推進にも大変な後押しを頂いた。最も深く追悼の意を表する形として県民葬を執り行いたい」と言明されました。
このように安倍元首相を、全面的に礼賛する立場での「県民葬」を行うことは、県民のなかで評価が大きく分かれている安倍氏の政治的立場や政治姿勢を、山口県として全面的に公認し、県として安倍氏の政治を賛美・礼賛することになります。

 また、こうした形で「県民葬」を行うことが、安倍元首相に対する弔意を、個々の県民に対して、事実上強制することにつながることが、強く懸念されます。弔意というのは、誰に対するものであっても、弔意を示すかどうかも含めて、すべて内心の自由にかかわる問題であり、県が弔意を求めたり、弔意を事実上強制したりすることは、あってはならないことです。

 以上の重大な問題点を考慮し、日本共産党山口県委員会は、このような形での「県民葬」の実施には反対します。

以上

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 安倍元首相の「県民葬」の実施に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

かえる通信No88(2022年8月1日)