月別アーカイブ:2014年4月

厚東川通信No370(2014年4月1日)

3月13日、藤本県議が3月議会の一般質問で登壇

 

第二関門橋は不必要

 

既存の橋、トンネルは安全

 

 藤本県議は、「やまぐち産業戦略計画」にもとづき、新年度予算二四三億円が投じられる「瀬戸内産業再生戦略」の中に「地域高規格道路下関北九州道路」(第二関門橋)調査費用として五〇〇万円(今年度二〇〇万円)が計上されている問題を取り上げ、ムダな大型事業の中止を求めました。
 これまで、県は、同道路を「災害時にも機能するネットワークを構築する道路として不可欠」と説明。しかし、今年2月の日本共産党の穀田恵二衆議院議員の質問に対し、大田国土交通大臣は、現在の関門橋や関門国道トンネルについて「災害時も含めて、安全にご利用できると考えている」と答弁しました。
 藤本県議が、県の必要論は破たんしたと追及したのに対し、藤部副知事は「補修工事や災害、事故等による通行制限が行われたら、社会経済活動に大きな影響がある。同道路は必要不可欠だ」と強弁しました。

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  3月県議会で一般質問を行う私
 

日本共産党中国ブロック事務所

 

豪雨災害の被災地・萩を訪ねる

 

 三月一九日、日本共産党中国ブロック事務所の石村智子さんと日本共産党山口県議団は、昨年七月に発生した豪雨災害の被災地・萩市を訪ねました。
 まず、宮内きんじ市議と五十嵐ひとみ市議候補が参加し、松浦生活再建支援事業部長らから、現状報告を受けました。
 萩市では、被災した二二〇㌶の農地の内、九〇㌶が今年の植え付けが出来ません。宮内萩市議は、「受益者が一戸でも補助できる制度にする必要がある。」と話ました。
 続いて、川からの濁流が施設に入り込み、入所者と職員が救助された特別養護老人ホーム阿北苑を訪ねました。小河施設長は、「国が2分の1補助するところを3分の2にかさ上げする激甚災害に指定されるよう要望している」と話ました。
 日本共産党中国ブロック事務所では、四月二日に、島根県・山口県合同で豪雨災害問題での省庁交渉を計画しています。

 

第41回公募全日展山口県知事賞は作家実在せず 

 

 県議会総務・企画委員会で、藤本県議は、第四一回公募全日展の山口県知事賞を三月十一日に取り消したことを主催者に通知した問題を質しました。
 第四一回公募全日展の山口県知事賞は、作者が実在しないということが発覚し、このような対応を取ることを山口県が判断しました。
 今後、公募全日展が行われ、山口県知事賞を交付してほしいとの要請があった場合の対応について、嘉村文化振興課長は、「他県の動向などを見て慎重に対応したい」と答えました。
 

一気 

 
小三の長女と、日本共産党厚東川後援会お楽しみツアーに参加しました▼宇部市厚南を出発して、まず、向かったのは、宇部市来見の旧陸軍機墜落の碑です。私が、生まれた近くにある碑ですが、実際に見学したのは初めてでした。母も日本軍機が墜落したことを知っていました。当時、詳細は、地域住民には知らされていなかったようです▼昼食は、美祢市別府の弁天池で鱒定食を食べました。鱒尽くしの料理に舌鼓を打ちました。その後、秋吉台の長者が森を見学しました。秋吉台も実家の近くなのですが、長者が森の中に入ったのは初めてで、雪が少し残っていました。その後、長登の銅山を見学しました。長登は、「奈良登」が語源であることを学びました。長登周辺は初めて散策しました。とても勉強になりました▼生家の近所でしたが、新たな発見ばかりのツアーでした。

消費税8%への増税に抗議する集会とデモ

 今日から、消費税が8%に増税されました。

 本日、宇部市役所前では、消費税廃止宇部地域連絡会と消費税をなくす宇部の会主催で、消費税8%への増税に抗議する集会とデモが行われ、約50名の市民が参加しました。

 集会では、日本共産党を代表して私が連帯のあいさつを行いました。

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 政府が配布した消費税増税ビラを示し話をする

 私のあいさつの要旨は以下の通りです。

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 消費税導入25周年、怒りの昼休みデモにお集まりの皆さんご苦労様です。
 政府は、消費税を国民に押し付けるための政府広告費用をなんと12億6千万円かけました。23日には、全国3600万世帯対象に実施された新聞折り込みには、2億9千万円の血税が投入されました。
 この広告は、私の家に入っていたものですが、内容はデタラメです。
 まず、この広告には、消費税増税分の5兆円は、全て社会保障のために使われますと書いてあります。社会保障が「充実」するかのような宣伝はウソです。
 増税5兆円の内、8割以上は年金国庫負担2分の1の恒久化ですので、いままである社会保障を維持していくためのもので、実施されている財源を消費税に置き換えただけです。社会保障の「充実」には、実際5千億円です。
 年金国庫負担は、年金課税の強化と所得税・住民税の定率減税の縮小廃止で財源を確保していたものです。この財源を消費税に付け替えることは詐欺も同然です。
 こうして、社会保障財源を消費税増税分に置き換えれば、いままで社会保障財源としていた財源は、他の財源に回せます。安倍内閣は、災害復興増税の企業負担の廃止や大企業減税や公共事業、軍事費のバラマキをしています。
 年金財源を消費税で補てんする。今までの年金財源が大企業減税に消える。やっぱり消費税増税は、大企業減税と巨大開発、軍拡予算のためのものとの本質はこれまでとなんら変わりません。
 その上、安倍内閣は、3兆5400億円の社会保障の負担増・給付減を行います。消費税増税は、社会保障の充実どころから社会保障の改悪しかもたらさないことは明白だと思います。
 消費税に頼らない別の道があります。消費税増税で笑いが止まらない、消費税増税後、一貫して減税の恩恵を受けている大企業から応分な負担をお願いすれば、消費税増税をしなくても日本はやっていけます。
 日本共産党は、消費税の増税ではなく引き下げ、廃止に向けた展望を大いに語り、国政・県政・市政刷新のために引き続き頑張ってまいります。

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 集会後、参加者全員で、市内をデモ行進しました。

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  参加者全員で、宇部市役所周辺をデモ行進

 消費税増税に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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 さて、明日、日本共産党中国ブロック事務所主催で山口県や島根県を襲った豪雨災害に対する省庁交渉が行われます。併せて、基地や原発問題など地元の問題についても、省庁担当者からレクチャーを受ける予定です。

 明日は、神奈川県に出向き、朝鮮学校への補助金を維持している問題と、横須賀・厚木基地をめぐる問題について調査を行う予定です。

 よって、明日のブログはお休みします。

 引き続き、県政全般に対するご要望をお聞かせ下さい。