議員日誌

東京原発

 映画「東京原発」を観てきました。

 東京に原発を誘致しようとする知事の真意が最後には分かり納得しました。

 この映画には、原発推進の理論と原発の危険性についての理論を両方知ることが出来ます。

 例えば、これまで、なぜ、東京など大都市に原発が計画されていなかったのかがこの映画で分かります。

 災害が発生した場合の人的被害を想定して、大都市では採算に合わないと判断して、電力会社は大都市に原発は作らないというのです。

 ならば、地方に住む住民は命の危険性に侵されてもいいのかということになります。

 都知事は、その危険性を都民に感じてもらうためにあえて原発誘致に打って出るのです。

 逆説的なブラックユーモアです。

 この映画には、使用済み燃料やプルサーマルの危険性についても描かれています。

 プルトニウムなどが含まれた使用済み燃料が海外から日本に運ばれ、国内の公道を輸送されている事実がこの映画では事件を生みます。

 また、この映画には、原発に頼らないエネルギー政策の方向も示しています。

 電力の供給は、原発なしでも十分やっていけることが堂々と描かれています。

 この映画を観終わって、「何でこんなに危険な原発を日本は推進するのか」という気持ちになります。

 この映画の都知事が「日本人は昔の事をすぐ忘れる」と強弁します。

 この映画の事を忘れずに、明日からの活動に生かしていこうと思います。

 9月議会の論戦にもこの映画の内容を生かしていきたいと思っています。

 映画の実行委員会の皆さん、いい映画をありがとうございました。

 一人でも多くの人に観ていただきたい映画です。そして、上関原発がストップできますように。

 東京原発をご覧になった皆さんの感想をお聞かせください。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。