先日、東京に出張した新幹線の中で、佐藤健著「演歌・艶歌・援歌 わたしの生き方 星野哲郎」を一気に読みました。PTAの日帰り旅行で周防大島の星野哲郎記念館に行って買ってきたものです。北島三郎・水前寺清子の楽曲の中に、星野さんの詩がいかに多いのかも感動しましたが、「黄色いさくらんぼ」も「男はつらいよ」も星野さんの作詞だとは知りませんでした。郷土が生んだ偉人の一人として誇らしく思います。
星野演歌の決定的なキーワードは、「20代の星野哲郎を苦しめた結核である」と佐藤さんは記しておられます。結核がなかったたら星野さんは、船乗り人生を全うされたでしょう。大作詞家星野哲郎は生まれなかった。また、星野演歌の限りない優しさを作ったのが、この病気の経験だと佐藤さんはこの本で書いておられます。
星野さんは、今でも1日1曲書くことを目標にされているということもこの本には書かれてありました。この本を読むと私も表現したくなりました。私には、ささやかながら続けてきた川柳があります。しかし、最近、忙しさにかまけて、作品を作ることが極端に減ってきました。星野さんのように1日一句なら私にもやれそうな気がします。私も表現者のはしくれとして、言葉を磨く努力を続けていこうと決意しました。
明日から、12月。明日から新しい手帳にチェンジします。この手帳には、広々かける日記帳が付いています。この日記帳に一日一句を目標に記していこうと思います。それを「川柳援歌」というコーナーとして、ブログに載せていこうと思います。いつまで続きますやらこうご期待。
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