議員日誌

久々の空手の練習で気分スッキリです

 昨日は、今年はじめて空手の練習に行きました。手枝はいいのですが、足技は苦手で、上段は上がりませんでしたが、なんとか1時間半の練習を終えることがでしました。気分スッキリで、選挙戦に突入できそうです。

 最近、療養病床を追い出される、行き先がない、何とかならないかという相談をよく受けます。昨年6月に医療制度改革関連法案が成立しました。それに伴い2012年までに療養病床の削減が強行されようとしています。全国で、13万床ある介護療養病床がなくなろうとしています。全国25万床ある医療療養病床は、15万床に削減されようとしています。これを山口県にあてはめるとどうなるでしょう。山口県は介護型療養病床が、3800床あります。これがなくなろうとしています。医療型療養病床は、6900床あります。この5分の3が削減されたら、4140床となります。つまり、山口県にある10700床の療養病床は、4140床となり6500床が削減されようとしています。

 それに先立って、昨年4月の診療報酬の改定で、療養病棟入院基本料に3段階の「医療区分」が導入されました。全体の50%を占める医療区分1には従来の半分しか点数が設定されていません。そのような影響から、病床の削減ではありませんが、診療報酬の改定による療養病床からの患者の追い出しが行われているようです。

 山口県は、昨年4月に第二期やまぐち高齢者プランを策定しましたが、08年までの施設の定員増は、1100程度です。ですから、先述した療養病床から追い出される6500人の方と比較すると5460人分が不足しています。そもそも療養病床の廃止を高齢者プランは前提にしていません。今、療養病床の廃止を見直すか。見直さないのなら、本気で、その方々の行き場を確保しないと、介護難民という問題は深刻化します。いや深刻化していることを実感する昨今です。

 

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