20006年12月から本ブログを書き始めました。
9年5ケ月が経過し、ブログは10年目に入りました。
アクセス数は、今年に入り、150万を突破し、現在157万4190を越えたことろです。
フェースブックをここ数年始めましたので、身近なことは、フェースブックで紹介することが多くなりましたが、様々なメッセージは、ほぼ毎日、ブログに綴ってきました。
ほぼ毎日継続してブログを続けることが出来たのは、皆さまのおかげと感謝しております。
私の近辺での大きな変化は、1年前に県議を失職したことと、長男が進学のために大阪に引っ越したことでしょう。
これからも、様々な変化が私の周りで起こると思いますが、可能な限りブログを継続していこうと思います。
身辺の変化は、良いことももたらしました。人々との出会いや読書の幅が広がったように思います。
同居家族が5名になりましたが、新たなドラマも待ち受けていることでしょう。
これからも、驕らず、皆さんの目線で、様々な想いや情報を発信していけたらと思います。
これからも、私のブログへのご愛顧をよろしくお願いいたします。
今朝のしんぶん赤旗日刊紙に、日本共産党の小池晃副委員長と思想家・武道家で神戸女子大学名誉教授の内田樹さんとの懇談の様子が報道されていました。
内田さんは、「自衛隊員は戦後70年ひとりも殺していない。米軍の帰還兵さえ多くの精神障害を来しているなか、日本人が戦場に行き、殺す側になったらどうなってしまうのか。」「100年近い歴史をもつ日本共産党は政党として成熟し、いい仕事をしている。ぜひ野党共闘をすすめて政権交代してほしい。そして国民連合政府の実現を。」と述べたと報道されています。
私は、今、内田樹さんと釈徹宗さんとの共著「日本霊性論」を読んでいたところなので、内田樹さんが、日本共産党に激励の言葉を寄せていただいたことにとても感激しました。
私は、宇部市PTA連合会会長などで教育に携わっていますが、教育を「集団の存続のための柱」として考えるとの指摘に大きく頷きました。
内田さんはこの本の中で、「現代のっ教育についての議論を聞いていて強い違和感を覚えるのは、教育の受益者は『子ども達自身』であることを当然のことのように人々が話していることです。」と述べ、「集団を支えるだけの見識と能力を備えた『頼りになる次世代』を安定的に確保することが教育の目的です。」と指摘しています。
内田さんは、「教育が教育を受ける人間の自己利益を増大させるためだけであったとしたら、学校教育に税金を投じる理由がなくなるからです。」とも問題提起しています。
そして、内田さんは、「学びというのは自分の手持ちの価値観ではその価値を考量できぬもののうえに踏み入ることです。具体的な知識や技術を学ぶことではなく、『自分にはそれが何を意味するかわからないもの』に敬意と好奇心を以って接近する作法を学ぶことです。『学ぶ』とは『学び方を学ぶ』ことです。」と最後に書いています。
内田さんは、「日本の学術がひどいことになったのは、市場原理が導入されたせいです。すべての学術の価値が最終的にどれだけの貨幣をもたらすかを基準に査定されている。この研究はいくらの儲けをおたらすのか。それが最優先で配慮される。」とも述べています。
日本の教育が学術研究に対する内田さんの慧眼に敬服しています。
その他、この本には様々な示唆をいただきました。
武道の末席にいる私として、内田さんが、武道家という点でも魅かれます。
人生の師の一人として、これから内田樹さんから多くのことを学んでいきたいと思います。
少しづつこれからも内田さんの著作を読み進めていきたいと思います。
そして、内田さんの講演を聞いてみたいと思うようになりました。
是非、山口県に内田さんをお呼びする機会を設けたいと考え始めました。
内田樹ファンの皆さん、内田先生の講演会を県内で開きませんか。
ご意見をお聞かせ下さい。
NHKの連続テレビ小説が今日から「とと姉ちゃん」に変わりました。
前回の「あさが来た」は、録画も含めて、8割方観ることが出来てとても多くの事を学ぶことが出来ました。
主役の波留さんは、20代の女優さんにも関わらず、晩年のあさを熱演しました。
久しぶりに本気で観たNHKの連続テレビ小説でした。
私は、連続テレビ小説は、モデルがある作品が好きです。
「花子とアン」「マッサン」「あさが来た」などです。
今度の「とと姉ちゃん」の主役、常子にもモデルがあります。
「暮らしの手帖」を創設した一人である大橋鎮子さんです。
今朝のしんぶん赤旗で「とと姉ちゃん」の解説としてジャーナリストの諌山修さんは「若くして病死した父に代わって、幼い妹の面倒をみると決心した長女とと姉ちゃんの物語である。試写で最初の一週間部分(6本)をまとめて見たが最後まで涙が止まらなかった。こんな気持ち良く泣けたのは久しぶりだ。」と書いています。
昭和初期の時代から物語が始まります。
私の父は昭和6年生まれです。私の父が生きた時代の少し前です。
家族が支え合って懸命に生きる第一話に私も少しウルッときました。
あさロスを乗り越えて、「とと姉ちゃん」を楽しみたいと思います。
以前のブログでも書きましたが、連続テレビ小説の題名で最後の言葉が「ん」なら成功するというジンクスがあるそうです。
「おしん」「あまちゃん」などなど、「とと姉ちゃん」も最後が「ん」なので成功間違いなしでしょう。
主役の高畑充希さんの演技にも大いに期待したいと思います。
皆さん、「とと姉ちゃん」の感想をお聞かせ下さい。
NHK・Eテレの「100分de名著」で、明日から「歎異抄」が取り上げられます。
解説は、如来寺住職・相愛大学教授の釈徹宗さんです。
今、テキストで予習をしています。
「歎異抄」は、いまから730年前に書かれたものです。
浄土真宗の開祖である親鸞聖人の教えを弟子の唯円がまとめたものです。
一つだけ歎異抄から引用したいと思います。
「いづれの行もおよびがたき身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし。」
(どのような行も満足に修めることができないわたしには、どうしても地獄以外に住む家はないからです。)
釈先生の解説はこうです。
「もし自力で修行をして悟りを開ける人が、法然の言うことを聞き、他力の仏道を歩んで地獄に行ったなら、だまされたと思うかもしれない。でも自分(親鸞)は他力しかないし、どんな行も満足にできないのだから、もし法然の教えが嘘で地獄に行ったとしてもそれでいい。『そもそも自分は地獄しか行くことがない身なのだ』と言うのです。」
哲学者の「梅原猛さんは若いころに、「とても地獄は一定すみかぞかし」という一文に感銘を受け、生きていく力が湧いた」とおしゃっているとのエピソードも書かれてあります。
歎異抄の「善人なほもって往生をとぐ。いはんや悪人をや」はあまりにも有名ですが、「地獄は一定すみかぞかし」の言葉も深い深い言葉です。
浄土真宗の門徒の一人として、今月は、釈先生から「歎異抄」をしっかり学んでいきたいと思っています。
日本共産党の辰巳孝太郎議員は3月28日の参議院予算委員会でコンビニ業界最大手のセブンイレブン本社が、独自の勤務管理システム「ストアコンピュター(SC)」を用いて、労働者の勤務時間を違法に切り捨てている実態を告発しました。
SCは、出勤した際にバーコードにかざすと「出勤スキャン時刻」として1分単位の性格な時間が表示されるのに、15分未満を繰り上げた「始業時刻」が自動的に記録されるものです。逆に「終業時刻」は15分未満が切り捨てられます。
辰巳議員は、労働基準法24条が「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない」と定めていることを示し、勤務時間や残業時間の切り捨ては違法だとただしました。
塩崎厚生労働大臣は「労働時間を正確に把握するのは使用者の責務だ」「労働時間は分単位で把握する必要がある。切り捨てることは原則、労働基準法違反だ」と答弁しました。
辰巳議員は、時給900円の労働者が月20日(年間240日)働いた場合、始業と終業で最大14分ずつ繰り上げ、切り捨てらられば、年間10万800円もの賃金が正当に支払われない「まさに賃金泥棒」だと批判しました。
塩崎大臣は「指揮命令下におかれた時間の切り捨てや、賃金や割増賃金の不払いが生じている場合は労働基準法違反になる。こういう事例であれば指導しなければならない」と答弁しました。
辰巳議員は、セブンイレブン本社の「従業員労務管理の手引き」が「効率的な業務を実現するたえ、就労は15分単位を基本」としていることを告発。「問題は本社が堂々と違法行為を『基本』に位置づけていることだ。店舗オーナーは家族経家も多く、高すぎるロイヤリティーに苦しんでいる人も多い。空前の利益が店舗オーナーやアルバイト、労働者の議席の上にあるのは問題だ」と批判しました。
私が住む宇部市内にもセブンイレブンが林立しています。市内だけでも数百人という方々がセブンイレブンでアルバイトされているのではないかと思います。
皆さんの労働時間は、分単位で賃金に反映されているでしょうか。されていなければ、労働基準法違反の疑いがあります。
セブンイレブンで働いておられる皆さん実態をお教え下さい。
セブンイレブン以外のコンビニで働いておられる皆さん方の実態もお教え下さい。
更にコンビニ以外で働いておられる皆さん、ブラックバイトの実態があればお教え下さい。
今日で、消費税導入から27年、8%に引き上げられて2年を迎えます。
私は、午前中、市内で、街頭宣伝を6カ所行いました。
午後0字15分からは、宇部市役所前で行われた消費税廃止宇部地域連絡会と消費税をなくす宇部の会主催の「消費税10%の中止を求める4.1昼休みデモ」に参加しました。
参加者は、宇部市役所周辺を「消費税増税反対!」などのシュフレヒコールをあげながら行進しました。
消費税10%の中止を求める昼休みデモの様子
私が、今日午前中に行った街頭宣伝の概要は以下の通りです。
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ご町内の皆さん、この場所をお借りしてお訴えをいたします。
この夏は、参議院選挙です。2月19日に戦争法を廃止するために5野党が共同して候補者を擁立することが確認されて、山口県でも纐纈厚山口大学副学長が立候補するとの報道がされました。報道が事実なら大変喜ばしいことです。今月早々に記者会見が行われる予定です。野党統一候補が決まりましたら大きなお力添えをよろしくお願いいたします。また、比例代表選挙では日本共産党に大きなお力をお貸しください。
さて、2016年度政府予算と税制改定など関連法の成立が強行されました。来年4月からの消費税増税を盛り込んだ予算では、国民の暮らしも経済も立て直せません。安倍首相は「リーマンショックや大震災のような事態が起きない限り」増税を強行するとしていますが、消費の落ち込みが続き、このままでは増税ができないなどの声が急速に広がっています。
安倍首相は予算成立前から内外の有識者を招いた「国際金融経済分析会合」を重ねていますが、スティグリッツ米コロンビア大学教授らが消費税増税は「やるべきではない」と意見しました。
安倍首相が政権に復帰して以来3年間にわたって続けてきた経済政策「アベノミクス」は、いまや破たんが明白です。「アベノミクス」は、円安や株高、大企業減税などで大企業のもうけを増やせば「トリクルダウン」で家計もよくなるというものでしたが、大企業がもうけを増やしても賃金や雇用に回らず、消費は低迷したままです。
アメリカの雑誌「フォーブス」では、日本の超富裕層上位40人が保有する資産総額が12年の7.2兆円から15年には15・9兆円へと2・2倍にも膨れ上がっています。たった一人で10万世帯分の資産を保有し、上位40人の資産と全世帯の53%が保有する資産が同じになります。アベノミクスは一握りの超富裕層への富の一極集中を生み出しました。アベノミクスの破たんは明確であり、更に、格差を拡大する消費税増税は中止すべきです。安倍政権も参議院選挙前には消費税増税の「延期」を決めるとの見方も広がっていますが、選挙目当ての「延期」は増税を先延ばしするだけです。増税に固執する安倍政権には、政権を担い続ける資格はありません。消費税増税は延期ではなくきっぱり中止する政権を作りましょう。
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安倍首相は、消費税を10%に増税しようとしています。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。