本日、9時19分、岩国基地に一時駐機していたオスプレイが試験飛行を開始しました。
今日、合計7機のオスプレイが試験飛行を行った模様です。
山本知事は、オスプレイの試験飛行開始に対してNHKの報道によると「安全性に対する県民の懸念が払拭されていないなかで試験飛行が始まり、本当に遺憾に思う。国からは試験飛行の開始に関する詳しい連絡は何もなかった。地方自治体としては試験飛行を止めるのは不可能で、国は県民の不安の解消や安心・安全の確保にすべての責任を負うべきだ。県としての対策は今後の状況をみながら考えていきたい」と話しました。
7月25日の県や岩国市の国への要望項目に、「仮に安全性が確認できなかった場合には、陸揚げされた機体を一旦持ち帰るよう米側に求めること」があります。このまま試験飛行の継続と沖縄への配備が強行されてはなりません。山口県はこの点を改めて国に求めるべきです。
また、7月25日の要望項目に、「岩国飛行場に長期にわたりオスプレイが駐機されることがないよう必要な措置を講ずる」とあります。オスプレイの岩国駐機が長期化すれば、県は、国に明確な抗議と対策を求めるべきです。
更に、先述した文書には、「これまで国の外交・防衛政策に協力するとの姿勢で対応してきた県や地元自治体と国との信頼関係を損ねることになり」とあります。オスプレイの陸揚げに続く試験飛行の強行を受けて、県は、国の外交・防衛政策に協力する姿勢を見直す具体的な措置を検討すべきだと思います。
今回のオスプレイの試験飛行の強行は、国が、県民の平和と民主主義を脅かしたことを意味します。
今日は、オスプレイ試験飛行強行に抗議する集会が岩国・下関・山口で行われました。
平和と民主主義を守るため、県民が連帯して「オスプレイはアメリカへ帰れ」の声を強めていく時ではないでしょうか。
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沖縄に配備する機体のテストを、岩国で?
岩国に配備する機体のテスト飛行なら、道理は通ってるのですが。
強く反発すれば、そのまま沖縄へ運んで、向こうでテスト飛行という流れのはず。
それどころか、下関では市街地上空を飛んだとか。
県が条件を出して、海上のみに限定すれば、普天間基地問題へのエールになったものを。
沖縄の知事は、試験飛行への抗議で上京とか。
実際に飛んだ山口県の知事こそ、上京するべきでしょう。
by やまもと — 2012年9月24日 17:53 PM