2月28日、NHKは、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会が国に要請を行ったことについて次のように報じました。
「戦時中の水没事故で183人が犠牲になった山口県宇部市の海底炭鉱『長生炭鉱』で、遺骨収集を目指す市民団体が東京を訪れ、国に調査への協力を求めました。山口県宇部市の海底にあった『長生炭鉱』では、戦時中の1942年2月に坑道の天井が崩れて水没する事故があり、183人が犠牲になりました。80年以上残されたままになっている犠牲者の遺骨を収集するため、市民団体は去年から坑道での潜水調査を行っていますが、今のところ見つかっていません。28日は市民団体の代表などが東京での国の担当者と面会し、調査への協力を求める請願書を手渡しました。この中では、厚生労働省に費用や技術面での支援を求めているのに加えて、外務省には犠牲者に136人の朝鮮半島出身者が含まれていることから韓国政府との協力体制を構築することなどを求めています。市民団体によりますとその後、非公開で行われた話し合いで国は『調査の安全性の確保ができない』などとして具体的な対応を示さなかったということです。市民団体は、ことし4月に次の潜水調査を行いことにしています。国に協力を要請した『長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会』の井上洋子共同代表は『4月の調査結果を踏まえて、今後も国に訴えていきたい』と話していました。」
国の責任で、遺骨収集と遺族への返還が実現するよう、引き続き、県議会議員として、刻む会の運営委員として、微力を尽くしていきたいと思います。
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