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県立学校を含む県有施設の和式3000器を新年度から5年(36億円)かけて洋式化にする計画示す

 19日、読売新聞は、新年度予算の内、県有施設のトイレ洋式化について次のように報じました。
 「県は18日、県庁舎や学校などの県有施設のトイレについて、2025年度から5年間かけて和式の大便器約3000器を洋式化する方針を明らかにした。総事業費は約36億円を見込んでいる。県管財課によると、整備対象となるトイレは、議会棟や警察棟を含む県庁舎、出先の総合庁舎など約590器、県立学校約1460器、博物館や美術館、公園など県民利用施設約950器。いずれも温水洗浄・暖房付きの便座への改修を基本に検討している。25年度は県庁舎と県立学校などで着手する予定で、一般会計当初予算案に約5億3800億円(一部は2026年度までの債務負担行為を設定)を計上した。トイレの洋式化を巡っては、県は昨年12月、県庁舎について2年間かけて改修することを表明。ほかの県有施設のトイレも洋式便座が少ないため、所管課が現状調査や整備のあり方を検討していたが、この機会に和式の残る全ての施設で取り組むことを決めた。」
 日本共産党県議団は、新年度予算要望で、「県立学校では、全てのトイレの洋式化を目標にした計画を策定して、年次的に改善をはかる」ことを求めてきました。
 昨日明らかにされた新年度の「当初予算(案)の概要」に、県有施設の和式便器約3000器を整備対象とし、県立学校もその対象とすることが明らかにされています。
 県が新年度、県立学校を含む県有施設全ての和式トイレを対象に、洋式化を目標に計画を策定したことを評価したいと思います。
 また、私が、11月県議会で求めていた中小企業の賃上げ制度の継続のための予算や、避難所整備のため、テント式パーテーション、簡易ベット、簡易トイレなどのための予算が計上されていることも評価したいと思います。みほり学園整備事業も新年度に予算化されています。
 一方で、子どもの医療費助成制度拡充や学校給食費無償化を行う市町への支援などで予算化されていないのは残念です。
 更に、下関北九道路整備のための調査費など、大型公共事業を推進するための予算が計上されていることは問題です。
 また、きらら博記念公園交流拠点事業に7億3651億円の予算が計上されていることにも疑問が残ります。
 県議会は来週から始まります。しっかり調査し、成果と課題を整理し、しっかり質問していきたいと思います。
 新年度予算の概要が、県のホームページに掲載されています。皆さんのご意見をお聞かせください。

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