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県は、岩国基地周辺でのPFAS調査を早急に実施すべき

 11月28日、しんぶん赤旗日刊紙は、米軍岩国基地でのPFAS問題について次のように報じました。
 「米軍岩国基地(山口県岩国市)付近の水域で国の暫定目標値を超えるPFAS(有機フッ素化合物)が民間団体による調査で検出されたことなどを受け、岩国市は年内にも水質調査を行うことを明らかにしました。同基地付近のPFAS検出については今年8月、米国の平和団体『平和を求める元軍人の会』が、基地遊水池とつながる今津川河口付近で採取した水からPFOS・PFOA合計で1㍑あたり89・3ナノグラム検出されたことを明らかにしました。また同市の市民団体『瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク)(瀬戸内ネット)は13日、基地遊水池で採取した水のPFOS・PFOA合計値が1㍑あたり176・6ナノグラムあったと発表。国の暫定目標値(同50ナノグラム)の3・5倍です。瀬戸内ネットの久米慶典事務局長は『全国の基地周辺でPFASが検出された問題意識は持っていたが、実際に高い値が出て驚いた。実態解明と影響を調べることが必要だ。水や土壌検査、米軍・自衛隊のPFASを含む泡消火剤使用歴を公開させるよう市に申し入れた』と話します。市は水質調査について『いわゆる排出源を特定するためではない』と表明。過去に環境省や山口県が調査した基地沿岸や沖合海域などを基本に調査場所を決めるとしています。瀬戸内ネットは26日、基地に隣接する水路や遊水池も調べるよう市に要請しました。日本共産党岩国市議団は9月市議会で、市独自の調査や市民の不安解消のための対策を要求。国がPFASと米軍基地の因果関係を認めていないことについて『基地内の検査ができていないからだ』と日米地位協定の支障を指摘し、国への働きかけを求めました。」

  私は、来週行う一般質問で岩国基地のPFAS問題を取り上げる予定です。

 9月県議会で岩国基地周辺でのPFAS調査について県は「岩国市の依頼内容を確認し、国とも連携しながら、調査の必要性について検討」すると答えました。

 10月22日、岩国市は、国や県にモニタリング調査を依頼したと報じられています。

 県は、早急に調査を実施するよう求めていきたいと思います。

 岩国基地とPFASについて皆さんのご意見をお聞かせください。

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