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河川環境美化活動助成事業は「助成額を増やし、希望する団体については毎年助成すべき」と求める

 私は、9月30日に、一般質問で登壇しました。
 今日は、土木行政の内、河川環境美化活動助成事業について報告します。
 県管理河川である中川では「中川をきれいにする会」が、毎年、地元中学生を含め、500人以上が参加して清掃活動を行っています。
 県の河川環境美化活動助成事業は、隔年しか受けていません。情報公開で入手した各県土木事務所が県内市町に発出した助成対象団体の推薦に関する文書に「前年度助成を受けた団体については対象外とします」とあります。
 毎年の助成団体は50団体程度で、300万円弱の予算しか確保されていません。
 私は、「助成額を増やし、希望する団体には毎年助成すべきだ」と質しました。
 大江土木建築部長は「お尋ねの事業は、河川愛護思想の普及啓蒙及び河川の環境美化を図るため、ボランティアで河川環境美化活動を行っている団体のうち、原則5年以上継続して活動を推進しているなど、特に優良な団体に助成を実施しているものだ。県としては、河川に対する愛護意識を醸成し、環境美化への自発的な取組を促すことを目的に、必要な予算を確保し、河川環境美化の取組に対する支援を行うこととしており、現時点で、助成額を増やすことは考えていない。なお、『原則として前年度助成を受けた団体については対象外とすること』という条件は、一定の予算の中でより多くの団体が助成を受けられるよう設けているものだ」と答えました。
 中川では、清掃後に集めた草は宇部市が処理しています。
 私は、「集めた草は県が処理すべきだ」と質しました。
 大江部長は「『中川をきれいにする会』の清掃活動で集められた草については、市民の清掃活動により発生したものであることから、市で処理していただくことが適切であると認識している」と答えました。
 

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